「何だか盛り上がらない」ワン・バトル・アフター・アナザー aliasさんの映画レビュー(感想・評価)
何だか盛り上がらない
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ショーン・ペンとベニチオ・デル・トロが出演しているので期待して観に行きました。結論から言うと、ところどころ良いシーンはあるものの、全体としては今ひとつ盛り上がりに欠ける作品でした。
原因はいくつか考えられますが、まず、ストーリー的にディカプリオが革命家として活動していた頃の描写が少なく、彼がどれほどの人物だったのかが十分に伝わってきません。また、母親が育児放棄して家を出ていった後が全く描かれず、その点も中途半端に感じました。それはそれで構わないのですが、それならば最後の母親からの手紙のシーンは不要だったと思います。
さらに、キャスティング面ではディカプリオがミスキャストだと感じました。わざとなのかも知れませんが、彼が登場するとどこかコミカルに見えてしまい、作品全体の緊張感と合っていないように感じました。他のキャストは皆さん良かっただけに残念です。
最後に、ベニチオ・デル・トロには、もっとぶっ飛んだ役柄を演じてほしかったです。
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