ワン・バトル・アフター・アナザーのレビュー・感想・評価
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おい、TATAMIを踏むな!
同じアンダーソンでも、ウェスが独自の世界を突き詰めているのに対し、ポール・トーマスは今回エンタメの方にかなり寄ってくれた。エロや暴力も直接の描写は控え目だったように感じる。時事的政治的な題材を扱い、十分楽しませてくれた。
アプローチの違いはあれど、昨今低調なアメリカ映画界をこれからも二人のアンダーソン監督に引っ張って行ってほしい。
内容に関して少し言うと、革命家の母は銀行の警備員を撃つのに一瞬のためらいがあった、軍人の父は娘に直接手を下せなかった。この辺りがギリギリのヒューマニズムなのか。そうであれば、優秀な娘は母と同じ道を歩むのではなく、別の自己実現の仕方もあったのではないか。
ジョニー・グリーンウッドの音楽はいつもながらにいい。ピアノ、打楽器、アコースティックギターと手を替え品を替え魅了する。
脇役のトリビアで言うと、白人至上主義結社の幹部の、気持ち悪いけど存在感があった白髪のじいさん。「ギルバート・グレイプ」で保険屋の社長をやってたケヴィン・タイ。息の長いベテラン俳優だ。ディカプリオとは32年ぶりの共演となった(直接の絡みはないが)。
これも愛か。革命家父娘の宿命と運命、裏切りの真実が二人の心の中に揺れる!
邦画鑑賞が多い中、洋画もチラホラ観るんですけども。洋画のヒーロ-物とか癖スゴ作品が多い中 やっと本来の洋画らしい洋画に出逢えた気がします。
今日は「ワン・バトル・アフター・アナザー」を観ましたよ。
監督:ポール・トーマス・アンダーソン氏
上映時間:162分
ちょっと長目上映ですがね、飽きずに最後まで引き込まれました!
場内、異様にお客様が多いかな。先週封切ったのにね。ほぼ満席でしたよ。
評価を見て来られてる映画ファンが多そうですね。
兎に角 話のしっぽが掴めない展開。前に観た” ANORA アノーラ”の様でして。
先が読めずそして飽きない展開。最後の車で逃げて追いかけて、追いかけて・・・
いや~面白い。ロケ-ションも撮りも素晴らしい。
総評は★4ですね。
(スペック)
監督:ポール・トーマス・アンダーソン氏
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(極左革命グループ:フレンチ75関係者(移民を救出活動))
パット/ ボブ・ファーガソン(父)役: レオナルド・ディカプリオさん
パーフィディア・ビバリーヒルズ(母)役:テヤナ・テイラーさん
シャーリーン/ウィラ・ファーガソン (娘)役:チェイス・インフィニティさん
(移民収容所の指揮官)
スティーヴン・ロックジョー警部(ウィラの実父)役:ショーン・ペンさん
(メキシコ)
セルジオ・セント・カルロス(ウィラの空手師範)役:ベニチオ・デル・トロさん
(秘密結社:クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブ)※白人至上主義
ティム・スミス(ロックジョーを狙撃)役:ジョン・フーゲナッカーさん
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(話展開)
カリフォルニア移民収容所から移民救出する極左革命グループ「フレンチ75」の話。パットとパーフィディアは仲間で革命活動し、お互い愛し合っていた。ある時パーフィディアは収容所でロックジョー警部に出逢ってしまう。彼は黒人女性が異常に好きな白人男性であった。彼女は有る時捕らえられて窮地に。警察内でロックジョーの言い成りに成ってしまう事でフレンチ75が壊滅的に追い込まれてしまう。
彼女は裏切り警察側と司法取引をしてしまったからだった。
命からがら国外(メキシコ)へ自分の赤子と逃亡するパッド。メキシコで16年潜伏し彼(ボブに改名)と娘(ウィラに改名)は偽名のファーガソンを名乗っていた。
そしてそこへ ロックジョー警視が乗り込んでくるのであった。
執拗にフレンチ75の残党を追い込む彼。
果たして 父と成長した娘の運命は どうなる・・・・。
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さすが アンダーソン監督作。話が良く練られていて面白いです。
どうなるのか 先が分からず、そこが楽しい。
父と娘の 妻(母)への葛藤。
破天荒な娘を守る父、革命家の宿命を背負って大人に成った娘の生き様。
兎に角 終盤の車の逃亡と追跡と更に追っていく姿が非常に見もの。
あの 激しく上下繰り返す道路が彼等の運命を物語ってます。
娘の銃口がティムを狙う。革命の合言葉を言え、合言葉を・・・ ズド--ン!
ここね。とってもイイ。
そして次に父・・・合言葉を言え、合言葉を・・・
本当に奇跡な再会と 生きてると信じる思い(確信)が交差する瞬間でした。
この間が とってもリアルで。演出も素晴らしいです。
ほんと 久し振りに良い洋画に出逢いましたよ~!!
十分楽しめました。
ご興味御座います方は
是非、早めに劇場へ どうぞ!!
予告レビューが過剰すぎでは?
2時間半超を長いと感じさせないストーリー展開、ショーンペンの凄い怪演、好感度高い娘役のチェイスインフィニティの好演、と見どころが多いのですが、予告レビューが過剰すぎた分、△0.5点です。
一つ目は、見たこともないカーチェイスシーンが繰り広げられる!
確かにチェイスインフィニティの機転で、後続車が見えないところに車を止めてぶつけさせるシーンはお見事!ですが、これってカーチェイス?では、一本道を3台が追いかけっこするのって、それほど凄いカーチェイスでしょうか?それか、その前のディカプリオが車から転げ出るシーンが凄いシーンでしょうか?ワイルドスピードなどと比べても、凄さは言い過ぎではなかったでしょうか?
二つ目は、デルトロが窮地に何度も現れてカッコよく助ける!
これも颯爽と現れたシーンってあったでしょうか?デルトロはいかにも手馴れた革命家像を見事に演じられていました。ですが、ディカプリオが窮地に陥った際に、颯爽と助けに現れたシーンはなかったのでは?
過剰な事前情報はどうしても期待を上げる分、空振った際には、ガッカリ感が深まります。エンタメの最高峰との評もありますが、PTA作品としては、とっつきやすくて、エンタメ寄りという感じではないかなと。
あと、バウンティハンターが命をかけてチェイスインフィニティを助けた点も、彼は子供思いだというセリフはありましたが、唐突感が否めませんでした。
私は以上に引っ掛かってしまったので、事前情報は入れずに観た方が良かったかもしれません。
極左礼賛にはなってないっスよ
革命グループ「フレンチ75」の主要メンバーである二人、ぺルフィディアとその夫ボブを軍人であるロックジョーが追い回す物語。
一部極左礼賛映画などと批判されている様だけど、そうなのかなあ。
確かに極右への揶揄は強く感じるけど、それは割りと表面的。
「革命家は始めは悪魔と戦い、最後は自己と闘う」
そんな様なセリフがあったが、革命テロリストのシンボルの様なぺルフィディア、英雄とされたボブの成れの果てはとても勝利した人間とは思えない。
糸を左右両端から引っ張り合えばいずれ糸はちぎれる。ちぎれるのは糸の最も弱い部分だ。何が、誰が犠牲になるのか。この映画はそれがしっかり表現されていると思う。
ラストシーンは穏やかに見えるが、繰り返しを予感させるしね。
ディカプリオ、良かったー。特に目線とか指先の演技が細やかで見入ってしまった。最近はこういうことなかったけど。
ロックジョーこと、ショーン・ペン65歳?まだまだ全っ然余裕じゃないか。
デル・トロのセンセイ。空手の先生というからてっきり空手でボブを助けると思ってたけどな。でもこの映画で1番好きなキャラ。途中マラドーナに見えてたのは僕だけですか。
この3人の共演が観れただけでもお祭りでした!
デカプリオ泣ける
ワンスアポン〜のときも、ダメ系おっさんの役が良かったけど、今回もダメ系おやじ役のデカプリオ。
ショーンペンのキモい感じも
ラストはちょっとかわいそうな気もした
どこのグループからも嫌われて…
娘役のコが
芯があって逆境に負けない感じが清々しい
先生も熱い!顔も熱苦しい!
あの登ったり降りたりの道路、
あれを生かした反撃!
娘かっこよかった
デカプリオは
屋根から落ちて捕まったり
カッコ悪いけど
それが似合うようになったなー
髪の毛も変な乱れかたしてるし
役柄とはいえ
かっこ悪いが似合うようになった!
上映時間を感じさせない
2時間を超える作品だがそれを感じさせないで終わった。ショーンペンの見た目がとにかく老けた印象。
全体的な会話とか、ちょっとわけわかんないとことかタランティーノっぽい感じ。
親戚がスタッフとしてエンドロールに出てました。
おっさんレオ、ハマり役
ずーっと一定の緊張感をキープしたままストーリーが進んで行って、どの場面で誰が撃たれても不思議じゃないカメラワークに臨場感溢れるカーアクション。
物語の展開としては飽きたりとか無かったけど、上映時間長いし鑑賞後結構疲労してました。
レオ様は革命の英雄として活躍する前半パートから一貫して「ちょいダメ」。完全にイッちゃってる妻に引っ張られてやってる感じで、でもそれがよくハマってた。好みの問題なんだろうけど昔から彼が「イケメン枠」にカテゴライズされるのがハテナ?だったのですが、演技力ではやはりピカイチだと。娘を愛する気持ちだけはしっかりしてるダメなジャンキーオヤジ役非常に良かったです。記憶力衰え設定も、映画にありがちな何でもスラスラ覚えてるのが非現実的だと思ってたのですごく身近に感じて良かった笑
ショーン・ペンもいい役者。自分勝手で欲望に忠実でスケベで凶暴なのにMっ気があり、清潔感皆無のキャラをすごくしっかり表現してた笑。もう本当にキモチワルかったもの!(褒めてます)
子供と一緒には見れないけど、血ではない親子の絆ストーリーもグッときた。
ただ、最後の取って付けたような母からの手紙はちょっと違和感でした。無理やり暖かい家族像にしなくても良かったんじゃないかなー
現代アメリカ政権を揶揄しつつエンタメを追究!
作品はかなりハッキリと前半と後半でテイストが異なり?ます
前半は、さもトランプ政権を揶揄するかのような移民排斥、有色人種差別、などなどへの皮肉!まさに武力蜂起革命か!と思わせるハラハラぶりで、ここまで描けば政府から「圧力」ないのか??しかし、表現の自由が日本より力を持つアメリカ、おまけに製作は大手のワーナー・ブラザーズ。すごい肝っ玉?です、、、
後半は、時系列が十数年後へ。父子の絆へと大きく舵が切られます、、、
なんと父とは!!!という怒涛の展開の上にハードアクション・サスペンスへとまるで「ジャンル映画」に、、、
僕は、前半が余りに面白かったので、、、後半の追跡アクション・サスペンスは「定番」っぽく感じられてしまい、、、
全体としては確かに面白かったですが、大御所監督の仰る「革命的作品」とは、どこを指すのか???
僕は、前半は画期的でエキサイティングな設定、描写、物語展開で、好きです。
俳優陣は、ディカプリオが相変わらずの熱演、ショーン・ペンはもっとキレキレかと思っていましたがブラックに笑える?役を微妙な力加減で演じていて抜群の演技を魅せてくれました、、、ターミネーター?と化して道路に現れるところは、劇場内に声を上げる反応も!! デル・トロのセンセイは、もう少し掘り下げると更に興味深かったのではないかな、、と。
PTAは、音楽の使い方が上手く、緊張感のあるシーンも、ゆったりと息抜きをさせてくれる、安定の演出で、この作品にはユーモア、それもブラック・ユーモアが溢れていて、まさにPTA印の満足度をMAXに上げてくれます!
僕は、巨匠たちのように、絶賛とまではいきませんでした、、、残念💦💦💦
今の世をかなり風刺しています!
【追記③】2025.10.11 (2回目の鑑賞)
どうしてもIMAXで観たかったので探してちょっと遠い映画館迄いったのだ。現在の映画館はIMAX上映の大渋滞が起こっており近場の劇場は2週目にしてこのワンバトルのIMAX上映は無くなっていた…。。あの後半の追跡シーンはまるでジェットコースターに乗っているようであった!
【レビュー】2025.10.4
面白かった‼︎(あまり期待せず観に行って下さい‼︎)
アメリカには現在でもホントに在りそうな秘密組織である。K◯Kの現代版のような組織。そんな組織がある以上それらに抗う組織(レジスタンス)も必要だ!
見所はデカプリオが全く頼りない奴でやる時は出来ない所がいいし、ショーンペンの圧倒的な変態の演技が素晴らしい‼︎ このショーンペンの演技だけ観るのもありだろう。それからデルトロの何とも力の抜けた脱力した妙演‼︎
母親はホントに殺されたのだろうか⁇まぁ組織を裏切ってもいたし、人も殺めてしまっていたので致し方無い所か。
全てがPTAの皮肉がたっぷり詰まった映画になっています。それから両方の側に対してかなり風刺しています。
シーンで印象的だったのはあの荒野のハイウェイでの猛追の場面はローアングルからの撮影で圧巻でした‼︎これはIMAXで観たかった‼︎
【追記】
この作品はIMAXで観たかったのだが、何館か調べたが…IMAXのやってる時間が…朝の早い時間かラストのレイトショーしか無く、良い時間帯が無い‼︎ 今週の封切りなのに‼︎ だ‼︎ IMAX渋滞なのは分かるが封切りして時間が経ったヤツを朝イチかラストに回して欲しい‼︎ 頼むぜ映画館さん‼︎
せめて封切りの週だけはお願いしますよ‼︎
【追記②】2025.10.5
今は"デカプリオ"じゃなく"ディカプリオ"って書くんだね⁉︎ オジサンは知らんかったよ‼︎ すみましぇーん‼︎(これもフル!笑)
イカレ(シ)てる
アメリカが抱える闇(病み)を批判しつつも、娯楽大作になっています。
冴えないお父さんディカプリオのアクションはスマートとは言えず、ちょこちょこ挟まれる笑えるシーン、でも映像はセンスがあってカッコいいです。
根っからの革命家ペルフィディアには全く共感しませんが、彼女のいるシーンがイカれていて面白い。
ロックジョー(ショーン・ペン)は、そうなるだろうと予想できそうなのに、客観的な判断が出来なくなってたんでしょう。復活後のシーンは余計な気もしましたが、あのバカな言い訳は不正がバレても往生際の悪いダメ政治家を見ているようで可笑しかったし、白人至上主義者が寄ってたかってくだらない企みにエネルギーを使う阿保らしさも笑えました。
あの道路での逃走劇はかなり怖いですね。本当は土地を平らにならしてから道路を作るんだろうに、そんな余裕はないという事なんでしょう。
娯楽作品だから笑えましたが、大統領がノーベル賞を要求し、授賞式ごっこをしちゃう国ですから、笑いごとでは済まない可能性も?
個人的には、ちょっとだけ長かったです。血行が悪いので足がつってしまい、ふくらはぎをマッサージしながら観ました。あと15分短ければ大丈夫だったんですが(★には影響しません)
何も成し遂げない父親の物語
感情から社会情勢まで盛りだくさんで、すごい映画でした。
ポールトーマスアンダーソンはアクション映画の監督といった風情ではないですが、パンチドランクラブの車襲撃シーンや、ゼアウィルビーブラッドのタコ殴りなど、暴力描写は飛び抜けている印象があります。
今回、主人公が左派の革命家で、追手も思想つよつよの暴力至上主義者ということもあり、銃弾が飛び交う率高めで楽しませてもらいました。
ロックジョーの持つSIG MCX SPEARや、部下が持つガイズリーのURGアッパーが載ったM4に、銃が好きな人間としては目を見開いて集中する場面が目白押しです。
同時に、そういう『自分が愛してやまないこと』に対して、空しさを覚えるストーリーでもありました。
結局、相手の息の根を止める以外に方法はないんだなと。
思想がどれだけ立派でも、相手が最後に見たのはあくまで銃口であり、そこから飛び出す銃弾には思想はありません。大義のために撃った9㎜も、面白半分で撃った9㎜も、相手にもたらす効果は全く同じです。
しかもフレンチ75の面々は、センセイのように国外退去の危機に遭っている当事者ではなく、そういう人たちに手を貸すために敢えて安全圏から脱出した人たちです。
ハリウッド映画がこのような一見『利他的な行為』を美化しがちな中、この映画の突き放し方は見事で、ラッシュ時の交通整理のような群像劇を描いてきたポールトーマスアンダーソンならではの塩梅でした。
この映画では、リベラルも保守も相当滑稽に描かれています。
余計なイキリムーブからいらない尾ひれが無限にくっついてくるペルフェディア。
※綴りはPerfidiaですが、そのまんま『裏切り』という意味なので、なかなかのキラキラネームです。
戦いを挑むと必ず裏目に出るか、何も解決できない主人公のボブ。
そして、革命を信じているフレンチ75のその他大勢。
最終的に娘のウィラは、追手とはいえ人を殺す羽目になりました。
しかも、父親はロックジョーです。全てを売り渡した母親からの手紙では、馴染みのない『本名』まで知る羽目になります。
無関係でいられたはずのひとりの人間に、どれだけ業を背負わせたら気が済むのか。
ウィラが強くて良かったと思いつつ、ボブに対しては、最後のオークランドのデモは留守番じゃなくてこっそりついていけよと、思ったりもしました。
ディカプリオ父ちゃん
面白かった!
いつか捕まえに来たときに逃げられるように穴掘ってたり暗号があったりそれが15年後も機能してて、スパイものをみてるようでとても楽しかった。マッチョな女性革命家や、ショーン・ペンもキャラクターが濃くてディカプリオが普通に見えた。
最高です。面白い。
面白かったです。3時間弱の上映時間ですが是非とも映画館で見て欲しい出来栄えでした。
最初から最後まで緊迫感があり食い入るように見てしまいました。特に最後の坂道での追跡シーンでは坂の先は大丈夫かと手に汗握る緊張感でした。脚本がいいのでしょうね。さすがポール・トーマス・アンダーソンですね。アカデミー賞での作品賞候補の最右翼ではないでしょうか。見ても入場料以上の物は楽しめます。是非とも。
レオナルド•ディカプリオ
さんって、気づかなかったわ。最初笑笑。若い頃とだいぶ変わったな。観る予定ではなかったけど、サイトみたりしてて、面白そうだったので鑑賞😎
レオナルド•ディカプリオさんが冴えない娘想いの父親を熱演😀
警視役と娘役の俳優の演技も良かった😀
ストーリー的には分かりやすくて、良かった😀
ラスト、娘も母親と同じ道に行くのかなと思い少し切なくはあったが笑笑
母と警視の遺伝子を受け継いでたらとんでもないなあと笑笑
母と警視のとんでもない人間性は驚愕、母からの手紙は本当に母が書いたのか❓笑笑
今もアメリカでは血のつながりでの争いはあるんやろなあ。
まあ、楽しんでみれたので細かいところはええかな🧐
ディカプリオは活躍しない
予告ではディカプリオが愛娘の為に大暴走!と思ったら、前半部はダラダラ長く下品な寒いセリフ連発でこれが160分なら中座して帰るかと。
よくディカプリオやショーン・ペンがあんなブサイク黒人に夢中になり説得力の無さ。
16年経ち、娘が成長しディカプリオがダメ親父になってからだんだん面白くなり着地点が見えなくなる!
キリスト教福音派の秘密結社やら移民拘束反対デモ、ベニチオ・デル・トロのセンセイ登場でカオスさが加速!
結局、ディカプリオはダメダメなままで何も出来ず終了。
でも、世の中、そんなもん。
かっこ悪いディカプリオも逆にかっこいい!
ポール・トーマス・アンダーソン監督にしたら意外にも政治的メッセージが強い作品でいつものモヤモヤ感がなく観た後もニヤニヤしっぱなし!
もっとこじゃれた邦題を付けてくれ
原因不明だが、何故かレビューが削除されていたので、再投稿。
PTAの新作だ。そう、Paul Thomas Anderson 略してPTA。今やフルネームで
呼ぶことよりもPTAの方が多くなった。
当然だが、ジョン・ヒューズの快作コメディ映画「大災難P.T.A.」(88年作、映画.comの評価は4.6/5.0)とは無関係。
ところで80・90年代にはユニークなコメディ映画が公開されていたが、近ごろはめっきり少ない気がする。輸入元・配給元がコメディ映画を敬遠しているのだろうか?
本作はアクションコメディ映画と呼ぶべきだろう。
人によっては革命指向の左翼的アジテーションと見る向きもあろうが、私は純粋に娯楽作品として堪能した。
ディカプリオは50代となって、その風貌がますますデ・ニーロ化しているぞ。
かつて革命行動家として名を馳せた女は警察に拘束されると組織を裏切り、証人保護プログラムで別人になってメキシコへと逃げるが、映画はその後の彼女の姿を追いかけることはしない。
母たる彼女の行く末に映画はあまりにも無関心だ。
失われた母性と論じるネット記事もあったが、PTAは鼻っから母性には見向きもしない。
父と娘と彼らを追う変態軍人(ショーン・ペンが好演・怪演‼)の姿こそこの映画の真骨頂だ。
娘役を演じたのはチェイス・インフィニティさん。なんとこの名前、本名らしい。ミドルネームを姓にしたとか。
キックボクシングのトレーナーの経験があるということで、本格アクション映画でも重宝されそうだ。
終盤の砂漠のハイウェイでの追跡シーン。道が大きく波打っているなと思っていたら、その地形を利用して追跡者とケリをつけた。
ラストで娘に父親(ディカプリオ)が母親からの手紙を渡すが、あれは父親の創作だろう。組織を裏切った母親にかつての夫であるディカプリオに連絡する伝はないはず。あの手紙は父親としての精一杯の思いやりだろうし、娘もそれを理解して父親をハグする。
思えば、アメリカはイギリスと独立戦争を行なった。故に今のアメリカ人は革命家の孫たちともいえる。
そうして、革命家の心意気はアメリカ人に「切り株」のようにどっしりと根付いた。
早くも、PTAの次の新作が待ち遠しくなった。
最高にどうかしているイカした映画
PTA監督作はいくつか観ていますが、オモシロイと思った作品に通じるのは“長〜い前フリ”ですね。
今作でも、ボブが娘を救いに向かうまでの長いこと長いこと笑
いや、そこは目を瞑るとしても、ロックジョーが革命家の一斉検挙作戦を実行に移すまですら長い笑
しかし、フリがしっかり効いているからこそ、終盤の怒涛の展開に厚みが生まれ、終わる頃には不思議なカタルシスに包まれるのです。
結果的に、上映時間は2時間オーバーとなることもしばしばの監督ですが、見応えがあるので毎度許せてしまいます。
?
主人公はビール飲んでマリファナやって文句言ってるだけだったんじゃが?
元爆弾魔的なスキル発揮して状況を打破するシーンとか無い……んですね。
そう言った分かりやすいアクションエンタメじゃない、と。
……お子様舌なので良く分かりませんでした。
あー、敵の変態警察と娘さんは良かったです。ついでに、黒幕幹部クラスなのに下っ端ヒットマンやらされてた人も。
何だか盛り上がらない
ショーン・ペンとベニチオ・デル・トロが出演しているので期待して観に行きました。結論から言うと、ところどころ良いシーンはあるものの、全体としては今ひとつ盛り上がりに欠ける作品でした。
原因はいくつか考えられますが、まず、ストーリー的にディカプリオが革命家として活動していた頃の描写が少なく、彼がどれほどの人物だったのかが十分に伝わってきません。また、母親が育児放棄して家を出ていった後が全く描かれず、その点も中途半端に感じました。それはそれで構わないのですが、それならば最後の母親からの手紙のシーンは不要だったと思います。
さらに、キャスティング面ではディカプリオがミスキャストだと感じました。わざとなのかも知れませんが、彼が登場するとどこかコミカルに見えてしまい、作品全体の緊張感と合っていないように感じました。他のキャストは皆さん良かっただけに残念です。
最後に、ベニチオ・デル・トロには、もっとぶっ飛んだ役柄を演じてほしかったです。
全133件中、41~60件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。








