隣のサンズイ

劇場公開日:2025年9月13日

隣のサンズイ

解説・あらすじ

俳優として活動してきた道川内蒼が初めて手がけた監督作品。自身の実体験をもとにした自伝的一編で、「特別な友人に伝えたいことがある」という思いのもと、共に生きる者たちを等身大のまなざしで描いた。

幼なじみの流と涼、そして流の恋人・菜奈の3人は、河川敷に集まり、「去年のやつ、まだつくかな」と花火に火をつける。就活に追われる流と涼は、重ねてきた時間を経て、それぞれ社会へと出ていく。それによって変わっていく生活や、交わした言葉、見えない声、聞こえない表情。再び花火に火をつけようとする彼らの目線の先に映るもの、そして下された結末の先に浮かび上がる彼らの夏を描く。

監督・脚本のほか流役を務めた道川内蒼、涼役の小原澤遼典、菜奈役の大畑優衣が中心となったチームで撮影から宣伝・配給まですべてを行った自主映画の中編作品ながら、池袋シネマ・ロサで劇場公開。

2023年製作/42分/G/日本
劇場公開日:2025年9月13日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

フォトギャラリー

映画レビュー

1.0 脚本次第で秀作になるんだろうけど

2025年10月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

全く趣味の問題だとは思うが、登場人物が悲しんでいる事が状況から明らかなのに「俺は悲しんでいるぜ、わかるか?」と情動失禁芝居で念押しするのは、観る側の想像力を否定してるみたいで少しイラっとする。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ひろちゃんのカレシ

4.5 笑顔が印象に残る

2025年9月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
やきすこぶ

5.0 『想い』が伝わる素晴らしい作品

2025年9月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幼馴染でもある友人への想い、自らが抱えている心境、先輩でもある川野翔さんへの想い…僕はこの映画に関わっている方々への想いが凄く伝わってきて感動しました!
将来への不安や友人との問題を抱えている方々やそういった体験をしてこられた方々にはぜひ見てもらいたいと思いました!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ビートルシップ

3.5 想像してたより想いが強い

2025年9月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

冒頭の花火シーンで、ちゃんと火が付くヤツだったら、少し古い花火でも使えたかもと思えてしまうのは、小道具として問題じゃないかと。
学生から社会人という、ごく普通の青春映画のような日常を映す導入部。

そこから話が動くのだけど、電話をかけてきた人が初登場で名前のみだから誰が分からず、しかも1回だけなのも、うーん。
亡くなった、もしくは亡くなりそうなら鬼電するだろうに。
流の後悔や無念のようなものを際立たせるにはいいかもだけど。

サラリーマンの隣で話を聞いていた時に、一悶着あるのがセオリーなんだろうけど、そうしなかったのは良かったと思う。
隣にいただけの見ず知らずの人に殴りかかるのは、普通に頭おかしいもの。

最後の海のシーンはすごく良かった。
監督・主演の道川内さんの経験をもとに作られたものとの事だけど、エンドクレジットで最後の方がその方なのでしょうか、ずっと抱え込んでた想いを吐き出したのは、きっと本心だったんだろう。
普通だったら、もっと文字数を減らした方がスマートなんだろうけど、言いたい事が多すぎてまとめられなかったんだろう。却って強く響くシーンになったと思う。
だからといってスッキリ出来るわけではないのは分かっているのだろうけど。

光の入れ込み方は好き。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
コビトカバ