劇場公開日 2025年10月3日

ワン・バトル・アフター・アナザーのレビュー・感想・評価

全320件中、121~140件目を表示

5.0面白かったですです

2025年10月5日
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鑑賞方法:映画館

移民の扱いとか、軍隊が突然にやって来て平和な日常を蹂躙して行くとか、偏見しかない権力者の横暴とか、もっと深く観ればその分だけ社会批判のサインが方々に散りばめられていることに気づくのだと思いますが、自分はただもう面白く見ました。 最高のエンターテイメントでした。 スケール、スピード感、ユーモアドタバタ喜劇の感じ、友情、親子愛、次々に起こるドラマの間合い、実に全てが丸く収められていて時間を忘れて楽しみました。 俳優陣がみなさん泥臭い役柄で登場するのですが、その洗練されていないオヤジ臭さが魅力になっていて、その辺が同じように場面展開に魅了されたタランティーノの作品とは違う、あちらは洗練具合が格好良いと感じたのですが、素敵ポイントでした。
映画館で観て良かった。

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Toshiya

4.0映画好きの幕の内弁当。

2025年10月5日
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鑑賞方法:映画館

ポール・トーマス・アンダーソンの作品はそれほどはまっていませんが、マグノリアのサントラは今もたまに聴くお気に入り。今作は史上初の全編IMAX。「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」も全編IMAX撮影〜上映だったそうですがアスペクト比は1.9:1。今作のIMAX史上初は1.43:1の拡張アスペクト比での全編上映だそうです。ずっと大きな「はがき」の比率で観る感じですね。ここはサンシャイン池袋の出番です。なのに平日休日ともに1回のみの上映。良作が混雑してますね。ただ実際見てみると俳優のアップが多いので表情が読み取りにくいレベル 笑。ストーリーは革命家の親子の逃亡と追跡劇。ざっくり説明すると単純ですが、脚本・構成はかなり手が混んでいてお見事。よくこんな話が考えつきますね。映画ファンが好きなシチュエーション、キャストがてんこ盛り。名優たちも愛嬌のあるキャラをうまく演じていて、観ていてニンマリしてしまいます。そんな中、主人公の妻と娘役の俳優は、あまり多くの作品には出ていないようですが、ビジュアルも演技も気に入りました。ラストもうまくまとまっていて消化不良も一切なし。162分の上映時間もあっという間。上質な鑑賞体験でした。

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すかちん

4.5冒頭からヒリヒリした展開が続き、先がまったく読めなかった。。

2025年10月5日
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鑑賞方法:映画館

レオ様の映画を映画館で見たのは初めてだったかも知れない。。
映画サイトの口コミが良かったので見に行ってみた。
この監督のポール・トーマス・アンダーソンは、ベルリン、カンヌ、ベネチアの3大映画祭で受賞歴があるのを知ったのも理由の一つ。

日曜日の朝イチの回で鑑賞。
観客は私を含めて4人。
同時間帯でやっていた鬼滅は40~50人くらいはいたと思う。

さて、映画の方は口コミ通りの内容でした。
通好みというか、見ていて何故か、ふと、園子温監督の『愛のむきだし』を思い出した。
話の流れ方でそう感じたのか理由は定かではない。。
単純な娯楽映画ではないです。
そして、ディカプリオが主演という感じでもなかった。
二人の女性が主役だったのかな。。(親子の二人)

冒頭からヒリヒリした展開が続き、先がまったく読めない。
やっぱり、まったく展開が読めないっていうのは見ていて緊張感がありました。
内容を知らずに見に行ったのが良かったと思う。
ただ、最初はなんのために戦っているのかが分かりづらかった。

簡単にストーリーを説明すると。。
前半は、革命家というかテロ組織の闘志というのか、テロ行為を行う黒人女性と仲間のレオ様。
そこにショーン・ペンが演じる狂った軍人が絡み物語が進む。
中盤以降、話は一気に16年後となり、二人の革命家の子どもが話に巻き込まれていく。

メキシコ移民問題、白人至上主義の組織、テロ組織の残党、いろいろ絡み合って、見ごたえのある完成度の高い映画でした。
最後は家族が描かれ、ハッピーエンドだったのかな。。

ショーン・ペンの軍人役は良かった。
昨年見た『ドライブ・イン・マンハッタン』のタクシードライバーとはまったく違う演技。
名優ですね。

若い頃のディカプリオはなんか苦手だったんだけど、今や普通のオッサンですね。

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はりー・ばーんず

1.03時間もかけて流す映画じゃない

2025年10月5日
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いぬい

4.0親世代になったあたりで感じる一種の哀しさ。かつてあんなにあった内な...

2025年10月5日
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親世代になったあたりで感じる一種の哀しさ。かつてあんなにあった内なる情熱が失われてゆく悲哀。行き着く先も何となく見えてきた。
クスリやアルコールに逃げてた日々。
感電したシーン、ペンギン歩きしたあと弱々しく倒れちゃう。スケーターの若い男の子についていくのもやっと。でもそのポンコツ具合も愛おしい。

諦念、寛容さを経て

またボチボチ活動していくかな…。

キッカケをくれたのはかつて愛した人と、愛する娘。

この世界観、むしろ好きかも…

ディカプリオから、情けないながらも滲み出てくる人間の哀しさと愛情深さ、年相応の包容力。
いや素晴らしい演技でした!やっぱすごいなレオ様。娘役の真っすぐ前を見つめる眼差し、のびのびした演技もいい。拍手!!

スピルバーグが絶賛したそうですが、確かにアンダーソン版大捕物、「キャッチミーイフユーキャン」と言えなくもない。あれは疑似父子、こちらは父娘。もっと言うと、キャッチミーの青年のその後の成長譚とすれば、、なかなか面白いじゃないですか♪

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夢

3.5デカプリオに何を期待するかで

2025年10月5日
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笑える

楽しい

カワイイ

印象は変わるかな。
過去作のキラーなんちゃらフラームーンと同様、彼自身が戦闘、アクション大奮闘!!ていうほどでもなく、なんなら悲壮感、情けなさ感!そこがいい!!
と認知できればガラリと面白くなる映画!

最初は堅苦しくて難しいのかな?ついていけるかな?って思ったけど、大丈夫。

ちゃんと楽しめた。
メキシコ、アメリカ、移民、差別、とある程度ブレイキングバッドで免疫つけたおかげでちゃんと楽しめた。

汚い言葉多様で注意(笑)
ホント、デカプリオかわいい。

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もみもみ

5.0あらゆるジャンルの極上のエンタメでシリアスな社会問題を包み込んで観客にぶち込んでくる最高の作品。

2025年10月5日
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様々な社会問題を描く。その描き方はかなりのエンタメであるからのめり込んで鑑賞が出来る。
何も考えずに脳死で鑑賞しても楽しめるだろうエンタメ性の極めて高い作品であるが、描いている社会問題はとてもシリアスである。これだから映画は素晴らしいと思わせてくれる作品である。
上映時間の長さは気にならないし、あらゆるシチュエーションが描かれるから単純に楽しい。カーチェイスもあり、アクションもあり、そして会話劇の妙もある。あらゆるジャンルの極上のエンタメでシリアスな社会問題を包み込んで観客にぶち込んでくる最高の作品。

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モトコ

3.5あまり刺さらなかった

2025年10月5日
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驚く

レオ様、ショーン・ペンさん、ベニチオ・デル・トロさん、が出演しているとなれば、絶対に面白いと期待値を上げてしまった。
レオ様がさえないおじさん役を演ずるのも期待値を上げた理由の一つ。
9:05からのスタート。
年齢層高め。20人程の入り。
この3人の熱演で面白いと思うけれど
革命や、移民など、あまりピンとこないので
イマイチ乗れなかった。
親子の情愛ももうちょっとあれば良かった

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seiyo

2.0長い割につまらない

2025年10月5日
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途中まで何の話かよく分からなくて途中から面白くなりそうだったけど結局最後まで微妙だった

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もぐ

5.0さすがこの監督

2025年10月5日
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興奮

斬新

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たけ

5.0大傑作

2025年10月5日
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笑える

興奮

知的

中盤くらいまで何を見せられてるのやらさっぱり。が、そこから伏線回収が始まって、前のめりになって鑑賞。よくこんな話考えつくなと思う。デカプリオ、ショーンペン、デルトロのイケおじぶりがすごい。ショーンペン、マッチョすぎるだろ。

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ヨシオヘミング

5.0革命はテレビ放送されない

2025年10月5日
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劇中で「革命はテレビ放送されない」のフレーズが登場し、エンドロールでそのギル・スコット・ヘロンの曲の後にエラ・フィッツジェラルドver「天には栄え」が神々しく流れる、ポール・トーマス・アンダーソンによるレイシズムと抑圧に抗う革命とその挫折と希望についての物語です。

そして、ポール・トーマス・アンダーソンがアクションエンターテイメント映画を作ったというのも正解で、娘を助けるためにディカプリオが命懸けの闘いを挑むという親子愛の映画でもあります。街中でのカーチェイスは好きではないんだけど、終盤の荒野でのカーチェイスは痺れました。

あと、ジョニー・グリーンウッドよるのサントラが素晴らしいのに加えて、音響も凄まじかったです。うん、傑作。

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ピンボール

3.5人生は他人が振り回す

2025年10月5日
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己も周りも自分の都合に収めたいがそう簡単にはいかない。巻き込まれるボブの姿からそれが見える。
移民のわだかまりや現体制への不平不満、革命家の覚悟などのどれかに重点を置けば観やすいと思う。いまいち入り込めない。

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ななな

4.5PTA×レオの必然の初タッグは、“ワン・エンタメ・アフター・アナザー”なマスターピースだった!

2025年10月5日
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興奮

驚く

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近大

3.0面白いかもしれないけども。

2025年10月5日
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興奮

驚く

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パナソニック

5.0今年見た3時間超えの映画(この映画は超えてないけど…)の中で、1番...

2025年10月5日
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今年見た3時間超えの映画(この映画は超えてないけど…)の中で、1番好き!
面白かった!

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みかん

5.0面白いけど

2025年10月5日
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大小の「はぁ?」が満載の映画。
非常に面白いが、世界は大丈夫なのか?

排外主義と反排外主義の深刻な対立が世界的に起きているが、
この映画は、この両者の思想に踏み込むことも無く、
対立を、トムとジェリー的な「追いかけっこドタバタコメディー」に仕立てて、
果敢にエンタメにして笑いを取りにいく。

対立がアプリオリなものとして扱われている。
つまり、対立は、もはや解決すべき課題ではない。前提だ。
排外主義者については、
「どうかしている変態野郎だから」
で切り捨てる。

人種差別野郎を「変態野郎」として描くのはともかく、
爆弾革命野郎を「いい人」として描いている。
アメリカでこの映画が高い評価を得ている。

エンディングもジワジワくる。
父と娘の明るい会話だが、言ってることが「はぁ?」。

この映画は、Z世代を煽っているのか?
犬笛を吹いているのか?
それとも、映画自体がギャグなのか?
その意図はわからないが、
この笑いがいずれ社会に還元されることは想定内だろうと思う。

関係ないけど、娘はKポップオタクのユーチューバーらしい。
様々な価値観と距離感と方向感がバグる。

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田中

3.5面白かった

2025年10月5日
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まいしゅう

4.0予想外のおもしろさ!

2025年10月5日
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怖い

興奮

幸せ

■ 作品情報
トマス・ピンチョンの小説『ヴァインランド』からインスピレーションを得た物語。監督・脚本はポール・トーマス・アンダーソン。主要キャストはレオナルド・ディカプリオ、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、レジーナ・ホール、テヤナ・テイラー、アラナ・ハイム、ウッド・ハリス、チェイス・インフィニティ。製作国はアメリカ。

■ ストーリー
かつて極左革命グループ「フレンチ75」のメンバーだったボブ・ファーガソン(レオナルド・ディカプリオ)は過去を清算し、一人娘のウィラと静かに暮らしていた。しかし、突然ウィラ(チェイス・インフィニティ)が何者かに誘拐されたことで、ボブの隠遁生活は終わりを告げる。過去の革命活動の代償とも言える因縁の軍人スティーヴン・ロックジョー(ショーン・ペン)から娘を救うため、再び危険な戦いに身を投じるボブの姿を描き出す。親子は、自らの過去と現在の両方から来る過酷な葛藤に巻き込まれていく。

■ 感想
3時間近い長尺にもかかわらず、全く飽きることなく、作品世界に深く没入することができました。物語の幕開けとなる収容所襲撃シーンで、主要人物たちの置かれた状況や因縁が明確に提示されたおかげで、すぐに彼らの運命に感情移入し、最後の瞬間までスクリーンに釘付けです。

革命家たちの地下ネットワークや「クリスマスの冒険者」クラブといった細部の設定は、正直なところ、ちょっと理解が追いつきません。しかし、作品の根幹をなすメインストーリーは非常に明快です。その中で繰り広げられるボブの奮闘、妻ペルフィディアの葛藤、娘フィラの覚醒、この三者による親子愛の描写は、強く楽しく愛おしく心を揺さぶります。

そしてこの3人に勝るとも劣らぬ存在感を放つロックジョー!彼の存在があったからこそ、ペルフィディアというキャラクターがよりいっそう魅力的に映り、その途方もない執念が物語全体を推し進める強大な原動力となっています。終盤のまさかの復活劇には、目が点、口あんぐりです。この異彩を放つロックジョーを演じるショーン・ペンは、まさに陰の立役者です。彼の怪演が、作品に深みと予測不能な興奮をもたらしてくれたと感じます。

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おじゃる

4.5その必死さが胸を打つ!

2025年10月5日
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興奮

驚く

元革命家ボブとその娘が、現役引退し身を潜めた後に「ある理由」である軍人につけ狙われるお話です。

革命家と名乗るテロ組織、メキシコからの不法移民達、アメリカの軍隊、差別主義者の謎組織・・・などなど、それぞれの主張、正義を振り翳しつつ、程度の大小はあれ揃いも揃って当たり前の様に違法行為(枚挙にいとまなし!)に手を染めてるカオスな状態です。多少の誇張やフィクションはあれど、国境の壁とか出てくるので直近のアメリカの現状をある程度は反映した設定なのかもしれません。

現役を離れたボブ(レオナルド・ディカプリオさんが好演!)は、酒とドラッグに溺れる分かりやすいダメ中年だけど、娘のピンチには肥満体に鞭うって体張るところが滑稽であると同時にその必死さが胸をうつ瞬間もあり、彼が絡むアクションも盛りだくさんでなかなか見所が多かったです。

演出面ではカメラアングルの工夫、アクターの演技の面白さ、音楽の使い方など、スクリーンに注目させる要素が多彩で常に画面に集中出来た様に思います。シナリオの伏線回収の上手さも相まって162分の長い上映時間がまるで気になりませんでした。

ただ、シナリオや設定的に若干、思想的な偏向度合いが高いようです。他は全て基本悪く書くのに〇〇だけは依怙贔屓みたいな(笑)。伏せ字を使いますがこの部分は現代の日本でも問題視されつつある属性(分かりますよね)なのでそこはちょっと違和感感じましたね。

エンタメ作品として良作と思いました。

では。

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やまちょう
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