「一般市民として生きてきた娘だけれど、あるきっかけで裏社会に足を突っ...」ワン・バトル・アフター・アナザー マルホランドさんの映画レビュー(感想・評価)
一般市民として生きてきた娘だけれど、あるきっかけで裏社会に足を突っ...
一般市民として生きてきた娘だけれど、あるきっかけで裏社会に足を突っ込むところからの目まぐるしい展開が面白かった。
まるでオセロをひっくり返すが如く、一つの街に住んでいるいろんな人間たちが今の住居を捨てて一目散に逃げようとする。
そんなところが、大規模な夜逃げをするようで結末が読めない。非常に流動的な作品だったと思う。
場面場面ごとに、キャラクターのやりとりが奥行きではなく、2Dスクロールみたいに人間の側面をカメラの前に立たせてやり取りするのは、時間の流れがどんどん進行しているようなリアルタイム感を出しているように感じる。
トンネルの中を這いずり回って逃げる感じを横から見ているっていうのかな。
ただ、KKKや、白人だけの秘密結社、混血を許せずに存在を消そうとするところや、強固なレイシストの白人男性を強調するところが古めかしく感じて、あまり乗れなかった。
個人的には合わなかったけれど、勢いは感じられた。
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