「わざとダサく作っている感の力技につかまれた」ワン・バトル・アフター・アナザー ワビッシーさんの映画レビュー(感想・評価)
わざとダサく作っている感の力技につかまれた
かっこいいスタイリッシュなアクション物ではなかった。キーになる黒人女とショーンペンのエグイ存在感。こりゃダメじゃん、な、レオさま。でもやっぱり味がしみしみの濃い口演技は違うな~。
ストーリーのモチーフは革命。今どき?と思いつつ移民問題と絡んでいるのがタイムリー。トランプさんが観たら、と思うと楽しくなる。その展開はなかなか読み切れずに面白い展開で、ド派手ではなくドロ臭さもあって地味なようだが、興味が離れなかったのは、なんというか全体に厚みのある演出なんだろうか? それとかなり長い時間、不協和音みたいな耳心地のよろしくないBGMが流れていた。観客に対する心理的な作用を狙ってたんだろう。
こういう作品がつくれるハリウッドはさすが。
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