「【”君は僕の、時々消えるジョルジュ・サンド。”今作は、台湾映画”言えない秘密”&邦画の”言えない秘密”を原案に、現代風にアレンジした素敵なる連弾恋物語である。映画の正なる継承を確認できます。】」シークレット・メロディ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”君は僕の、時々消えるジョルジュ・サンド。”今作は、台湾映画”言えない秘密”&邦画の”言えない秘密”を原案に、現代風にアレンジした素敵なる連弾恋物語である。映画の正なる継承を確認できます。】
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■将来を有望視されているピアニストのユジュン(ド・ギョンス)は、留学先のドイツの演奏会で指が震え、倒れてしまう。
一度、祖国韓国に戻り、ピアノ教授の父(ペ・ソンウ)のいる音楽大学に編入するが、そこで偶然古い練習室から流れて来た美しいメロディーに惹かれ、足を運ぶとそこにはジョンア(ウォン・ジア)がピアノを弾いていたのである。
初めて会いながらも、惹かれ合う二人は古い練習室のピアノで連弾したり、交流を重ねていくが、ユジュンはピアノ曲名も”秘密”と言う、不思議な雰囲気を湛えた女性であった。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・つい最近、邦画の”言えない秘密”を映画館で観たばかりであったので、ストーリー展開は予想がついたのだが、時折ジレッタイ気持ちになりながらも、気持ち良く鑑賞した作品である。
・何より魅力なのは、ジョンアを演じたウォン・ジアの、透明感である。しかも年齢的な違和感もないのである。凄いモノである。
・ジレッタイのは承知のうちだったが、矢張り数々の擦れ違いのシーンは、切なかったな。
・今作ではユジュンのピアノ教授の父が、コミカル且つ重要な役で登場するのだが、流石ペ・ソンウである。安心して観ていられたよ。
■ラストの解釈はイロイロあると思うが、私はあの展開は良いと思ったな。何故なら、二人は”擦れ違わずに”ずっと一緒に居られるのであるからである。
<今作は、台湾映画”言えない秘密”&邦画の”言えない秘密”を原案に、現代風にアレンジした素敵なる連弾恋物語であり、映画の正なる継承を確認できる作品でもある。>
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