劇場公開日 2007年4月5日

「盲目のヒーローという設定は新鮮で楽しい。ブルズアーーイ!」デアデビル アルさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0盲目のヒーローという設定は新鮮で楽しい。ブルズアーーイ!

2021年11月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

単純

聴覚という表現が難しい五感の一つを、鑑賞者に視覚として魅せる手法がとにかく秀逸。超感覚という設定も、そこに至るプロセスもとてもわかりやすく良い。

細かな伏線も多く、現在➡︎過去➡︎現在と上手く繋げての展開、悲しい経緯のヒーローというのを丁寧に観せてくれる。

だが、良くも悪くもMARVELっぽくない作品。DCで言うと【V フォー・ヴェンデッタ】の様な位置付け?シリーズの仲間に入れてもらえない感。何かが足りないのが非常にもどかしい。

世界観や雰囲気は【BATMAN】に近く、全体的にダーク。だからこそのベン・アフレック演じる"盲目の弁護士"デアデビルに違和感なく入れる。良い演出が多かったが、暗いシーンで分かりにくく勿体ない場面もチラホラで残念。

ラストの展開は、期待してしまった分『おっ』と思ったが賛否分かれる所。MARVELなのでラストはスッキリしたかったと率直に思ってしまった。

個人的にコリン・ファレルが好きなのだが、大袈裟過ぎるくらいにブッ飛んだ殺し屋"ブルズアイ"が、ツボにハマった。こういうリアルっぽい漫画チックな設定も悪くない。コスプレ期待してたのになぁ。。。ブルズアーイ!

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アル