「差別と偏見と正義と勇気」クラッシュ(2005) tiso jackさんの映画レビュー(感想・評価)
差別と偏見と正義と勇気
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人種差別思想の警官の憂さ晴らしと、それでも目の前で事故があれば自らを顧みず助けに行く勇気
新米刑事の熱い正義漢は、黒人への恐怖や偏見からか、自らを守るために殺人に手を染めてしまうほどに堕ちていく。
何が正義で何が悪か、人種の壁とは、差別とは、一人一人の人生とそこに至るまでの環境とが描かれ、決して誰も責められないのではと思うほどに悲しい現実が突きつけられる。
ただ一つこの映画の中で描きたかったのは、誰もが守りたいものを持ち、そのために強くなれる心の有り様なのではないだろうか
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