ワン・バトル・アフター・アナザーのレビュー・感想・評価
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変なキャラクターばかり
ポールトマスアンダーソンの映画は『マグノリア』以来。
相変わらず変なキャラクターを描くのが好きな監督だ。(マグノリアは、トムクルーズの役が好き)
デカプリオは好きな役者なので、最初から最後まであか抜けない爆弾魔でありつつ良い父親の役がハマっていた。これと対照的だったのが生粋のテロリストの母親と、敵のショーン・ペン演じる不気味な白人警官。どれをとってもキャラクターが変わっていて、感情移入は出来ないが、展開としては目が離せない。その意味では先が読めずにどんどんと話が進んでいく。筋だけ書くとアクション映画なのだが、間の取り方や見せ方は、隙間や余白があって、ちょっとわかりにくいというか、映像でほおっておかれる感じなので、とても映画的なストーリーテリングで、心地よかった。無理にドラマチックにもならないのもいい。
とにかく登場キャラクターが際立っていて、それを見ているだけで終わった感じだが、けして悪い印象ではない。ただ何が言いたのかはわかりにくい。
また3時間
最近、上映時間が長い作品多すぎ。
ただし、今作は視聴中「長いなぁ」とは感じなかった。とは言え、それが面白いかと言うと難しい作品。
ディカプリオ役をドウェイン・ジョンソンが脳筋パワーで演じたら「何も考えずに楽しむエンタメ作品」になるが、変に上手い役者揃いだとそうもいかない。
なのに、この作品の最大のテーマは何か?と言われると、分散し過ぎていてよく分からない。
難解な作品を撮り続けてきた監督が「ほら、こういうアクションとか、こういう設定とか入れときゃ人気出るんだろ」みたいな感じにしたけど、そもそもが社会風刺臭キツめなので、エンタメに振り切れもせず消化不良起こしてるような感じ。
逆に?エンタメ作品ばっかり撮影してた監督が「こういう要素入れておけば、人種問題や分断されたアメリカなどの社会風刺が効いた素晴らしい作品って批評家が褒め称えるだろ?」って撮った風にも見える。
つまり中途半端ってこと。
エンドロール見ながら「う〜ん?」ってなる。
スッキリ感が無かったなぁ。
3時間飽きずに見れた
特別派手な事が起こるわけでは無いんだけど、予定調和でもなく予測不能で見てて変な緊張感あった。
ベニチオ・デル・トロがいて存在感普通ってびっくり!
他の作品だと居るだけで存在感ありすぎて主役食ってる時あるからそれだけディカプリオやショーンペンの演技が凄いって事と配役が噛み合ったのかなと。
何よりも私の大好きなショーンペンが軍人として仕事できるんだがドMのど変態役とかキモおじ爆誕してましたわ。初めてキモって思ってしまった😭👏(褒め言葉)
あそこまでキモいと笑うしかないというw
ストーリー展開はテンポ良く話進むけど娘を助けたい父(プリオ)が何か派手な事する訳でもなく一緒に助けに行くデル・トロは隣にいるだけ、逃げる娘と追う悪いやつで派手なカーアクションする訳でもなくなのに!!!
カメラワークのおかげで緊張感増すんだよね。
面白かったです👏👏👏
仲間を売ったボブの奥さんはあまりにも最低!
米トランプ政権の移民排斥政策に対する痛烈な批判がメインテーマなのだがアブノーマル軍人やジャンキー革命家、怪しい空手道場師範を配しスリラーアクションコメディとして描くことでオブラートに包んで飲みやすくした娯楽作である。年齢を重ねるにつれ「ダメ男」が板についてきたディカプリオの今作での役どころは収容所からの移民開放を繰り返す爆弾闘争反政府組織メンバーなのだが、同士だった黒人の妻が仲間を売ってメキシコへ逃げたおかげで生まれたばかりの娘と16年間田舎に潜伏して酒とドラッグに依存しながら一人で育児してきたさえない親父である。脚本も手がけたポール・トーマス・アンダーソン監督の魅力は徹底したおとぼけと観客の予測を裏切ることを優先した展開で、それは必ずしもうまくいかない現世のリアリティを感じさせてくれる。逃走するディカプリオはあっさりビルから転落するしかっこよくライフルを構えても標的に当たりはしないのだ。ベニチオ・デル・トロが言う「トム・クルーズ」のようにはいかない。そもそもアメリカは「侵略者と移民による人種の坩堝」。その中でウィラを助けに戻る原住民のおじさんに拍手を!
革命と不法移民と白人至上主義
久々のPTA
「ドライブインマンハッタン」で
お久のショーンペンで、
もうそんなに会えないと思ってたら、
もう他の出てた🤣
しかも最近は、
ちょっとダサ男な役が多いレオ様。
今回もちょいダサ😁
更に、古谷一行ならぬ
「ザザコルダ」デルトロさんも居るし😱
最近PTAくらいの大物監督作品て、
大物役者が集まる様になってるのかな。
PTA作品、最近はあまり観てないが、
ちょっと苦手でした。
少しくらーい雰囲気に、
クラシカルなBGMが爆音でかかって、
真剣ムードに軽いギャグ的な、
狙ってるのかスカしてるのか、
笑いのツボがよく分からない。
今回は、
ちょいダサレオ様と
変態軍人ペン爺と
朴訥オヤジデルトロさんで、
キャラ立ちすぎなおっさんにニヤニヤしてしまう😆
娘の出自と出立を観てると、
コレはラストまで頑張るだろうと踏んでいた。
娘役の女優、大物になる雰囲気持ってる👍
ラストは母娘の邂逅があるかと思ってましたが・・・。
久々のPTAは、
相変わらずの爆音クラシックと、
毎度登場する教会と、
いつもよりコミカルシニカルが分かりやすい、
良作でした👌
愛すべきキャラクターたち
夜の逃走劇のシルエットの構図、カーチェイスでルームミラーを活かした構図など
アクション映像もすばらしいが、なんといっても人間ドラマが面白く
スピード感のある展開、映像も相まってあっという間の162分。
メキシコ人のおおらかさ、
ディカプリオのダメっぷり、焦りっぷり
デルトロのユニークさ、落ち着きっぷり、
ショーン・ペンの異常な執着ぷり、
それぞれの俳優のキャラクターが活き活きして際立ち、
お互いを引き立てあっている。
尼僧を含めて高潔、清廉潔白ではなく、下世話で人間臭いので
(差別主義者を除いて)それぞれの登場人物がほんとうに魅力的。
音楽もピアノとドラム、ギターなど少ない楽器だが印象的、
かつ感情過多にならず効果的。
早くもアカデミー賞が楽しみになってきた
反社バンザイの映画はいただけない
今また革命の波が来ているのか?
笑えるデカプリオ
共感できない!娘の顔が佐々木朗希に似てる!
デカプリ男の落魄れた薬中アル中が嬉しい
思っていたよりも冗長で退屈。テンポよくできたハズ
予告編の感じではもっとサクサクと
気持ちのいいアクションが見られるものかと思っていたが
蓋を開けてみれば退屈で眠くなる場面あるし
1シーン1シーンが長いし
話は思想のごった煮のように感じて
ハリウッドお得意の派手&疾走感を期待した自分としては
あまりノれなかった。
話の展開も予想を裏切られない割には
こちらが思う『こうなったら気持ちいいのに』
という展開になるわけでもないという
『もうちょっとでテンション上がれるのに上がらず終わる』
という展開が続く不完全燃焼な感じ
そしてやはりネックは時間。
2時間40分以上あるなら
『これだけ見所満載で切る所もない作品なのか』
『そりゃ長くならざるを得ないな』
と思わせてほしかった。
RRRや国宝レベルは求めすぎにしても、
こういった長尺作品においては見てる人に
『これギュッとすれば短く出来るんじゃね?』
と思わせてはダメだと思う。
何故か映画界では長尺ブームだけど、
やはり余程面白くないと150分以上は疲れる。
120分程度に収められてたらもう少し評価上がった気がする。
とはいえキャラの撮り方がキレイだったり
カメラの画角に新しさを感じたので
映画に詳しい人、映画に造形の深い人からは好評価なのかな、
とか思いながら見ていました。
私は映画はそれなりに見ますが
やはり娯楽は気軽に楽しめるエンタメとして見たいので
あまり合わなかったのかもしれません。
ダメプリオ父ちゃんの娘への想い
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