「アクション・エンターテインメントの傑作」ヘッド・オブ・ステイト odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
アクション・エンターテインメントの傑作
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タイトルのヘッド・オブ・ステイトは国家元首。アメリカ大統領ウィル・デリンジャー(ジョン・シナ)と英国首相サム・クラーク(イドリス・エルバ)はNATOの首脳会議に出席のためイタリアに向かうが二人が乗ったエアフォース・ワンがロシアの武器商人ヴィクトル・グラドフ率いるテロ組織に襲われ墜落、パラシュートで脱出した二人のサバイバル・アクションのスタート。アメリカ大統領と英国首相が主人公のアクション映画なんて前代未聞、デリンジャーは役者出身のレーガンのような設定、英国首脳は何と黒人、確かにリシ・スナク首相はイギリス初の非白人及びインド系首相だからあながち荒唐無稽という訳でもないのでしょう。敵はテロリストだけという訳でもなくCIAの欧州各国への陰謀の暴露、NATO崩壊を狙う黒幕とかエピソードもリアルぽいからのめり込んでしまいます。アクション・シーンも飛行機から山林、車、列車、高層ビル、ヘリまでてんこ盛り、テンポも良く二人の首脳役、イドリス・エルバとジョン・シナは2016年のスーサイド・スクワッドでも共演しており息ピッタリでコメディタッチの掛け合いも面白い、アクション・エンターテインメントの傑作でした。
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