「没入できたがよくわからない」ワン・バトル・アフター・アナザー 茂野翔さんの映画レビュー(感想・評価)
没入できたがよくわからない
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レオナルド・ディカプリオがボケをやっているイメージがなかったので、ラリっているシーンが新鮮だった。ストーリーは正直シンプルで深みがなく興味をそそられない。かといって、銃撃戦やカーアクションが大迫力かといえば、実際は「音響」だけがそうだし。あぁ、おそらくこの作品はコメディだろう。最近見た映画の中で一番笑ったから。
ジョナサン・バンクスとショーン・ペンを勘違いしていたので、ブレイキングバッドがチラついたが、映画の音がデカすぎて心臓麻痺で死なないかドキドキしていた結果、吊り橋効果で作品に入り込めたので結果オーライ。昨今のメディアでは、コンプラ対策なのか視聴者へ配慮する製作者の優しさか、肝っ玉を冷やすようなシーンの前には注意書きや何かしらの合図が出ていることが多い。そんな中、体がついビクッと反応してしまうほどの殺傷シーンとクソデカ銃声を堪能できる稀有な作品となっている。ただ、結構真面目に心臓が弱い方は、配信を待った方が良いと思う。
総括すると、よくわからないものを見せられているが、面白いシーンが多かったので、多分良い映画なんだろう。暇すぎて映画レビューを昨年初めて見たものの、年間100本も映画を見ないから、まだ物事を判断するだけの「眼」が養われていない。おすすめです。
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