劇場公開日 2025年10月3日

ワン・バトル・アフター・アナザーのレビュー・感想・評価

全691件中、501~520件目を表示

4.5その必死さが胸を打つ!

2025年10月5日
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鑑賞方法:映画館

興奮

驚く

元革命家ボブとその娘が、現役引退し身を潜めた後に「ある理由」である軍人につけ狙われるお話です。

革命家と名乗るテロ組織、メキシコからの不法移民達、アメリカの軍隊、差別主義者の謎組織・・・などなど、それぞれの主張、正義を振り翳しつつ、程度の大小はあれ揃いも揃って当たり前の様に違法行為(枚挙にいとまなし!)に手を染めてるカオスな状態です。多少の誇張やフィクションはあれど、国境の壁とか出てくるので直近のアメリカの現状をある程度は反映した設定なのかもしれません。

現役を離れたボブ(レオナルド・ディカプリオさんが好演!)は、酒とドラッグに溺れる分かりやすいダメ中年だけど、娘のピンチには肥満体に鞭うって体張るところが滑稽であると同時にその必死さが胸をうつ瞬間もあり、彼が絡むアクションも盛りだくさんでなかなか見所が多かったです。

演出面ではカメラアングルの工夫、アクターの演技の面白さ、音楽の使い方など、スクリーンに注目させる要素が多彩で常に画面に集中出来た様に思います。シナリオの伏線回収の上手さも相まって162分の長い上映時間がまるで気になりませんでした。

ただ、シナリオや設定的に若干、思想的な偏向度合いが高いようです。他は全て基本悪く書くのに〇〇だけは依怙贔屓みたいな(笑)。伏せ字を使いますがこの部分は現代の日本でも問題視されつつある属性(分かりますよね)なのでそこはちょっと違和感感じましたね。

エンタメ作品として良作と思いました。

では。

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やまちょう

5.0見事❗️監督の巧みな脚本、センセイが◎

2025年10月5日
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楽しい

怖い

ドキドキ

今年最大の話題作品。見事だし、ハラハラドキドキ感満載だった。一番評価したいのは監督の脚本が巧みで見事❗️エンタメアクションだけど今のアメリカ政治を意識した作品に思えた。初めてのディカプリオだが、彼の演技はさすが。ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロの演技も素晴らしかった。間違いなく今年のベスト洋画候補だし、年間ベスト10にも入るだろう。ベニチオ・デル・トロが演じたセンセイのキャラクターが◎。0.5点おまけの5点。

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ナベさん

4.0最近3時間の映画多くない?

2025年10月5日
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個人的には好き
ウィラ役の彼女がすごく魅力的ないい演技
ディカプリオパパの慌てっぷりがリアルでいい
そうよね私も覚えられない
テキストって
ショーン・ペンの普通の人の役最近見てないからショーン・ペン自体が変な人に思えてきた
デル・トロもっと出てきて欲しかった
おまわりさんに捕まって服持ち上げてるとこかわいい
IMAXで観たせいかカーチェイスのとこちょっと酔った
関係ないようで関係ある人たちがそれぞ知らない人達ってのがいい
最後のウィラはちょっと苦言を申したい
長い上演時間だけどさほど気にはならなかった

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ぱぴこ

3.5アメリカだな!

2025年10月5日
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正直、アンダーソン監督作は初だけど、思ったより面白かった。
かつての革命家のボブ(ディカプリオ)親子が、執拗な警察官ロックジョー(ショーン・ペン)に追いかけられる話。
ロックジョー役のショーン・ペンがさすがの怪演(なんか久しぶりに彼を観た気がする)。見事に怖くて憎らしい。そして相変わらずディカプリオはイケてないオヤジが似合う笑。
ストーリーは、白人至上主義の人達が出てきたりでアメリカらしいなあと思ったり。クライマックスのチェイスシーンは、独特だけどドキドキした。(ボブ間違って跳ねられそうと思った)デルトロ氏はやはりカッコよく、メキシコが似合う!
思ったより普通に終わったのが意外。母親が出ないのも意外。

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mz

3.5そこそこ

2025年10月5日
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楽しい

興奮

ドキドキ

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sazanami

4.5渋い

2025年10月5日
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ショーン・ペンが
ある意味主役な映画でしたね

デル・トロも
観られますし

なかなか満足度が高いです。

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れいん 【観る前にレビューは見ない派】

4.0この作品で何より印象深かったショーン・ペン

2025年10月5日
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笑える

興奮

私にはハマらないかなと思って観に行った今作、全然そんな事なく楽しめました。
「拉致された娘を取り返す」を軸にストーリーは進んでいきます。
主演のディカプリオは拉致された娘を育てるシングルファーザーのボブ、そんなのでちゃんと娘を取り返せる?って思うくらい頼りにならないし口が悪いしだらしないパパで、でも娘を想う気持ちは伝わってきました。
そこに絡んでくるショーン・ペン演じるロックジョー、この強烈キャラがすごすぎました。
演技力が素晴らしいショーン・ペンが演じたからでしょうけど、やばさ全開でした。
ディカプリオも素晴らしいですが、ディカプリオよりショーン・ペンの方が印象が強かったです。
移民問題、白人至上主義というアメリカの抱える問題が今作にも組み込まれていましたが、ボブにクスッとなるシーンが何回もあったせいか、重くない仕上がりになっていました。
クライマックスのカーチェイスはハラハラドキドキでとても楽しめました。
162分という長い上映時間でしたが、全然飽きる事なく、心地良いラストで気持ち良く観終われました。

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小町

5.0現代アメリカの最高の映画監督

2025年10月5日
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ポール・トーマス・アンダーソン
略してPTA

またしても 監督作品 自己最高を更新じゃね?
私の知る限りPTAが現代アメリカの最高の映画監督だと確信
スピルバーグはすでに3回観たそうよ👏

革命家の夫婦の娘が革命の申し子で、美しい女性テロリストとなり、トランプ大統領の移民政策で作られた強制収容施設からの移民解放組織のリーダー
かなりのサディストだから始末に悪く、
問題の種を蒔き散らす

その女に岡惚れして爆弾魔テロリストになった夫はヒッピーや政治犯が逃げ込むので有名なサンクチュアリ都市の自然公園で身を隠し、娘を男手一つで育てて早や17年の中年オヤジはマリファナ呆けで合言葉も思い出せない体たらく

サド女に精神を蹂躙されたサイコパスなマゾ警官?州兵?の粘着質なキモい執着心と野望が暴走

もしかして主人公?の美しく成長したひとり娘は母の素養を見事に受け継ぎ・・・

他にも娘の空手の先生は実はメキシコ不法移民を助ける組織のリーダーだったり
アメリカを裏で支配する白人至上主義の秘密組織のヤバい奴等

コイツらがイカれた争いを繰り広げてゆく
まさにワンバトル アフターアナザー
"戦闘に次ぐ戦闘"なのよ

あまりの破天荒ぶりに笑って観てるとコメディに思えてくるのだけど、ジワリと心を塞がせること、それは 今まさにトランプ大統領の移民政策に蹂躙されまくるアメリカ🇺🇸の現実そのものなのだから
全米各地に州兵派遣して不法移民として逮捕して収容所へ収監が加速中

日本でも移民政策が絶賛炎上中🔥
脳天に強烈な一撃くらわす🤛
社会派映画なのさ

この映画観て、何も感じず
表面しかなぞれない観客には
私から愛を込めて
ひと言差し上げたい
「ボーッと生きてんじゃねーよ!」🤭

最後までアクションの見せ場だらけでスペクタクルな展開も有り余るのでご安心くださいませ

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あさちゃん

4.5父の教えを守る娘にジーンとくる

2025年10月5日
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「トラップ」に続き、2日連続で、父と娘の映画。(メインのテーマはそうではないかもしれないが、どうしても、娘を持つ父親目線で観てしまうのでw)

こちらの娘も中々ハードモードだったが、シャマラン監督もそうだったように、ポール・トーマス・アンダーソン監督も、娘には嫌われたくないんだろうなということが伝わってくる作品だった。
出自に関わっては、どうしようもない現実を知らされることになっても、それを正面から受け止めて、キチンと自分を大切にしてくれる人を間違えないという描き方や、性被害に遭いそうな状況も、未然に防ぐ方向に展開させるなど、本作でいえば、娘のウィラが汚れずに自立していく脚本にしているところが好印象。

ダメ親父のディカプリオもとてもいい。
娘が生まれた途端にメロメロなのもいいが、高校の保護者面談で、娘を褒められて泣いてしまうところとか、逃亡中に、落っこちて捕まってしまうところとか、抜けてて不器用なところが心から愛せる。(長い暗号を覚えていられなくて、長々と毒づくところとか、大好き)

そういう「観ていて愛せる個人」が、様々な事情で争いに巻き込まれていく、その展開のスリリングさを楽しむという目論みは大成功していると思う。少し長めの作品だが、最後までダレずに観ることができた。

<ここから、少し内容に踏み込みます>

・今作は、革命を掲げて行動する者たちや、強制送還を待つ非正規移民の人々、メキシカンコミュニティやネイティブアメリカンをモチーフにしているが、政治的なメッセージや、何らかのプロパガンダをメインの目的にしているとはいえない中で、「クリスマスの冒険者たち」には、ひとこと言いたかったんだろうなと感じた。

・というのも、ショーン・ペン演じるロックジョーは、ヴァージルに撃たれて事故ったところで退場でもよかったはず(尺も縮まる)。それなのに、ターミネーターのごとく蘇り、わざわざもう一度「冒険者たち」に殺されたわけで、あの秘密結社の思想の気持ち悪さや、儲けのためには安い労働力として非正規移民を一定数手元に置くという欺瞞さ、そしてその結社に入ることを「何よりもの栄誉」と考える哀れさを、どうしても描きたかったのだろう。

・まるでKKKのようだなと思ってWikipediaをみたら、 KKKの結成は1865.12.24と記されていたので、「クリスマスの冒険者たち」というのは架空の結社だろうけれど、KKKを意識したネーミングなのかもと想像した。

・「センセイ」が出てきてからの一連の流れが最高だった。彼らのコミュニティの温かみもさることながら、全然携帯を充電させてもらえないベタな笑いとか、パルクールみたいにビルの上を駆け抜けるシルエットのカッコよさとか、捕まってからそこを抜け出すまでの予想外の展開とか、車から放り出されるときのお決まりのビビり具合とか…。
一本調子に陥らない、いい展開だった。

・ペルフィディアについては、「おいおい、手紙一通で許されると思うなよ💢」と思いながらも、「自分の欲望に真っ直ぐな人ってことですよね」とも思った。自分はあんまり関わりたくないタイプだが、物語には必要な人なので仕方ない。

・彼女に「Get up!」と言われ、立ち上がろうとしたら「そっちじゃない」って言われて、すぐに反応できるロックジョーが、ある意味すごいw

・ロックジョーのピチピチのTシャツをウィラがイジるシーンで、某芸人が脳裏をよぎった。

・DNA鑑定を、ああやって使う作品を初めて観たが、脱帽。よく思いついたなと思う。

・100mくらいから反応する例の機械。出がけには、あんなに嫌がっていたのに、最後まで肌身離さず持っていて、父の教えを守る娘にジーンとくる。ディカプリオに、いい娘に育ってよかったねと声をかけたくなった。

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sow_miya

2.5共感出来なかった

2025年10月5日
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登場人物に全く共感が出来なかった。
ただのテロリストじゃない?と序盤で思ってしまった時点で冷めた感覚になってしまった。
それぞれの役者の演技は冴えていてとても良かったです。

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しんちゃめ

4.5面白い! が、歯にものが挟まる?

2025年10月5日
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楽しい

興奮

知的

 かつて革命家として活動していたボブ(ディカプリオ)が、拉致された娘を取り返すために奮闘する話。予告を観る限りパスワードを忘れていたり車から落とされたりと少し体当たりなコメディ感もある。

 母親はどうしているのか、なぜ娘が拉致されるのかといった話が明かされていくがこれが結構面白い。ショーン・ペンがチラシで『変態軍人』と書かれていたがここまで重要な設定だったとは……。という感じ。
 この映画で実質主人公ムーヴするのは娘の方で、ディカプリオは周囲に引き回されているような感じ。昔の仲間を頼って、指示されて…という感じ。

 違和感を感じたのは特に音楽の使い方で、詳しくないのでジャンルは分からないが場面から浮いたような、奇妙なピアノ音が目立つ。
 恥ずかしながらポール・トーマス・アンダーソン監督の作品は観たことが無いけれど、画の作りといいもっとドラマ感ある作品が得意な作風のような気がした。
 ただ、その違和感が少し独特な映画として成立させているようにも感じた。シナリオと演出は文句ないし、派手ハデなエンタメに振りすぎてもいない。映像も高いレベルで纏まってはいるけど音楽の違和感をどう解釈するかは結構評価の分水嶺になるかもしれない。

 先述した『エンタメに振りすぎていない』にかかわるけど、この映画のストーリーの肝になっているのは『社会的弱者に対する搾取』『移民への排斥』『人種差別』といったキーワードで、今だアメリカに残る問題が前面に出されている。
 それだけに地味な画面がむしろリアリティを感じさせる。

 かなりヒットしているようだし、これが話題になってもう少し日本でも洋画が観られるようになってくれればと思う。

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くめい

4.0万人向け

2025年10月5日
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泣ける

知的

斬新

本国の評価からあまり期待していなかった。
現地報道で損益分岐点の興行は難しいと報道されていたからだ。
ただ、見てみたらかなりの良作。万人受けする様に作られており飽きない。あまり詳しく書くと作品の楽しみが失われるので書かないが、心を抉られる良作。

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アイラブ洋画

4.5家族と月月火水木金金

2025年10月5日
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鶏

3.0元革命家の冴えない父vs変態軍人

2025年10月5日
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元革命家の冴えない父が愛する娘のために奮闘するバトルアクション。冴えない元革命家の父親を演じたレオナルド・ディカプリオと変態軍人を演じたショーン・ペンの共演が非常に興味深く面白い。二人とも過去のキャリアで演じていないような個性的な役柄を熱演している。

2025-147

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隣組

4.5親と子のあいだにあるもの

2025年10月5日
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泣ける

幸せ

ドキドキ

この日2本目の映画です。朝一ひょんなことから「沈黙の艦隊」を鑑賞することになってしまい疲れていたのですが生憎の曇り/雨の天気で屋内エンタテーメントに走るしかなく、一人だと映画しかなく、この日元々見たかったポール・トーマス・アンダーソンのこちらを見てきました。
今のアメリカ政権にとっては政策と反対であったり、反政府的であったりする内容ですが過激なマイナリティ支持、移民支持と受け取られるのはマズいけど心の中ではこの映画の方がまともだよねと受け入れられているのではないでしょうか。まだまだリベラル思想は終わってなくてアメリカの良心が感じられました。そしてまだまだ白人至上主義とエスタブリッシュメントの支配層が健在で権力を握っていることも思い知ります。
ポール・トーマス・アンダーソンの映画の根底に親と子のあいだにある愛と葛藤と絆が本作においてもバリバリに表現されています。見終わった後は心にぬくもりが残ります。
信念を貫く強さと荒々しい行動力、ありのままの自分を変えないエゴイズムの強い母ベルフィディアが離れていき、一人で娘を育てなくてはならず、また、真実をひた隠しにして偽の人生を送らなくてはならなずドラックに逃げるも娘をいつも思うボブをいつもカッコいいディカプリオがしがなくも切ない男を好演してくれています。そして利己的で欲望に突き進む一人の男ショーン・ペンがいい味を出して演じてます。このボブとロックジョーもまた今のアメリカの分断が象徴的に描かれているのではないでしょうか。
娘に危険が及んで逃亡し、修道院に匿われるうちに内に潜む母から受け継いでいた「強さ」が表出してきます。「血」は争えないなと思います。でも、育てた父親の良心も持っていて、両親の良いところ、悪いところを両方受け継いでいてこの映画はそれをありのままに受け取るんですよと言っているのかなと思いました。そしてそれを良い方向に捉えて生きることが大事なのだと私は理解しました。
160分とちょっと長いのですが、映画の作りはとてもいいです。テーマ、ストーリー、構成もいいのですが、特に音・音楽とシーンが絶妙にマッチしていて臨場感を増幅してくれてます。

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むっ、むいちろう

5.0タイトルなし

2025年10月5日
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話としては結局、B級なんだけど、ディカプリオ、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロの演技がサイコー。メキシコの世界も良かった。アナログでの対抗。
一方で気持ち悪い白人同盟のグループと、ショーン・ペンの殺し方、ガス室と焼却。
大人になれない感じがディカプリオにピッタリで、アップダウンの道は物語と呼応していてドキドキした。
お母さんもぶっ飛んでたけど、この子もこの子で賢い子だった。

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Emiri

4.0アップダウンが激し過ぎる道に酔う: 共感出来ないが理解出来るドラマ性

2025年10月5日
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革命の名のもとにテロ行為を繰り返し、破壊活動がまるで生き甲斐のように、妊婦がマシンガンを撃ちまくる姿が衝撃的。前半のアグレッシブな活動からの16年後までの描き方がしっかりしていて、娘を抱いて逃走する父の姿は印象的。人種差別、白人至上主義、不法移民問題、分かりやすくそしてアメリカに於いて延々と続くこの戦いに身を置く人々の人生、選びたくない生き方だと、激しくアップダウンする道路に酔いそうになりながら感じた。本当にあんな道路が存在するアメリカはやはりえげつない。
レオは必ず泣きのシーンが作品の中にあり、今回もしっかり、それが娘を愛する父の涙ってのがよい。懐の深い先生ベニチオ・デル・トロとの共演によりレオらしさが際立つ演出、タフそうで弱い男が最近は彼の味。変態ショーン・ペンの恐ろしさは母親譲りの娘の強さの前では勢いが失せる。強そうで弱い男はショーン・ペンの真骨頂。監督は俳優達の味をしっかり分かってらっしゃる。戦いに生きる分厚い家族愛を描いたエンターテイメント作品。心地は良くないので共感はできないが飽きさせず面白かった。

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まっちゃまる

4.5やっぱりディカプリオ

2025年10月5日
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楽しい

怖い

何度ニヤけたかわかりません。
映画館なので声は何とか抑えました。
ってくらいに楽しく、おもしろく、
だけど切なく、シリアス、狂気。

監督は、今のアメリカや世界が置かれている状況を、
ユーモアと生活感と皮肉にあふれた表現で見せてくれました。
スコセッシ監督にちょっと似ているな~と、作り方とセンスが。

そしてディカプリオの使い方と、ディカプリオの演技よ。
抜群です。文句なし。

さすがのオスカー俳優でした。

※星を0.5コ減らした理由は、26歳役にしては流石に童顔のレオ様でも無理があったとこ。
 きっとレオ様ありきだったのでしょうけど。

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モリコ

2.5色々もったいない

2025年10月5日
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ディカプリオ主演、ポールトーマスアンダーソン監督、これだけで期待して観てきましたが、個人的にはかなりの不発。

まず、必然性を感じない長尺、
もうちょっと削れたでしょ、と思わざれるを得ないシーンがいくつかあります、
特に序盤がかったるい。

長尺の場合、後から振り返ってみて、納得感を与えてくれるような構成か、
ミッション・インポッシブルのようにずっと全力で突っ走るような構成でないと結構キツイ。

今年、前者を上手くやったのは国宝、後者は鬼滅あたりかと。

さて本作、
終始真面目な話なのはどうかと…
一瞬、タランティーノっぽい、70年代っぽい、そういう流れを期待しましたが、笑いもエンタメも乏しい、それでいて長い、どうなの?ってなる

ショーン・ペンの最後も全く笑えないし。

演者さん達は良かった、
ベニチオ・デル・トロの渋さ、
ショーン・ペンのイカれっぷり、
ディカプリオの円熟、
ほんとにもったいないに尽きる。

脚本、監督をチェンジでお願いします。
もしくは、実はディレクターズカット版とかあって、そっちの方がよほど面白いとか。

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やまちゃん

4.5面白い!

2025年10月5日
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国外人気が高いようで気になっており鑑賞。
THEアメリカな設定。3時間という長さは全く気にならず、最初から最後まで面白かったです。個人的に国宝より、こちらのほうが長さは気にならなかった!笑
普段見ないジャンルの映画だったけど純粋に楽しめました。

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takutaku
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