「現実か非現実か」テレビの中に入りたい ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
現実か非現実か
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現実かテレビの中の世界の非現実かが混沌としていく。
主人公オーウェンの少年時代から大人になってから、
自身の記憶と深夜番組「ピンク・オペーク」の動画が異なっていたりすることに気づき、
今が現実なのか、はたまたマディの言うようにテレビの中の世界なのか、
さらには、ラスト近くに描かれたオーウェンの中にテレビ番組が存在しているのか、、、
主人公がゲーセンで働いていて、ラストはお客に謝りまくりながら終わるって
そんなエンディング見たことない。これは強烈に印象に残った。
それにしても、ビジュアルは好み。この独特の紫っぽい深夜感。
テレビの明かりが顔面に反射している感じなど、さすがA24だなと思った。
なかなかジャンル分けしづらい作品。
追記
自分が何者なのかを自認しつつも
他人からは理解してもらえない苦しさが
オーウェンとマディから切実に伝わった。
そういう作品だということに2回目の鑑賞で漸く気づいた。
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