劇場公開日 2025年11月14日

「音楽が少ない、されど音楽映画」スプリングスティーン 孤独のハイウェイ naichinさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 音楽が少ない、されど音楽映画

2025年11月18日
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鑑賞方法:映画館

元々、僕は洋楽に余り興味がなかった。洋楽好きの友人に教わった曲をぽつぽつ聴くくらいだった。
そんな僕が現在もLIVEに足繁く通っている浜田省吾さんや小山卓治さん、当時よく聴いていた長渕剛さんや尾崎豊さんが共通して影響を受けた人物として紹介されていたブルース・スプリングスティーンという人を、ルーツを知る意味で聴き始めた。当然嵌った。原点だから当然だ。時に詩的で時に物語的、社会派だと思えば内省的。唯一、現在も聴き続けている海外アーティストだ。
そんな訳で、僕がブルースを聴き始めたのは、超絶ヒット作「Born in the U.S.A.」以降なんです。後追いでそれまでのアルバムを聴きました。
そして、大ヒットで完璧な「The River」の後にリリースしたのが「NEBRASKA」!その後に世界的ヒットしたロックアルバム「Born in the U.S.A.」この流れが何てカッコいいんだ!と思った。
後に、この映画で描かれている様な、本人の思いや葛藤があったと聞き、改めて好きになった!

そして、そんなマニアックな時期を映画にするなんて狂ってる!そして、何てファン泣かせ!!
しかも映画は音楽映画なのに、音楽シーンは少なく、BOSSの苦悩と憂鬱を中心に描く暗さ!
最高だ!!

そんな思いで楽しみにしていた映画、もう、ジェレミー・アレン・ホワイトがスプリングスティーンにしか見えないスゴさ!響き捲った!

しかし、スプリングスティーンのファン以外にこの映画は響くのか!?
是非感想を聞いてみたい!

そして、スプリングスティーン初心者には、どんな風に聴かれているかを知るのに映画「カセットテープ・ダイアリーズ」を観るのも良いかも知れない。
そちらも名作だ。

現在も勢力的に活動を続けているスプリングスティーン、是非、これ以降「Born in the USA」の世界的熱狂と誤解されたメッセージから「TUNNEL OF LOVE」に至るまでを、このスタッフ、キャストで観てみたい!

#孤独のハイウェイ
#スプリングスティーン
#スプリングスティーン孤独のハイウェイ

naichin
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