「主演俳優の演技力と役作りがすばらしい!がその他(特に阪神関係者)は・・・」栄光のバックホーム Rynrynさんの映画レビュー(感想・評価)
主演俳優の演技力と役作りがすばらしい!がその他(特に阪神関係者)は・・・
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30年来の阪神ファンです。開始10分ほどで主演の松谷さん演じる横田選手が登場しますが、フォームや雰囲気が横田選手そっくりです。「横田が帰ってきた!」と感動の涙が溢れてきたほどで、何の違和感もなく映画の世界に入っていけました。この映画で最も素晴らしかったのがこの松谷さん演じる横田選手。演技力だけでなく野球の技術力においても文句なしです。例のバックホームの再現シーンはCGを使わずに撮影されたようですが、映画のワンシーンとはいえ高い野球の技術力があってこそのものです。圧巻。
個人的に一番好きなシーンは、映画内で横田選手が初めて一軍の試合で打席に立つシーンです。現実の横田選手が一軍の試合で打席に立ったときのことは今でも覚えています。パワーとスピードを期待されたバッターでありながら、当時一軍の投手には持ち味のバッティングをさせてもらえず、何とかバットに当てようと必死に食らいつくようなバッティングをしていました。松谷さん演じる横田選手も、絶妙にこのバッティングを再現しており、またもや「横田が帰ってきた!」と涙が・・・。こういう細かいところ含めて何度泣いたかわかりません。
ストーリーや主演俳優、横田選手の家族は非常によかったのですが、それ以外の配役や演技に???となる部分が多く、非常に惜しかったです。北条、なんやその貧相な体とスイングは。金本は雰囲気も全然合ってないし、なんでリストバンドミズノやねん。川藤・・・?掛布・・・?
むしろ阪神ファンや野球経験者でないほうが、純粋に作品を楽しめるかもしれません。
しかしその部分のマイナスを考慮しても、充分にいい映画です。
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