「音楽は人を救えるのか?」ダンサー・イン・ザ・ダーク だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽は人を救えるのか?
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この映画のラストシーンは、多分一生忘れないと思います。それくらい印象に残るラストでした。
僕は、この映画が公開されて、しばらく経ってから映画館に観に行ったので、いろいろと前評判は聞いていました。主演のビョークはアイスランド出身の歌手で、この映画のほとんどの曲を作っているんですけど、僕はこの映画を観るまでは、ビョークという歌手の事を全く知りませんでした。
でも、この映画を観終わって、すぐに映画のサントラのCDを買ってしまいました(笑)
映画の本編は、ドキュメンタリーっぽい映像で進みます。その中に、突然ミュージカルシーンが入るんですが、全く不自然には感じないし、逆にドンドン映画の世界に引き込まれてしまいます。
ビョークの歌声、表情、瞳。
時にはあどけない子供のような顔になったり、時には大人の女性の顔つきになったり。
映画を見ている間、すっかり主演のビョークの世界に浸かってしまったような感じでした。
ビョークの演じる主人公のあまりにも過酷な運命。ドキュメンタリータッチのストーリー部分とミュージカルシーンの映像の対比。主演のビョークの歌と演技。その全てが凝縮された「あのラストシーン」。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は僕にとって、忘れられない映画の一本です。
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