劇場公開日 2026年1月9日

コート・スティーリングのレビュー・感想・評価

全287件中、1~20件目を表示

4.0アロノフスキーの変化球、判定はストライク

2026年1月10日
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ニコ

4.5「ブラック・スワン」の監督による初のエンタメ作品。映像✖️脚本✖️演技がレベルの高い相乗効果をあげているアクション・クライムムービー。

2026年1月11日
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タイトルの「コート・スティーリング」とは、野球用語で「盗塁失敗」のことで、一般的には「チャンスを掴もうとして失敗する」ことを意味します。
本作は、この原題の小説の実写化で、野球が好きで野球での成功を夢見ていた主人公ハンクが人生で上手くいかないことを表しています。
主人公が隣人のネコの世話を頼まれただけなのに、日常が一変していく様を描いていて、展開の読めない怒涛の「アクション・クライムムービー」。
本作で最も注目すべきは、アカデミー賞において「作品賞」「監督賞」「主演女優賞」「編集賞」「撮影賞」の5部門でノミネートされ、ナタリー・ポートマンが主演女優賞に輝き日本も含めて世界的に大ヒットした「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督作品であることでしょう。
しかも、これまでは一貫してダーク目であったり小難しい作品を作ってきていたのですが、初の「純粋に楽しめるエンタメ作品」となっています。
アクションシーンは、これまでの作風の延長線上で多少は過激なシーンもありますが、「エルヴィス」(2022年)でエルヴィス・プレスリーを演じアカデミー賞で「主演男優賞」にノミネートされた主演のオースティン・バトラーが全てのスタントを演じていて、「リアリティーのあるエンタメ作品」でもあります。
原作者自らが映画用に脚本を書いたことで映像、脚本、演技のどれもが上質なレベルで相乗効果をあげていて、見ておきたい1作に仕上がっています。
個人的にはラストのエンドロールの遊びは趣味趣向が合う人と合わない人が出るかと思いますが、「せっかくの楽しめる作品なんだから最後まで徹底的に」といった、監督のクリエイターとしての矜持のようなものを感じます。

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細野真宏

4.0いやいや盗塁失敗どころか!

2026年1月26日
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楽しい

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弁明発射記録

4.5巻き込まれ型サスペンスの典型。とはいえ、出てくる危ない奴らが半端なく、主人公は如何にして危機を乗り越える?

2026年1月26日
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アロノフスキーがこんなブッ飛んだエンターテイメントを撮るなんて!
でも、主人公が精神的にも肉体的にも極限まで追い込まれるのは、やはりアロノフスキーか。

ちょっと汚くて、かなり痛そう…。

元ハイスクール球児で、ケガで大リーグ入りの夢を逃して今はしがないバーテンダーをしているハンク(オースティン・バトラー)が、裏社会の大金争奪戦に巻き込まれるクライム・サスペンス&バイオレンス・アクション。
つい最近『世界一不運なお針子の人生最悪な1日』という長い邦題の映画があったが、こっちも負けず劣らず不運で、しかも最悪な日は1日では終わらない。

ハンクは、イカれた(ように見える)アパートの隣人(マット・スミス)に猫の世話を押し付けられる。隣人は父親が危篤でロンドンに帰省するという。
猫を預かったのが運の尽きで、ロシア人ヤクザに暴行されるわ、ユダヤ人の殺し屋に追いかけ回されるわの大災難。
恋人のイヴォンヌ(ゾーイ・クラヴィッツ)、バーのオーナー(グリフィン・ダン)なども巻き込んでしまうのだった。

1990年代のニューヨークが物語の舞台で、ロケーション撮影なのに、フラッシングメドウの公園の隣にシェイ・スタジアムが存在しているかのように演出していたり、バスの車体に描かれた広告や店舗の看板などで、知っている人には90年代だと分かる仕掛けが散りばめられている。
“地上を走る地下鉄”の高架はおなじみの風景ではあるが、『フレンチ・コネクション』(’71)を思い出させもする。
ニューヨークの場末には、あれほど反社会的勢力が闊歩しているのかと改めて身震いするが、『キング・オブ・ニューヨーク』(’90)や、『ギャング・オブ・ニューヨーク』(’02)に代表されるニューヨーク・マフィアの抗争を描いた映画も少なくないので、さもありなん…か。

登場するキャラクターがどれも個性的で面白い。
特にユダヤ人の殺し屋兄弟(リーヴ・シュレイバー、ヴィンセント・ドノフリオ)が傑作だ。神を敬虔に崇拝していて、母親をこよなく愛する殺し屋は、安息日だから車の運転はしないが、殺しはやるのだ。
女刑事のローマン(レジーナ・キング)は堂々たる佇まいだ。ニューヨークの名物菓子ブラック&ホワイトクッキーを「たまらない」と言いながらもほんの先端しかかじらない。ニューヨークの多人種を比喩しているとされることのある菓子を本当に好きなのか、それが分からないのだ。
とにかく、トイレを借りる警官やゴミ置き場で寝ているホームレスという端役の端役まで、キャラクターが確りしていて感心する。

ローマン刑事が「反応を見ている」という尋問のルーティンや、ニューヨークに住みながらサンフランシスコ・ジャイアンツをこよなく愛するハンクの可笑しさなどを布石に使っているのも上手い。

なんの罪もない猫は災難だが、大人しくハンクのバッグに収まっているのがなんとも愛らしい。

主人公のハンクは酒に酔うと前後不覚に陥ってしまう欠点がある。根は真面目なバーテンダーだが、本当は自分はこんなところで暮らしているはずではなかったのだと思っていて、恋人に配慮のない言葉を浴びせてしまうことがあったりする。
それでも毎日母親に電話することを欠かさず、ホームレスにも親切な好青年なのだ。
多くの犠牲を払ってしまったハンクは、最後に自分のことばかり考えていたと反省するに至る。ここにハチャメチャな物語の教訓を匂わせるのだが、本当の教訓はただ一つ…
〝シートベルトはちゃんと締めましょう〟

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kazz

2.5巻き込まれ系全員悪い奴ムービー

2026年1月26日
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しっかりエンタメクライム映画でした。
全員ヤバい奴、主人公もかっこよく優男だけどダメなやつ、下半身もしっかり緩い感じで好感です。
アクションを見せるというよりもイメージの連なりで語って行く他にあまりない手触りの映画で楽しく観ました。
姿勢低く頭突きで突進が必殺技のあいつはイカれ具合も良かったですね。

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あした

3.0今イチでした。

2026年1月25日
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全体に共感出来ない、違和感を覚える、の連続で楽しめませんでした。序盤で単なる隣人の主人公があそこまで執拗に叩きのめされるシーンで違和感があり、そこからずっと微妙な感覚のまま観賞、終盤には退屈すぎて早く終わらないかな、となっていました。
若い人には合うのかも知れませんが、自分には刺さりませんでした。
唯一、猫がめちゃくちゃ可愛かった点は良かった。

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はりすん

4.0ほぼハッピーエンド

2026年1月25日
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怖い

興奮

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dsk

3.5終盤に畳み掛けてくる映画

2026年1月25日
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pekepeke

4.0応援したくなる主人公

2026年1月25日
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怖い

興奮

とにかく主人公が不憫で可哀想で、早く彼を解放してやってくれと悪役に対してずっと思ってしまった
血が流れたり暴力シーンもあるが次々と色んなことが起こるので楽しめる映画だと思う
不幸の輪廻に巻き込まれた主人公をずっと見ていたのでエンディングはとても爽やかで見てるこっちも少し救われる感じがあった

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東村

4.0あの頃のNY

2026年1月25日
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興奮

驚く

ドキドキ

街も人も空気も音楽も全てがかっこよい

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ジーナ

5.0リズムの良い展開

2026年1月24日
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mason

3.598年のニューヨークの街感がよく出ているような感じでサラっと見られ...

2026年1月24日
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98年のニューヨークの街感がよく出ているような感じでサラっと見られるクライムアクションスリラー作品。MLBドラフト候補だったハンクは高校時代のアクシデントによって夢がついえて今はしがないバーテンダーにあまんじていたが、とある日にアパートの隣人から猫を預かってほしいと頼まれたことから大金の絡んだマフィアどうしの抗争に巻き込まれるお話し。殺人があっても詳しく描写せずにホントにサラっと流していくので展開が早い。ハンクは毎日のようにママに電話をするのだがそのママがラストに顔出ししてびっくりする女優さん。90年代の良き時代を上手く演出して流れるような展開のまずまずの良作だった。

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maku

3.5ダーレン・アロノフスキーの新境地?

2026年1月23日
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笑える

楽しい

ダーレン・アロノフスキー監督と言えば「ブラック・スワン」では栄光を掴み取るための執着心と狂気を、「ザ・ホエール」では救いようのない主人公が徐々に人間らしさを取り戻して行く様を骨太でダークな作風を得意とする監督だと思っていました。
そして本作「コート・スティーリング」はそれとは異なるコメディ作品。

『えっ?あのダーレン・アロノフスキーがアクション映画を!?』

一抹の不安を抱えながらの鑑賞でした。

撮影が「ブラック・スワン」からタッグを組むマシュー・リバティークが担当していることもあって過去作からのテイストは失う事がなく楽しめた作品でた。

そして、なんと言っても主演のオースティン・バトラーの演技には好感が持てました!

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クロレッツ

3.0バブル後オウム後のブルセラ子ギャルの頃。

2026年1月23日
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ダレアノ監督、流石巧い。
98年、昭和?な猥雑さを引きずるNY、
911以前、スマホ以前。
酒、煙草まみれ。
我が国ではバブル後オウム後の
ブルセラ子ギャルの頃か。
婆さんが無邪気に地元球団を愛する
温もりを懐かしむ筆致に少し泣いた。
80‘90’映画は全部これ系だった。

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きねまっきい

5.0GO!ジャイアンツ!

2026年1月23日
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冒頭なんとなく軽いタッチのクライムムービーくらいに思っていたら、結構なノワールものだった

ダーレン・アロノフスキーだからね、それはそうなのだが…

所々ブラックに笑える要素があり、キャラもぶっ飛んだ奴(マット・スミス、ジョー・ペシ並みのブチギレロシアンマフィア、ユダヤ人兄弟…)ばかり

猫映画でもあり癒し効果もあるのだが、登場人物がドンドン◯◯でいくのも…

オースティン・バトラーのキャラの軽さで薄まってはいるものの、内容はヘビーだが個人的には楽しめた

オチに出てくるあの女優も必見!

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たれぞう

3.5疾走感がすごかった

2026年1月23日
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ドキドキ

カワイイ

疾走感のある映画だった。

野球メジャーリーグのドラフト有力候補だった主人公。
しかしドラフト直前に車を運転してて交通事故を起こし、隣に座っていた友人が死んでしまい
メジャーへの夢は絶たれ、もう10年以上、バーテンダーとして「逃げの人生」を送ってる。

ある日、モヒカンの隣人から「猫を預かってくれ」と頼まれ
預かったことから、ロシア+プエルトリコの怖い奴らとか
ユダヤの敬虔ながら殺人にためらいのない怪物兄弟とか
色んな敵から命を狙われることとなる。

実際に、とても人間のできていた彼女は頭に銃弾を撃ち込まれ絶命。
この事件以降、「逃げていた」主人公は覚醒し生き延びるために必死になる。そして自分に襲い掛かってきた敵を全て倒し、最後は意外な展開を見せる。

「人生、逃げてちゃダメだ!」という強烈なメッセージだった。

1998年のNYが舞台ということで、当時の空気感とか、色んな人種がそれぞれにコミュニティをつくってることとかがリアルに再現されてた。

猫かわいい!!
ネコもモヒカンにしたら
海外に行く時に
あの人と見分けがつかなく....
そうはいかないか(笑)

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にっく

3.5テンポがよくて音楽センスが良い

2026年1月22日
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驚く

ドキドキ

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たーちゃん3号

4.0巻き込まれ犯罪

2026年1月22日
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エンタメに振り切りつつ監督センスも光る最高の一作

猫のお世話を起点に犯罪に巻き込まれる、その流れる様な巻き込まれ事故のドライブ感とテンポ感が心地いい

主人公のダメさはあるけど、みんな応援したくなる好青年になってる造形が素晴らしい、猫含め全員の演技が光る

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るる

3.5実写版GTAかな

2026年1月22日
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いい感じに派手
テンポ良く進むストーリー
そして一人ぼっちの大団円
楽しい作品でした。

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みのまる

3.5ちょっとクセのあるクライムコメディ

2026年1月22日
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興奮

カワイイ

 映画冒頭でアマチュア野球のホームスチールのシーンが出てくる。見事にサヨナラ勝ちを収めるのだが、主人公ハンクの人生はそう簡単にハッピーエンドを迎えない。そこに現実と理想のギャップを見てしまう。現実はそんなに簡単に上手くいかない…というシニカルなメッセージが感じられた。

 ハンクはメジャーから声がかかるほどの将来有望な野球選手だった。しかし、自動車事故を起こして、その夢は途絶えてしまう。現在は場末の酒場でバーテンダーをしながら酒漬けの日々を送っている。一応看護師をしている恋人がいるが、母親共々サンフランシスコ・ジャイアンツの大ファンで生粋のマザコンでもある。そんな人生どんづまりな彼が隣人のトラブルに巻き込まれて散々な目に遭う…というのが本作の大筋である。
 いわゆる巻き込まれ型サスペンスだが、そこかしこに意地の悪いブラックな笑いが仕込まれていて中々面白く観ることが出来た。

 そして、一見するとスラップスティックなドタバタ騒動に見える本作だが、何だかんだ言って最後には教訓めいたメッセージで締めくくられる。ハンスは全ての原因が無責任な自分自身にあった…ということを自覚するに至るのだ。要は、苦い過去から目を背けていては前に進めない…ということなのだろう。

 製作、監督は鬼才ダーレン・アロノフスキー。本作には同名の原作小説(未読)があり、脚本も原作者自身が務めている。

 アロノフスキーと言えば、「ザ・ホエール」や「マザー!」、「ブラック・スワン」といったダークで悪夢的な作品が思い浮かぶが、本作はこれらとは一線を画した明快なエンタメ作品となっている。彼本来のエッジの利いた演出や幻惑的な映像も見当たらず、正直過去作を観ている者からすると生温く感じてしまった。
 ただ、監督の中ではたまにはこういう通俗的なエンタメも撮りたいという欲求があったのかもしれない。実際、クライムサスペンス映画としては及第点の出来で、アロノフスキーの職業作家振りも中々板についているという感じがした。

 ハンクを取り巻くサブキャラも物語を賑々しく盛り上げている。大金を巡って対立するロシアン・マフィアとユダヤ人のマフィア、事件の元凶となる隣人のラス、健気な恋人イヴォンヌ、そして大金の隠し場所の鍵(?)を握る飼い猫にいたるまで夫々に無駄のない立ち回りで物語を軽快に転がしている。

 幾つか意表を突く展開も用意されており、特にイヴォンヌの退場については驚かさた。通常、この手の作品では主人公の傍に寄り添うヒロインは最後まで残すものだが、本作はそれを逆手に取っている。

 一方、ローマン刑事の見顕しやクライマックスの展開はもう一捻り欲しい所である。容易に想像がついてしまった。
 また、白昼堂々の銃撃戦や終盤の空港のシーン等、突っ込み所も幾つか目についた。

 さて、時代背景が1998年ということで、当時のニューヨークの風景が懐かしく再現されているのも今作のもう一つの見所であろう。当時のニューヨークと言えば、ジュリアーニ市長による浄化政策で雑多で猥雑な街並みがすっかり小奇麗になっていた頃である。特に、チャイナタウンを舞台にした追跡劇はロケーションが上手く活かされていると思った。

 また、劇中にはサンフランシスコ・ジャイアンツの試合が度々流れてくる。折しもシーズン終盤、チームがポストシーズンに進出できるかどうかという時期で、ハンスと母親は常に勝敗を気にしていた。最後の方に、かのバリー・ボンズの姿がテレビに流れて少し懐かしくなった。

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