「些細なつまずきの連続」ワン・バトル・アフター・アナザー Eijiさんの映画レビュー(感想・評価)
些細なつまずきの連続
「何事も思うように転がるものではないよ」と人生の教訓を優しく、体をはって教えてくれているような、登場人物みんなが愛らしかったですね。
また、虚ろな眼をした大人たちがほとんどだったのと対照的なウィラの常にまっすぐな眼が印象的でした。
虚と実を上手に味付けした、PTA監督特有のストーリー運びが、悲惨な展開を面白くみせてくれていました。何よりそのテンポが気持良かったです。
若干、「キル・ビル」の影響受けてる?と思わせる感じもありましたが。
そして、(切り株みたいと言い捨てられてしまう)どこか頼りない男、迷うことなく妻を愛した夫、子を第一に行動する父、16年の歳月の経過も踏まえ、それぞれの表情を見事に体現したレオさまは今なお健在でした。
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