「絡み合いすぎだが面白い」クラッシュ(2005) マルボロマンさんの映画レビュー(感想・評価)
絡み合いすぎだが面白い
貧乏な黒人、裕福な黒人、中東系、中国人、ヒスパニック、白人警官、黒人警官、白人検察官らがそれぞれの差別価値観が交錯する中で、奇跡的な悲劇や奇跡が起こっていくのを、複数の交通事故を通して描いていく。
一貫して描かれていると感じるのは差別意識が根付いている点。そして本質的には、自分が正しく、不幸なのは他人のせいだと言う他責の観念だ。そこは本当によく描けていると思う。
よくこんなシナリオを考えつくなと感心した。
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