「ようやくPTAがオスカー獲れるか」ワン・バトル・アフター・アナザー galarinaさんの映画レビュー(感想・評価)
ようやくPTAがオスカー獲れるか
映画はムーブメントを楽しむものでであるということを改めて教えてくれる。
ダメ親父の奮闘劇自体はよくある話だが、革命団の奇襲に始まり、追撃、逃亡と次々にアクションが続き、どのアクションシーンもどうやって撮ったのかと目を見張るものばかりだ。
しかも、007やMIなどで展開される洗練されたアクションシーケンスではないというところがいい。
要はドタバタ劇なんである。デカプリオ演じる父親は全く策も度胸もなく、あるのはやる気だけ。笑
「ホント、こいつバカだな」と笑いながらも、そのドタバタが圧倒的な迫力であり、かつチャーミングである。
そんなバランスの作品は滅多にない。
個人的には「ブギーナイツ」や「ゼアウィルビーブラッド」のようなクセ強なPTA作品が好きだけど、大スクリーンでこそ見るべき活劇をたくさんの人に見てほしい。
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