劇場公開日 2026年2月7日

ミックスモダンのレビュー・感想・評価

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2.5金の稼ぎ方と使い方を教えてくれる人

2026年2月8日
Androidアプリから投稿

単純

難しい

幸せ

仲間と共謀して強盗をしたことで1年間少年院で暮らした主人公と、彼の身元引受人になったお好み焼き屋の店主夫妻の話。

クソガキどもが事件を起こす様子からの、人が変わったようにマジメな態度になって身元引受を懇願した少年が、迎えに来たお好み焼き屋店主と共に退院をして始まって行く。

1年前に元従業員が…は良く分からなかったけれど、他にも同じ様に引き受けた従業員たちの話しやお好み焼き屋夫婦の不妊事情をかなり強調した流れを絡めつつ、主人公の家庭事情をみせたり、昔の仲間とつるむ様子をみせたり…。

主人公の過去の火のこととか、彼女の過去や男の素性とか、ここに来て後出し?みたいなところもあったし、身元引受人夫婦の事情をみせるパートが多過ぎてダルく、長く感じる部分もあったけれど、「切っ掛け」に繋がる物語でなかなか面白かった。

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Bacchus

3.0ドキュメンタリーのような人間模様

2026年2月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

お好み焼き屋を経営しながら元受刑者らを雇う夫婦と少年院上がりの青年のお話です。

少年院を出て更生を目指してお好み焼き屋で働き始める勇人ですが、次第に道を外していきます。度重なる出来事に、なかなか人は変われないのか…と思わされながらも博之の懐の大きさが救いとなり希望も感じました。

上映後には舞台挨拶があり、監督兼博之役を演じた藤原さんは実際に関西で保護司をされているとか。

更生を目指す者だけでなく、夫婦の問題やお店に対する誹謗中傷など様々な人生が重なるまさにミックスモダンな作品でした。

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Yum

5.0驚くほど優しすぎて泣ける

2026年1月28日
スマートフォンから投稿

泣ける

知的

犯罪を犯した人を引き受ける人がいることは知っていたけれど、こんなに大変だとは知らなかった。自分にできるだろうかと思うとできない。他人ではなく本当に「我が子」のように接するのだ。親の愛情を欲しがっている子ども。子への無限の愛を与えたがっている親。親はただただ子どもがどれほど愚かでも見守る。愛する。この単純で誰もができると思っている奇跡みたいなことは難しい。
勇人が子どもの頃から渇くほど欲しがっていたものをお好み焼きの店長と奥さんは与えた。
自分の子供だと思えばよくある話なのかもしれない。けど他人だ。しかも大きくなった、他人だ。そこにこの作品の根底に流れる愛の深さが滲む。
良作であり、鑑賞後の余韻がいい。

こういう活動は自分には無理だとわかっている。けれど泣き腫らした目で帰りにスマホで「受刑者 雇用」と調べる自分がいた。まだ見ぬ誰かの孤独のことを考える。行きと同じうるさいはずの電車の音は帰りは聞こえない。邦画の良さが体に沁みる。
希望と愛が満ちる。
いい映画です。

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もえぎの