本物のアンジェリーナ

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「本物のアンジェリーナ」
2021年 51分 ドキュメンタリー
監督Roxane Schlumbergar ロクサーヌ・シュルンベルジェ

いじめを受けていた10代から〜俳優となり、今をときめくブラッド・ピットとの結婚。世界を驚かした癌の予防的手術や、慈善活動家としての一面。そして映画監督になるまでの彼女の歴史のドキュメント。

ブランジェリーナ (=ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのスーパーカップルを称して) の二人が、別れてしまう直前のプライベート映画が「白い帽子の女」。
原題は「By The Sea 」(海辺で)。
僕が大好きな作品です。

アンジーがその来し方で得たものと失ったもの、そして掴もうとしている新しい自分。そのすべての自分自身に向かって、想いを込めて、また監督として、文学的に表現したあの彼女の映画「 By The Sea 」。
愛し合い、ともに闘って支え合った夫がこんなに冴えないブ男になって共演者として出てくれた あの最後の映画。
アンジーは独りになってもパワー・アンジーでした。

自由で闊達で、富を手にしてなおその財をふんだんに貧国のサポートに使う。
あのカッコよさは、アフリカやカンボジアでの撮影シーンに現れる。

「大きな福祉を行うには長谷川保のように大金持ちの医者にして国会議員になる事もひとつの道なのだ」と僕の両親は僕のために将来の進路をアドバイスしてくれたのだが、
結果？ブラピたちのように養子(里子)を含めての９人の大家族にはなったが、お金はぜんぜん無かったけどね（笑）

とにかくウチもそういう経緯があったものだから、どんどん養子を取っているハリウッドのアンジェリーナ・ジョリーには
僕はずっと注目し、目で追っていたのでした。

映画のような人生じゃないですか？
短編でしたが、良作でした。