ワン・バトル・アフター・アナザーのレビュー・感想・評価
全691件中、281~300件目を表示
ゲスなエロについていかれるか?
脚本は凝っていて結構楽しめたけど、これは見る人を選びますね。こうしたエロ表現が嫌いな人は多いのではないかな?ディカプリオははまり役で演技も上手いし引き込まれました。一方、敵方のショーンペンさん、筋肉は凄いがジジイすぎて違和感しか覚えなかった。アメリカ映画って年齢にはとても寛容ですね。後半の荒野の一本道は記憶に残る映像になりました。
ヤク中ダメ親父が抱く娘への至上の愛 ! 予定調和ではあるが展開が読めない面白さ !
溺愛している娘を危機から救うためにハッスルする父親。いかにもハリウッドらしいサスペンス作品。ピアノの不協和音の旋律、SE(秀逸 !! )がドキドキ感を煽ります。
プロレタリアート & レイシズム、セックス & バイオレンス、ガンアクション & カーチェイス、コメディ & ラブストーリーなどなどのエレメントを映像・音声のハイテクでこれでもか ! とテンコ盛りした快作。
「なんでそうなの?」とか「このシーンは要らんだろう?」といったイライラ感もありますが、それぞれのエピソード、シークエンスが際立ち、上手いことバランスが取れています。疑心を捨て心をニュートラルにして鑑賞するとイイと思います !
字幕翻訳の松浦美奈さん。この人やっぱりイイなあ。放送禁止用語やスラングの訳で右に出る者いないんじゃないかな。ただし、あまりにも酷い言葉遣い、ぶっ飛んだ教会の有様に敬虔な教徒は鼻白んでしまうかもね。
デブおっさんで fuck 連発のレオナルド・ディカプリオ、亡き古谷一行にますます似てきた(笑)ベニチオ・デル・トロ、マッチョ & 彼らしい歩きが嬉しいショーン・ペン。この主役級3人を抑えてチェイス・インフィニティ。抜群にカワイイ ! 才色兼備を地で行くよう。ブレイクの予感 !!
レイティングPG12にはなっているけど、日本のよゐこは、さすがに鑑賞しようとは思わないよね。
映画的快楽の連続! あっという間の162分
誇張なく本当にあっという間に終わりました。
全編が見せ場といっていい。テンポよく進むシーンと、じっくり描くシーンの緩急もついているし、説明があまりないのに理解できない展開がほとんどない見せ方のうまさに脱帽。
前半のカーチェイスの泥臭さと後半のカーチェイスのアップダウンだけで見る者をゾクゾクさせる展開にも痺れます。
よく考えると変なところもあるのに、物語がもたらす力強い展開で気にならないし、逆にそこが愛すべきポイントにもなっているのがまた不思議。
長尺の映画だけど、時間を見つけてもう一度見たい。
そんな作品でした。
【2025年No.1映画決定】ディカプリオとデル・トロのシワ必見!なんだ最高シーンのオンパレードじゃねぇか!面白すぎなので、最高シーンを列挙する件
ワンバトルアフターアナザー、勝手に略してワンバト。
自分の記憶の限り、最高だったシーンをまとめてみました。
なにやるかわかってないディカプリオに「おいおい!大丈夫か?」
冒頭のシーン。みんなで気合を鼓舞しながら、作戦を確認してるシーンだけど、後から来たディカプリオは何か頼りなさげ。みんなに聞きながら、とりあえず「オーー!」みたいなの最高です。
1.銀行カウンターでジャングルプッシーの演説
ダークナイトの冒頭みたいな銀行強盗シーンで、ジャングルプッシーネキが颯爽とカウンターに飛び乗り、決まり文句を言ったり来たりで演説するかっこよさは最高。てか名前すげーな!
2.いきなり妊婦の銃乱射にビビった
シーンの切り替わりと同時に「バババババンっ!!」音響すげーな!いや音響だけじゃなく、カットの画角最高!
3.SOSコール少年たちグッジョブ
警察に捕まっちゃった近所のおじさんのために、子どもたちがSOSコールを無線で流すスキーム最高。普段から子どもたちと交流して(手懐けて)、もしものことがあったらって訓練してたんだろうなと組織力の強さを感じた。
4.早く充電したいのに、デル・トロの家族紹介にソワソワプリオ
昔の携帯電話を早く充電したいのだけど、デル・トロ先生に隠れ家を紹介してもらい、家族みんなを紹介されるんだけど、いちいち挨拶しなきゃ先生に失礼なもんだから、ソワソワしているあのディカプリオの姿最高です。
5.デル・トロ先生の行ってきます演出
一通り支度を済ませ、オレは大丈夫だからお前もがんばれよと地下に潜っていくときのカーペットコロコロパタン、最高!いざというときの対処、手慣れてるわ!
6.パルクール少年団にそりゃついていけないよ
デル・トロ先生と別れ、パルクール少年団と屋上つたいに逃げることになったディカプリオ。ピョンピョン飛んでいく少年たちに50近いおじさんがついていけるわけもなく、やっぱり落下。その後の展開のテンポ最高!
7.名前は?…バットマン…。は?…ピーター・パーカーです…。
簡単に名前を言えないからってバットマンやピーター・パーカーと答えちゃうお茶目さ最高!
8.1、2、3、4で飛ぶんだぞ!4でな!!は最高のフリ
デル・トロ先生の爆走オープンカーがパトカーに追いかけられちゃったから、飛び降りて逃げることになるんだけど、そっこからのやり取りが最高。やっぱり怖いディカプリオ。ついさっき屋根から落っこちたばっかりだから、怖いの分かるよー。このシーンに人間味を感じちゃいましたし、思わず1人で笑っちまいました
9.不死身のショーン・ペン。あの歩き方最高じゃ
全然くたばらないショーン・ペン。打たれて事故って大破しても血だらけで歩いちゃう姿は、執念の塊。身体的にもイカれている姿は最高!
時間の許す限り、この秋は何度も見直して、ワンバトフィーバーを堪能したいと思います。
幸せの見返りに、救われない人が多すぎる。
自由とは恐れないこと
本作の原作がトマス・ピンチョンの小説(Vineland 『ヴァインランド』)だと聞いて、難解なのではないかと多少ビビっていたのだが、さにあらず。カーチェイスやガンアクションなどもたっぷりのエンターテイメント要素に溢れた傑作だった。
原作では、1960年代に自由を求めて圧政的なニクソン政権と戦って革命を起こそうとしていた人々が、80年代のレーガン政権下で…、となっていた舞台を現在に移し替え、酒とドラッグですっかりダメになっていたかつての革命家が娘を守るために奮闘する。
「戦いに次ぐ戦い (one battle after another)」という原題にはつい「誰と? (with whom?)」 と聞き返したくなるのだが、本作で闘っていた相手は権力者そして差別主義者だった。
そして、それは制作を始めた数年前なら絵空事のはずだったのに、気づけば、移民の施設を強襲し、軍隊を送り込む現実が展開されている現実が彼の国では展開されている。
しかも「次々に」というのは「世代を超えて」ということでもあるようだ。世の中の現実はさほど簡単に変わるわけではなく、親が闘っていたことも、子供の世代が闘っていることも、本質的にはあまり差がないのかもしれない。
親の世代が過去に囚われた苦しみと、そんな親の重圧に苦しむ現在の子どもの世代。親子の愛があるからこその軋轢とジェネレーション・ギャップ。それはどこの国でも、いつの時代でも普遍的なのかもしれない。
それにしても、どこの国であろうが、保身に走る権力者ほど見苦しいものはないなぁ。後ろめたさを抱えた恐怖ほど自らの自由を奪うものはない。この辺は『宝島』と共通する部分も知れない。
ポール・アンダーソン監督やっぱり好き。
パレスチナ問題で叩かれてるディカプリオが主演なので見るのを迷ったがポール・T・アンダーソン監督の大ファンなので我慢できずに観ることに。
作品自体に罪はないということで。
それにしても監督!ごめん。名前が長いよ!!PTAとか言っちゃってる人達もいるし。笑
とにかく!大衆向けに見せかけておいていつも通りのアンダーソン監督。はっきり言って狂ってます。序盤から爆弾吹っ飛ばしてはエロスも爆発!!変な人しか出てこないしいきなりネオナチ?KKK??vsアナキストの訳のわからないアブノーマルな世界に放り込まれるし、この監督毎度のことだけどマジで殆どエンドレスに音楽が流れてる。とにかく「肉食え!」と言われてるような体験。
ジョニー・グリーンウッドも良い感じの音楽を足してくれてる。この監督の政治的な思想はあまり考えたことが無いが確かにこの時代にこの題材で映画を作ったことは狙ってるのかも。
でも別にアカデミー常連監督だし変に狙うことしなくても良い訳で。結局後々考えてみると今回もやっぱり狂ってたし面白かった。
Viva La Revolution!!!!!!!!
満足度は高いが...
ディカプリオの新境地!
凄い!と唸らせる映画だった。160分の上映時間でありながら途切れなく続く物語の展開力にずーっと緊張感を与えられ、まさに映画と言うものの醍醐味を存分に味合わせてくれました!
映画前半はペルフィディアを演じるテヤナ・タイラーが縦横無尽に駆け回りボブ役のディカプリオ、ロックジョー役のショーン・ペンを食い尽くしていく。これはスーパー革命戦士の物語かと思いきや、彼女は捕らえられ仲間を売り忽然と消える。そしてあっという間に16年の時が流れてディカプリオはシングルファザーのダメ男に成り下がり、ロックジョーは出世し警察組織の上層部に出世していた。そして、ロックジョーが「クリスマスの冒険者」のメンバーと会ったことで後半の怒涛の展開が幕開ける。彼は「クリスマスの冒険者」に入会する為に生物学的に自分の子供である可能性があるウィラを探し、抹殺しようと必死になる。ボブはロックジョーのターゲットになった娘ウィラを探しだすことに必死になりとにかくドタバタ動き回る。この2人の闘いがメインテーマの筈だが、映画はなぜか(わざと)直接対峙することはない。結果、ロックジョーを瀕死の状態にさせたのは「クリスマスの冒険者」からの刺客だし、ウィラは勇敢にも自分の力で生き延びた。娘に会えたボブはウィラを思いっきり抱きしめる。感動の再会にウルッとする。
革命戦士のお母さんは手紙だけで登場はしなかったがこれはこれで良い。ボブはそろそろ真っ当な仕事でもして普通に生きていってくれればいい。
ロックジョーが入会を熱望し、最後に見限られてた「クリスマスの冒険者」なる白人崇拝の秘密結社。明らかに今日のアメリカの分断社会の象徴と捉え作り上げた架空の組織だが、トランプ政権においてはこんな排他主義の酷い奴らがウヨウヨいるんだと思う。
アメリカの映画でこんなに楽しめた映画は久々。ダメ男のディカプリオも素晴らしい。そしてなにより、PTA監督作品をもっと見てみたくなった。
スピルバーグに騙された〜
観るのを迷ってたんだけど、あのスピルバーグが絶賛して3回も観たらしいから、観てきました、やはり迷ってた通りで前半はイマイチ後半やっと面白くなったかなって程度でした、救いは娘役が綺麗でした笑、この子って「ニキータ」ような女殺し屋の幼少期役で出てた子のようでした、あとデカプリオはどんなカッコしてもイケメンですね。
レオナルド•ディカプリオ
さんって、気づかなかったわ。最初笑笑。若い頃とだいぶ変わったな。観る予定ではなかったけど、サイトみたりしてて、面白そうだったので鑑賞😎
レオナルド•ディカプリオさんが冴えない娘想いの父親を熱演😀
警視役と娘役の俳優の演技も良かった😀
ストーリー的には分かりやすくて、良かった😀
ラスト、娘も母親と同じ道に行くのかなと思い少し切なくはあったが笑笑
母と警視の遺伝子を受け継いでたらとんでもないなあと笑笑
母と警視のとんでもない人間性は驚愕、母からの手紙は本当に母が書いたのか❓笑笑
今もアメリカでは血のつながりでの争いはあるんやろなあ。
まあ、楽しんでみれたので細かいところはええかな🧐
ディカプリオがいつもと違う!
◇ (dream of America)カッコ付き
ポール・トーマス・アンダーソン監督が描いて見せる人物像の陰影が好きです。人は自分と他者を区別する時に、大まかな性格の総体として人間性を把握してます。陽気な人、怒りっぽい人、大人しい人、善玉悪玉。実際には、人物像はそれほど単純化できるものではなく、心理は常に揺れ動き、時間の経過や環境の変化に伴って多様な姿を表します。
登場人物は細部を丹念に描き込むためには、その人の過去に遡って語り起こさなければなりません。PTA監督作品の多くのキャラクターが歴史上の過去の人物であったのも、人物として描き切るための技法だったのかと改めて気が付きました。
物語前半、テロ活動の描写が早いテンポで進行します。そのスピードに違和感さえ感じます。それは、恐れを知らぬ若さの象徴、アメリカンドリーム的世界観。
16年後として語られる物語後半、PTA監督作品としては珍しい同時代(2020年代)が執拗に細部に渡って描かれて感じました。父と娘の物語。
父は過去という“夢”にしがみつき、娘は現実の闇に踏み込もうとする。二人の間にあるのは、愛情と同じくらいの距離と不信――それはPTA自身が「いま」をどう描くかという葛藤と重なっているのかもしれません。
革命の過去と怠惰な現在との距離、理想と現実の溝、そして世代間ギャップの象徴と重なります。ここに来て、前半の駆け足に過去を語るリズムと後半の現在の世界の意図的な変調に気が付きます。
佳境を迎える物語。銃撃や追跡アクションという外的クライマックスと、父と娘の絆・相克という内的クライマックスとを鏡合わせにしようとする構造。視覚的にも感情的にも私は完全にノックアウトされました。
移民問題、現在もアメリカに根強く蔓延るKKK的な有色人種に対する闇の世界、アメリカンドリームの裏側。シリアスな問題をクスクスっと笑える皮肉とともに、往年のアメリカ映画的なアクションシーンに添えて、完璧な構成で物語を語り尽くしています。
(dream of America)喜怒哀楽でした。
ポール・トーマス・アンダーソン 監督作品の中では凡作
わかりやすくてカラッとしている雰囲気と
ストーリーラインがやや物足りない。
ブギーナイツやゼアウィルビーブラッドに
あった哀愁や人物のコクみたいなものは薄れている気はする。
ご都合主義的では無いドラマの良さもあるが
ただ余りにも展開が繋がらずストーリーが薄味に感じた
全691件中、281~300件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。










