「梶原善が大活躍」三谷幸喜「おい、太宰」劇場版 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
梶原善が大活躍
太宰治を敬愛する男・小室健作は、妻の美代子と出席した結婚披露宴の帰りにバス停を探してて、偶然、太宰が心中未遂を起こした海辺に立ち寄った。太宰ゆかりの地に興奮した健作は、海辺の洞窟の奥へ進み、そこで太宰治と恋人のトミ子と出会った。いつの間に昭和5年にタイムスリップしていた健作はトミ子に一目ぼれしたが、史実では2人は間もなく無理心中を図ることになっていた。トミ子を助けたい健作は、心中を阻止しようとして・・・さてどうなる、という話。
何という事のないストーリーだし、タイムスリップが超自然。
あの海辺の景色、この映画のために存在してるのかと思うほどのナイスロケーション。
そして出演者は、健作役の田中圭、美代子役の宮澤エマ、地元漁師+その兄+その父役の梶原善、太宰治役の松山ケンイチ、トミ子役の小池栄子の5人だけ。
小池栄子が19歳???という笑いもあったし、オチも有り、なかなか面白かった。
宮澤エマのキレ芸も面白かった。
梶原善が一人三役で大活躍だった。
トミ子が令和にタイムスリップするラストも面白かった。
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おつろくさんのコメント
2025年7月12日
共感ありがとうございます!
梶原善の早着替えを想像していたら、カメラの後ろ側の様子が見えて来て更に面白くなりました。あの狭いトンネルを手持ちカメラで走り抜けるシーンは特にゾクゾクしました。