「自分の命が助かるかもしれないのに」大統領暗殺裁判 16日間の真実 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の命が助かるかもしれないのに
韓国の朴正煕大統領が暗殺された1979年10月26日から同年12月12日の全斗煥による軍事クーデターまでを犯行グループで唯一の軍人の裁判を中心に史実に基づいて描いたサスペンス。
勝つためには手段を選ばない弁護士会のチョン・インフは、大統領暗殺事件に関与した中央情報部(KCIA)部長の随行秘書官パク・テジュの弁護を引き受けた。軍人であるパク・テジュは、ひとりだけ軍法裁判にかけられ、上告も出来ず、最初の公判からわずか16日後に最終判決が下されることになっていた。しかし、この裁判は後に軍事クーデターを起こす合同捜査団長チョン・サンドゥによって不正に操られていたことが明らかとなる。そんな話。
南山の部長たち、ソウルの春、と観てきたから暗殺事件の背景はほぼ知っていたが、その後の裁判にも全斗煥が関与していたとは、どこまでの男なんだ、と怒りが湧いた。
全体を通して、自分の命が助かるかも知れないのに自分の思ってることと違うことは裁判で証言できない、なんて、やはり理解できなかった。
見応えあったけど。
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ノブ様さんのコメント
2025年9月17日
りあのさん、コメント有難う御座いました!
南山、ソウルの春も観てますが、毎回記憶が消え、同じ事件の認識がないまま、、、(笑)
ちゃんと意識して理解して観ないと学習は一向にされない私です。
最後に出ていたよく色んな作品に出てくるあのじじぃーが全斗煥なんですね。腹立つ奴でした。