「ありのーままのービョーク」ダンサー・イン・ザ・ダーク トレパンさんの映画レビュー(感想・評価)
ありのーままのービョーク
周囲に音が満ち、セルマは歌い出す
彼女は恍惚の表情を浮べ、そして不幸が訪れる
ミュージカルパートが終わると必ず不幸な展開になり、ビョークの歌声に酔いしれながら直後の展開に陰鬱となる
最後から2番目の曲は、彼女が音となる、歌となるアカペラ
悲しみに負けず、明るく振る舞うだけがミュージカルでは無いのだ
悲しみをそのまま表現する、とても大事な事だ
この作品を観ただけで、アーティスト・ビョークを知ったつもりにさせてくれる、そんな映画。
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