「泣きました。」栄光のバックホーム なほこの島の夢たちさんの映画レビュー(感想・評価)
泣きました。
父も母も大の阪神ファンで私は昔から、何となく野球中継見たりしてだけどあまりルールも詳しくなく、野球オンチで野球に全然興味がなく、だけど何故かこの作品は気になって気になって仕方がなく、横田さんのことも気になって気になって仕方がなく、「早く見たい」と半ば強引に自分に言い聞かせて見に行きました。自分でも謎です。
横田さん、あなたが野球の神様だったのかもしれないし、あなたは野球の神様になったのかもしれない。阪神タイガースに来てくれて本当に有り難う御座いました。大森南朋さんや、加藤雅也さんも、違和感がなく良かったです。個人的には上地さんが良かったです。キャッチャーされてたこともあり、横浜高校で松坂さんとバッテリー組んでたことは昔知りました。だから、何となく野球に対する静かな愛情を感じました。開始早々、24番の横田くんを見ながら、「あれ、24番は確か桧山」と何故か微かに高校時代の記憶が蘇り、段々と思い出し、「私は、星野阪神だった時にプチ阪神ファンだったな。(阪神ファンの方すみません。)」「女子高の時に赤星が好きで友人は藤本が好きやったな。」「確か、クラスに熱烈な阪神ファンの女子がおり、確かその女子は熱狂的な桧山ファンだった!!」と太古の記憶が私に呼び戻されました。星野阪神だったときにハマってかなり試合は見てたのですが、その後全然見てなくて阪神のそれからのこともあまり、知りませんでした。だから、横田さんのことも当時の亡くなったニュースで知りました。そんな私もこんなに悲しくて切ないです。
古田新太さんは最初誰?と思いましたが、掛布さんで感動しました。古田新太さんが出てくると何故か光がさして見え、古田さん自身も何故か光っており、不思議な人だなと改めて認識しました。場面は少ないのに強烈なインパクトがあり、やはり稀有な役者さんだなと改めて思いました。柄本明さんは毎回どんな役を見てもさすがで最後は川藤にしか見えなかった。田中健さんと佐藤浩市さんもここで来るのかと思いましたし、良かった。
映像でしか見たことないけれど横田さんは大阪で言えばシュッとしてて背が高くて身体も大きくてまさに野球選手!!みたいな人だなと私は思いました。最初はピッチャーなのかなと思いました。シュッとしててイケメンで涼しげで殿様みたいな若様みたいな「若!!」と呼びたくなりそうな、そんな清々しい顔でスポーツマンシップを全面に表したような方だなと思いました。あなたは輝いてた。私はあなたの活躍時期もあなたのことも全然知らないし、阪神ファンと呼べるのかどうかも怪しいけど、あなたは輝いてた。あなたは確かに生きてここに生きて野球選手になり、「栄光のバックホーム」って作品の中でまた生きてここに生きて何万人の人を感動させてみんな一つにしてあなたは本当にすごい人です。野球にそんなに詳しくない私に夢中にさせてくれて有り難う。気付いたら、星野阪神のこととか、昔のことたくさん思い出したし、横田くん、本当に有り難う御座いました。個人的にみんなで見てた(五人ぐらいかな?)夏の花火大会?が泣きました。めちゃくちゃ良かったと思いました。短いし、すぐに終わるけど、それが夏らしくてまた横田さんの人生みたいで何か、悲しくて短い場面なんだけど「ああ、みんなと花火見たんだ。こんなこともあったんだな。」と思えたからです。何気ない小さな幸せなんじゃないかと思いました。予告編でもこの場面があり、それもを見たからなのかもわかりませんが、この場面が何気に一番自分は胸に来ました。
見ながら、何度も何度も泣きました。その日は空いてたのと音響が大きくて泣いても大丈夫でした。号泣してました。栄光の架け橋はアカンです。イントロがまずいです。泣くやん。ほんまに、泣きました。何にも知らないのに、めちゃくちゃ泣きました。栄光の架け橋は昔からあんまり好きじゃなくて聞いてなくて避けてたのに、作品見て好きになりました。すみません。曲聞いただけで泣きました。帰ってきてからも検索して何度も聞きました。
映像作品として本当に良かったと思いました。
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