ザ・フー キッズ・アー・オールライトのレビュー・感想・評価
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The Whoでお腹いっぱい。
公開順でキルバーンLIVEはリハーサル不足だった様だが、脂が乗り切ったバンドの濃縮された断面が垣間見えた。
本作は変遷史のドキュメンタリー。
正直、冗漫で尺が長い。見たくない映像もあった。
ピートの苦悩が滲む。
キースはマジでクレイジー。
ロジャーは実直。
ジョンはとらえどころが無いがベースは凄い。
サマータイムブルースが入ってない。
最後の無法の世界で救われた。
音楽的にはキルバーンをお薦めする。
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The who は現代を生きる魂達への祝祭だ。
ライヴ・アット・キルバーン1977』に続き、『The Kids Are Alright』を観た。
どちらも45年前の映像で、70歳の今、画面に映る彼らを眺めていると、時の隔たりの深さを感じます。
若い人には、この奇跡のような演奏はどんな風に届くのだろうか。もし、存在そのものを祝う祭りのように感じるなら、私もまた若い人に負けず、The Who の本質に触れているのかもしれない。
キースとピートの迫真の演奏。友情・絆をぶつけ合うような言葉。ロジャーもジョンも、それぞれが自分の役割を全力でぶつけ合う。4人の熱量がぶつかり合うステージに、思わず胸が熱くなり、夭折したキースの姿に、どうしても涙がこぼれてしまう。
当時の彼らの演奏は、東京の下町で、ドーナツ盤2曲とわずかな記事や写真にしか触れられなかった半ば不良じみた私に、こう語りかけてくれていた――「拗ねるな、元気に生きろ」と。その一音一音が、意欲であり、希望そのものだった。
そして今、あの熱を受け取った一人として、次の世代の同事にどこかで響いていけるように、彼らの音を胸に刻んでいます。素敵な映画でした。
バワフルだがやかましい?!
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