栄光のバックホームのレビュー・感想・評価
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ストーリーが分かっていても、
親の立場で見る息子がダブってくる。
バックホームがエンディングかと思ったので、引退後のストーリーが主で泣けた💦
北條選手も悩んでいたんだね。
掛布さん、川藤さん、平田二軍監督、金本監督の配役のよかった〜。とくに川藤幸三さん!
泣かないつもりでしたが、泣けた
必死に生きる人、ささえる人、信じる人
それぞれの思いがとても心に来ました。
横田選手の事はほとんど知らなかったけど
凄い人だなと素直に思えたし、伝わってきました。
映画自体の内容は良かった、と思う。
ただ、個人的に最初っから最後までずっと違和感が
抜けなかったのは、北條選手役の人の余りにも稚拙な
関西弁。関東人がにわかで関西弁を喋りましたの
レベルが全然抜けて居なくて、イントネーションが
おかしいから台詞が頭に入ってこない。なぜもう少し
方言指導を徹底しなかったのかと、そこが本当に
残念でした。北條選手は大阪出身のようですし、
リアリティを出すにはそこはもう少し仕上げて欲しかった。
素振りだけにしても野球素人丸出しで、その辺りも
せめて野球経験者を使うべきだったと思う。
上地雄輔さんは横浜高校出身だけあってお上手でしたが、そのレベルとまでは言わずとも横田さん役の人と同じくらいには素振りくらいはまともに出来て欲しかった。
内容は良かっただけに、非常に重要な役どころでも
あった北條選手役が台無しにしていると感じた。
そこに目をつぶれば(方言や素振りの巧拙が
気にならなければ)感動出来る作品だと思います。
ベタではあっても泣かずにはいられない😭
尊敬と感謝は本物だが、構成の“もったいなさ”が惜しい
野球ファンとして、そして横田慎太郎という男の生き様に強い敬意を抱く者として、この映画をどう受け止めるかは、正直少し難しい。作品全体に流れる誠実さと丁寧なリスペクトは間違いなく本物で、製作陣が横田を英雄にも悲劇の主人公にもせず、ただ「生きた人」として描こうとする姿勢は素直に評価したい。奇跡のバックホームをクライマックスに据えながらも、そこに至る時間を真正面から扱った点も、ファンとしては胸に迫るものがある。
ただ一方で、映画として観ると“もったいない”部分がどうしても目につく。俳優陣が豪華すぎるのは良し悪しで、出てきた瞬間に「お、この俳優か」と別のスイッチが入るのは避けられないとしても、本作ではその情報整理が追いつかない。誰が誰で、どの関係性を担っているのか、初期段階での導入が薄いため、観客が人物相関をつかむ前に話が進んでしまう。野球で言うなら、守備位置を把握しないまま試合が始まってしまったような感覚だ。
さらに惜しいのは、エピソードの連打が感情の流れを細切れにしてしまっている点だ。横田の人生は確かに密度が濃い。だが映画はその濃さを「点」の集合として提示してしまうため、観客が“線”として受け止める前に次の出来事へ移ってしまう。泣ける素材は揃っているのに、泣けるまでの“溜め”が育ち切らない。これは本当に惜しい。横田の生きた時間は、もっとゆっくり観客の心に沈ませるべきだった。
それでも、横田慎太郎という稀有な人間の物語が、こうして映画という形になり、多くの人に届くこと自体には大きな意味がある。野球ファンとしては感謝したいし、作品を通して彼の姿勢や生き様を知る人が増えるのであれば、それだけで価値はある。だからこそ、もう一歩だけ踏み込んだ“物語のつなぎ方”があれば、より深く、より長く心に残る作品になったはずだと、贅沢なことを思ってしまうのだ。
殆ど泣けませんでした
エンディングロールで言いたいことは、パンフレットに書いて欲しかった
今年観た映画の中で一番泣けた。開始30秒くらいから引退するまで、まずは涙がとまらない。100億点。
途中の居酒屋で前振りがあってのあのラスト。エルヴィス以来の脳がバグりながら泣くという最高のエンディングを久しぶりに味わった。
特定の球団を応援したことのない、ボクが阪神ファンになった。
エンディングロール途中までは、こんな映画作ったら阪神が日本シリーズ優勝したような気持ちになるんだろうな、幻冬社初映画ですごいなと、感嘆の気持ちだった。
残念ながら、作り手の溢れる気持ちが出過ぎた。例えるなら、最近話題の「落下の王国」のメイキングをエンディングロールで見せられる感じ。余韻に浸るスキがなさすぎる。
次回作の一言メッセージでこのもやもやを回収してくれるだろうか。
……泣いた……
正当な評価が難しい作品
個人的な事だが野球があまり好きではない。
特に日本の野球は応援が煩くてゲームに集中できない。
ましてや関東住みなので阪神タイガースのことはほぼ知らない。
(ファンの皆様ごめんなさい)
映画の内容は元プロ野球選手が病で亡くなる話としか知らなかったので、積極的に観る気はなかったのだが、丁度時間が合うのがこの作品だったので観てみた。
実話であり、これからという人生の最初の段階ぐらいで病に倒れ亡くなってしまう人の話なのだから、泣けと言われているようである。
そういうのが好きではない、などと思いながらまんまと泣いてしまった。
中盤で母親役である鈴木京香さんが祈っている場面で。
同じぐらいの息子を持つ親としてはもうこれは駄目だ。
久しぶりのガッツリ泣き。
親って…とつくづく思った。
それはそれとして映画としてはどうかというと、やはりBGMが気になった。
悲しいところに短調の悲しいメロディーを持ってくるのがどうしても好きになれない。
特にそれが長々続く場面があって辟易した。
俳優さん達は驚くほど実は豪華なのだが、これは必要だったかな。
ちょっとした場面までその人が必要?
むしろ無名だけれど「普通」を演じられる役者さんの方が良かったのではないかと思った。
更に言えばこの映画はもっとドキュメンタリーに近い作りにした方が良かったのではないかと。
淡々とした作りの方が心に訴えられるものがあったような気がする。
実話を映画にするのは難しい。
実話だと思うからこちらも身構える。
映画としての評価がし難いと思ってしまった。
泣けなかった。
横田選手の生きざまを多くの人に知ってもらいたい
金本監督初年度、超変革の申し子と呼ばれた高山、横田の一二番コンビで開幕スタメンを飾った時はとてもワクワクしてそれ以来横田選手のことを注目していました。引退試合はネット中継で見ていました。バッグホームはもちろん感動しましたが、それ以上に引退挨拶は横田選手の真っ直ぐな想いがダイレクトに伝わり胸を打たれました。
引退してからの活動は主にお母さん目線からの本で知りましたが、利他の心を持ち最期まで一生懸命に生きた事、みんなに知って欲しいです。
映画の途中から自然と泣いていましたが、エンドロールの本人の引退挨拶は咽び泣いてしまいました。映画であんなに泣いたのは初めてです。役者の方々の演技に感動した事もありますが、やはり、横田選手の生きざまに胸を打たれます。生きているとしんどい事辛い事色々有りますが、それでも頑張っていかないとなと思わせてくれる映画です。
横田選手の引退後のファンミーティングに参加してサインしてもらった事、握手してもらった事、忘れません。
母親役の鈴木京香さんの演技は秀逸
横田慎太郎を首位打者に!
【横田慎太郎を首位打者にする】
どういうことか。
多くの虎党の胸にあるのは、単なる鑑賞の期待ではない、
それは、ある種の使命感に似た祈りだ。
ここでの〈首位打者〉とは、興行収入No.1という称号のことである、
幸いにも公開初日から興行収入は首位だ。
かつて私たちが声をからした場所は、甲子園の一塁側アルプス席だった、
しかし今、その熱狂の舞台は静寂に包まれた映画館の座席へと変わった。
それでも、そこに流れる熱量は変わらない。
むしろ増しているとさえ言えるだろう。
スクリーンを見つめながら、記憶が鮮明に蘇る。
金本知憲監督新政権のもとで〈超変革〉の象徴として抜擢された春、
2番・センターの開幕スタメンを勝ち取った横田は、
とにかく一所懸命だった。
技術で魅せる選手というよりも、
泥臭く、ひたむきで、誰よりも白球を追う姿がそこにあった。
その全力プレーは、いつしか私たちの希望そのものになっていた。
しかし、あまりににも残酷な運命が彼のキャリアを阻んだ。
プロ野球選手としての実働期間は短く、
記録の上で彼が〈首位打者〉のタイトルを手にすることは叶わなかった。
だからこそ、いま虎党は動く。
彼が遺した「奇跡のバックホーム」というラストプレーを映像として焼き付けるだけでなく、彼の生き様そのものを問いかける映画である。
気持ちが病を制する。
彼が遺したこの言葉の重みを噛み締めながら、
虎党や野球ファンは映画館へ向かう。
彼が命を燃やして駆け抜けた証を、
多くの人の目に触れさせるために。
現役時代に叶わなかった〈一番〉の称号を、
映画という形を通して彼に贈るために。
スクリーンの中で躍動する横田慎太郎に、
満員の客席という奇跡を。
さあ、彼を首位打者にしよう!
復活!不屈不撓!
最高の映画に間違いない
泣いたけど…
カープファンなので横田慎太郎はもちろん知っていた。(映画視聴前にドキュメンタリーを視聴したこともあってか)北條とのやり取りは1番感動ポイントだった。上地雄輔さん演じる土屋さんとのリハビリのシーンも脳腫瘍を克服して再び野球をやるという目標に向かってる感じがしてとても良かった。
ただ、自分が鈴木京香さんの演技がなんかあまり好きじゃないのもあってほかはあんま泣けなかった(後半は泣けたけど)というかどこで泣けばいいんだろうって感じ。
ところで私Nikonユーザーなんですけど遠藤記者が使ってたカメラ少なくとも2018年以降に発売なんですけど2013年の段階で出てきてちょっと笑っちゃいましたね。
あとあまりキャストを調べないで見たんですけど大御所使いまくっててびっくりでした。古田新太さんに関してはお前掛布なんかいって思ったねおーん
「奇跡」を理解
阪神ファンでもないので横田慎太郎という名前は、正直全く記憶に無かった。 が、俺も四十数年前には甲子園を夢見た一人なので、こういうネタは「観なくちゃならんだろう」と。 ただ、日本の実写野球ドラマ・映画はキャストの野球レベルが低くて白けてしまうことが多いことが一抹の不安を抱えながら映画館に向かった。
【物語】
横田慎太郎(松谷鷹也)は鹿児島実業高校の4番として甲子園出場まであと一歩のところまで迫りながらも、惜しくも夢を逃す。しかし、非凡な野球センスがスカウトの目に留まり、2013年のドラフト会議で阪神タイガースから2位指名を受ける。横田はプロとして甲子園で羽ばたくことに夢を置き換える。
3年目の2016年の開幕戦で早くも一軍のスターティングメンバーを勝ち取るが、思うように結果を残せず2軍生活に逆戻り。4年目こそ1軍定着を果たすべく始動した矢先に横田の体に異変が起きる。 ボールが二重に見えるようになった横田は医師から脳腫瘍を宣告される。大手術を受けるが、母のまなみ(鈴木京香)ら家族、監督・コーチ、チームメイトらに支えられながら、選手復帰を諦めずに病に立ち向かう。
【感想】
まず、懸念事項から。
主演松谷鷹也は元高校球児ということらしく、プレイシーンはまあまあ我慢できるレベルだった。ただ、チームメイト役は観てられなかった・・・
唯一動きが自然だったのは上地雄輔。横浜高校野球部出身の面目躍如。彼をもっと主要なキャラとして活用して欲しかった。
そこは目をつぶるとして、本題である横田の闘病生活について。 やはり相当に苦しいものであったことは良く伝わった。そしてクライマックスである引退試合のバックホーム。映画タイトル“栄光のバックホーム”だが、横田の著書のタイトル「奇跡のバックホーム」の方がより相応しいと思った。観る前は仮にもプロ選手なのだから奇跡とか栄光とか大袈裟過ぎるだろうと思っていたが、その前段を知ると確かに「奇跡」だった。
また、横田は如何に周囲の人間に愛されていたかも良く分かった。阪神優勝決定試合のエピソードも、一軍で活躍した選手でもないのに驚くが、彼の引退前の努力を皆が知っていたのと、人柄の成せる業だろう。
一方、映画としての出来栄えという点では、主演はともかく脇は結構名優で固めている割には、どこか素人芝居っぽさを拭えず、迫真のドラマとは言い難かった。なぜそうなってしまったのか良く分からないのだが、やはりアマチュア野球ならまだしもプロ野球を素人が演じることの限界なのかもし知れない。前述のプレイシーンの嘘っぽさだけではなく、主演の松谷鷹也が選手を演じるに十分な上背があることが裏目に出たか、元プロ選手のコーチ・監督がすごく貧弱に見えて、全然それっぽくなかったことも否めない。
とはいえ、実話の強みで何度も涙をこらえ切れなくなったことは事実で、一見の価値はあると思う。
野球はあまり知らない
全124件中、21~40件目を表示
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