栄光のバックホームのレビュー・感想・評価
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野球ファンではないので
話は良いんだと思います。
ただ、実存の人物を有名俳優がやると、どうしても滑ってしまう…
これなら、掛布や川藤を彷彿させる架空の人物に置き換える部分的なフィクションが良かったのかも?
野球ファン、もっと言うと阪神ファンなら、もっと違う意見があるんだろか?
野球ファンではないので、このバックホームの試合のことも知らないし、横田選手も知りませんでした。
ただ、阪神優勝の際に、横田選手のユニフォームも一緒に胴上げしたことが事実なら、それはすごく感動的なことだと思った。一方で、それだけ多くの選手や関係者に影響を与えた選手であるのなら、描き方は微妙かなぁ…と。
他にも掲げるべき人を差し置いて、横田選手だけを掲げる理由が見えない(もっと多くの人も掲げられていたのか否かも不明だけど…)。
ちなみに、朝一番の上映で、観客は私一人でした。
一日一生という気持ちで
2013年のプロ野球ドラフト会議で、阪神タイガースから2位指名を受けた鹿児島実業高校の横田慎太郎。3年目の2016年にはオープン戦で大活躍し開幕戦一軍のスタメンに抜てきされ、2試合目で初ヒットを記録するなど、将来を嘱望されていた。ところが2017年の春季キャンプで慎太郎はボールが二重に見えるという異変が生じ、医師の診断を受けると脳腫瘍と判明した。それから慎太郎は、家族や恩師、チームメイトら多くの人々に支えられながら、手術を受け、腫瘍は除去し、退院後リハビリもこなしたが、目は回復しなかった。2019年9月の2軍での引退試合では、2アウト2塁からセンター前ヒットをバックホームで捕殺しスタジアムを感動に包んだ。その後、自らの経験を生かして講演会などを続けていたが、骨髄への転移、そして脳腫瘍の再発、となり、闘病の末2023年に28歳で亡くなった。そんな横田慎太郎の生涯を描いた作品。
阪神ファンでは無いが、現役時代の横田は打球の飛距離が凄く、守備も肩が強く走塁も素晴らしい3拍子揃った大型外野手だったのは知っていた。特に2軍の公式戦での成績は素晴らしく、1軍でバリバリ活躍し糸井のようになれる逸材との評価だったと記憶している。
そんな横田だが、成績はあまりパッとはしなかった。これからという時に病気になったから仕方ないが、1軍で38試合しか出てない選手を映画の主人公にするのはどうなんだろう?
脳腫瘍の病に倒れたプロ野球選手と言えば、炎のストッパーと呼ばれ新人王にもなった広島カープの津田恒実が居たが、横田は津田ほども活躍してない。
1歳年上の先輩北条も、大谷翔平、鈴木誠也、藤浪晋太郎、田村龍弘、など同じ年に高校からプロに入った選手と比較するとパッとしないし。そこもどうなんだろう、と感じた。
どちらかといえば、父の横田真之の方がプロ野球での実績を積んでいたのだけど、やはり人気球団阪神タイガースの選手だったからとりあげたのかな?
せっかくなら、1軍で活躍した実績有る選手を素材に使ってもらいたい、と思った。
掛布、和田、金本、などなど、誰一人似てなかったが、まぁそこはどうでもいいけど。
母役の鈴木京香が泣かせにくるがちょっとしつこいと感じた。終盤に父役の高橋克典に対し、なんもかんも中途半端、などと暴言を吐くシーンは、なんだこいつ、と思ってしまった。
慎太郎役の松谷鷹也は素晴らしい体格と鍛え抜いた体とバットスイングでも本物らしくて良かった。
一日一生、あの言葉は良かった。
ハンカチ必須
28歳まで全力で人生をかけた生き様
事実をそのまま映画化。尚更リアリティな感動を受けた。この映画の中に幾つかの奇跡が織り込まれている。殆ど目が見えない状態で奇跡的な捕球と矢のようなバックホーム。現地調査をする中で家族の他に鹿児島にはもう一人、横田を静かに見守った人がいた。天国に行く早朝、お世話になった先輩、同僚などにお礼の挨拶をした形跡が発見された。休みの日に起きるはずの無い早朝5時前に何故か皆んな起きていた。物語はそこから色んな展開へと。
小さな目標でもいいので少しずつ、少しずつ、前に進んでいってください。絶対に幸せの瞬間は訪れると思います!
泣かせにくるレベルは高レベル 横田さん 及び家族の人柄に打たれた。 しかし『お偉いさん』の説教で違和感MAX
本作の良いところ 是非 映画館で確認して❗️
・映画は映画だから 台詞が全て事実では無いと思うが 根本は事実 だから エンドロールと相まって 中々心打たれる作品
•泣かせの波状攻撃 浪花節。涙腺弱い人は 人によるが 半分くらいはやられてしまうかも
・主演松谷鷹也さんが 新人の割には大健闘、広島福山ローズファイターズの練習生経験 故人のご本人との親交 が生きている
・鈴木京香さんの母親が 極めて普通な息子への愛 それって普通 極めて真っ当 故に 逆に感動
・やっぱり 横田慎太郎さんの 謙虚な人柄に惹かれた。
・この映画 コスパが良いタイパが良い。1回鑑賞で 全て味わえるから 俺的に二度見は無い。
・やはり 人の生き死には切実なだけに 描写に感動。
本作の意外と良かった点
・俺は スピッツ世代 ゆずさん苦手 甘すぎて で危惧したが 抑えた音量で 映像の邪魔にはなっていなかった。製作陣の勝利。まあ カレー🍛で言えば 美味い福神漬け らっきょ
・最後のエンディング ご本人映像が良かった。
・野球映画というのは 大抵 大物俳優が演ずるから プレー場面がイマイチなんだけども 本作は 主役もプレー経験あり
大物俳優は プレー場面ないから かえって良かった。
・掛布氏も 金本氏も 川藤氏 も 平田氏も 全く全く似てないのだけれど 映像的には🆗
改善要素と思われる
・岡田監督氏 実映像チラ見せ2回 彼も 最後の頂点 なんだから もちコット出してやれ
・もう 後半は 泣かせ攻撃 俺の涙腺もやばく 旧日本軍の南方戦線防衛 くらい苦戦した
しかし 泣かせの場面 長すぎだよ。おかげで冷めた 旧日本軍と違い 涙腺防衛成功
まあ 総合的には 事実という根拠で 涙腺崩落の人も多い作品でしょう。
どうかと思いました点。
・最後の『お偉いさんの 説教的文言』正直言って不要。俺はお客様だけど この人何様❓説教される筋合いは無い🈚️
・有料パンフ🈶もこの人の対談 もう受け付けられない。この映画の主人公ご本人が素晴らしいだけに・・・
はっきり言います 本作は 横田慎太郎さんの映画です。
大物俳優 勢揃い なぜ❓
野球選手 早逝は 南海の久保寺さん ダイエーの藤井さん 巨人の湯口さん・・・
映画はシロウト でも 野球はツウの俺が 良い作品というのだから 相違ない
本格的に 中学生以降野球に取り組めるかどうかの分岐点は 実は 外野フライが取れるかどうか が全て。
だから・・横田さん 最後のプレー辛かっただろな😢
泣きかけた
栄光のバックホーム
終始最後まで泣いてしまいました。予告編、以前にテレビ朝日ても横田慎太郎さんのドキュメンタリーも見ていて、どんどん横田慎太郎さんと言う人を、知りたいと思う気持ちが強く本も購入し、準備万端で初日を観に行きました。あまりにも壮絶な人生を歩んで来たのに、挫折せず自分に負けず自分を信じ少しづつ前へ前へと進んで行くそんな新の強い、人への感謝と思いやりを忘れないそんな素敵な人なんだと改めて思いました。正直で真面目で、こんな良い人がこの世にいた事を知ってもらいたいです。短い人生でしたが、一生懸命全身全霊で生きた横田慎太郎さんは素晴らしいです。神様に感謝していた横田さん。みんなを救った横田さん。素敵です。私の心の中でずっと生き続けていくと思います。 ぜひ皆さん劇場に観に行ってほしいです。
見終わったあとは泣いてはダメと思いながらもやっぱり涙が止まりませんでした。欲を言えば、生きていたなら阪神での現役生活をみてみたいとも思いました。
上地さんの野球愛
2023年の阪神優勝をリアルタイムで観戦していた者としては、かなり残念な出来でした。監督のせいなのか、脚本のせいなのか、ご本人のせいなのか、とにかく鈴木京香さんが煩わしく、特に後半の高橋克典さんに対する暴言は許し難いと思いました。他にも「プロ野球選手はサンダルで素振りしないだろ」とか「お父さんがホスピスで心臓マッサージしないだろ」みたいなツッコミどころが満載。そんな中、「出演者たちがちゃんと野球をしている点」だけは評価できました。とりわけ上地雄輔さんの野球愛はしっかりと伝わってきて、スローイングやノックは結構なお手前でした。さすが横浜高校野球部OBです。それにしても、掛布さん・川藤さん・金本さんといった球界のレジェンドを役者さんたちが演じるのは無理があると思いました。もしかしたら、岩崎さん・岩貞さん・梅野さんといった横田さんの同期入団の選手たちがストーリーに絡んできたら優勝決定の場面に熱くなれたのかもしれませんが、現役ゆえに難しかったのかなぁ・・・などとボヤきながら帰宅した次第。以上、野球ファンの戯言でした。
期待度◎鑑賞後の満足度◎ 「全ての横田慎太郎に捧ぐ」は勿論だけれども「全ての横田慎太郎の母に捧ぐ」とでも言いたい鈴木京香の圧倒的大好演!」
①いや、泣かされました。
ただ、私は野球ファンでもなければ阪神ファンでもない(それなのに周りには家族をはじめ学校からの友人、会社の上司・同僚に阪神ファン/虎キチが多い)。従い、横田慎太郎のことも映画の予告編を見るまでは全く知らなかった。
虎キチの上司(年下だけど)に訊いたら、『今でも阪神ファンに愛されている。もし病魔に倒れなかったら今頃は阪神の中核選手になっていただろう』とのこと。これだけを前知識に映画館へ。
②だから、スター選手がキャリアの途中で病魔に倒れて亡くなるというドラマチックな話かと思っていたら、スター選手になる前に病魔に侵されて、それでも夢を諦めずに病と闘いあと一息だった青年の話。
“栄光のバックホーム”も一軍の試合での話ではなく、二軍の試合でのエピソードというのも、野球って一軍の試合のイメージしかなかっので、ちょっと梯子を外された感もあり(それくらい野球オンチです)。
その為か、横田慎太郎が本当に凄い選手だったのか、このまま元気でいたらどのくらい凄い選手になっただろうかというところは描写不足か、よく分からないう憾みもある(まさか、日本社会によくある亡くなった人をいやに美化する風潮を反映しているわけでもないだろうけど)。
ただ、スター選手//一流選手の話ではなく、そうなる前に道半ばで倒れた選手だからこそ、ここまで感情移入出来たのかもしれない。
誰もが大谷翔平になれるわけではないものね。
④映画としては、脚本に忠実に作っただけというか、捻りも巧緻もないよく云えば素直な悪く云えば面白味のない演出の映画なので、普通はこういった作品にそれほどこんなに高得点を点けないんだけど、泣いてしまっちゃ仕方ない。私も人間だから感情>頭です。
“The heart calls and the mind obeys.....Oh it knows better than me, baby " - Linda Ronstadt "Lose Again "
"Follow your heart and forget your head" - Linda Ronstadt "Get Closer"
です。
⑤演技陣では、横田慎太郎役の俳優さん、知らん顔だったけれどもなかなかの熱演で宜し。
しかし、何と言っても鈴木京香の大好演。
結局、横田慎太郎という野球青年の28年という一生の話でありながら実は彼を支え続けた家族のファミリードラマである部分を一人で支えている。
考えてみれば、若い頃は大根役者だったのが中年以降は演技巧者になる例は外国映画よりも日本映画によく見られる現象の様に思う。
あちらは若い頃から上手い人が役者になるというか、よほどのスター性がない限りつまでも下手であれば淘汰されるというか、それに比べれば日本映画界は役者に優しいというか層が薄いのかもしれないけれども、その中でコツコツと演技力を磨くというのは日本人らしい律儀さ・堅実さでもあるかもしれない。
鈴木京香も朝ドラの『君の名は』では何と下手くそだったこと。私が30代の頃は日本で一番好きな女優さんだったけれども、こんなに母親役で安定した演技力を見せる女優になるとは…(その点では、結婚してニューヨークにいくまでは大根だった松坂慶子と同じ)
男優では、若い頃は顔が良いだけで演技的には木偶の坊だった草刈正雄(私の世代でイケメンの代表だった)わ阿部寛かな。
バブリーダンスの井原六花ちゃんが何気に出ていたり、東宝シンデレラだった山崎紘菜ちゃんが既に中堅女優オーラを出してる、とか面白いところもあったし、川東が柄本明、金本が加藤雅也と全く似ていないけれどもまあ許せる範囲ではあったけれども、掛布が古田新太とはあまりにもあまりなキャスティングで笑た
本編よりも
こんなん泣くて
2025年劇場鑑賞329本目。
エンドロール後はないけどエンドロール中ずっと本人達の映像が流れます。
野球に疎いのでよく知らなかった、阪神タイガースに所属し、若くして亡くなった横田慎太郎の生涯を描いた作品。病気になって現役続行不可能になった選手を無理やり球場に立たせて最
期に野球の真似事させてあげたよ、みたいな話かと思ったのですが、そこはなんというかリアリティのある話で、タイトルにもある栄光のバックホームは割と中盤の話です。どちらかというとそこからが本番で、プレイができなくなった彼がどう生き切ったか、それが見どころで、後半ずっと泣いてました。
色々愚痴りたくなる時もあるけど、「あなたまだ動けるじゃないですか」という横田さんの言葉には色々考えさせられましたね。
はっきり言うね
伝記映画の難しさ
横田さんの人生を描くのに2時間弱とゆう制約はキツかったか、どのパートも急ぎ足でさながらダイジェスト映像を見ているような感覚だった。それでも抑えるべきポイントをわかりやすく描いていた印象もあり、制作陣の苦労と健闘を讃えたいです。
登場人物はかなり多く、それこそ横田さんに関わる方々すべて登場させたいとゆう心意気を感じます。その分人物描写が浅く、特に柄本明演じる川藤氏の描きが足りず、ラスト重要な場面に入り込めなかった事が悔やまれます、私のように野球に疎い方は事前に情報を入れておくと良いかと思います。
いっそのことパートを絞るか、登場人物を減らすか、それとも長編作にするのか、この作品に限らず人の一生を映画で描くとゆう事の難しさを改めて感じた。
しかしながら、この映画を通して横田慎太郎さんの熱く真っ直ぐな生き様に出会えた、それだけでも十分すぎるほど心が満たされました。
全124件中、81~100件目を表示
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