これらが全てFantasyだったあの頃。のレビュー・感想・評価
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時空間省略が光る映画内映画
女優である主人公の追想と創作に苦しむ脚本家男性の物語が交互に描かれるダブルプロット作品。互いの物語は互いの世界に影響を及ぼし合い、様々な形の違和感となって常識を歪ませる。
映画における時空間の省略が非常に上手い。通常の劇映画であれば当然描かれる日常の風景を映像表現・音響表現に間接的に落とし込み、さらに登場人物はほとんど感情を露わにしないにも関わらず、彼ら彼女らの苦しみが画面からしっかりと伝わってくる秀逸な構成。
終盤、最悪の事態の予感があっさりと回避される瞬間は、快感さえ覚えるほど鮮やかな裏切りだった。
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一生は無理、面目ない
モンスター
自主製作映画界で悩めるメジャー俳優志望の女性の話…?
オンライン通話で留学がなんちゃら語る女性からの自転車事故???と始まって行くストーリー。
「バルトーク路地の黄色い自転車」がなんちゃらと、そこで過去に知り合った人たちが出てるんだなとか、それが名作っぽい感じなんだなとはわかるけれど、街頭インタビューみたいな行もあるし、メジャー作品の扱い?
ヘッドホンニキがちょろちょろと挟まれて、これは過去の話?ニキの頭の中か今書いてる本の中味か???
上映が進んで行っても話しが進む感じも交わる感じもせず、なんだコレ?
そしてニキは全然ペン進んでないんかい!
理解力に乏しい上に色々と考えちゃう自分が、事前にあらすじ紹介を頭に入れないで観賞したら、何のことやらちんぷんかんぷん。考え過ぎた?
終わってからあらすじ紹介を読んで、なんとな〜〜〜くこんな感じかな?と思うところはあったけれど、だとしてもじゃあ何が言いたい?とやっぱり理解できなかった。
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