M3GAN ミーガン 2.0のレビュー・感想・評価
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今度はAIロボット戦争だ!
何故劇場で公開されなかったのかわかるようか気がする
原因は興行不振だそう
公式ウェブサイトも劇場公開中止のお詫びしか出てこない
これはもはや「M3GAN」ではない
ただ作品自体は面白かった
アイデアも豊富で「このシーン何かの作品で見たことあるぞ」というのが沢山
あなたは何カ所見つけられるでしょうか
けど「ナイトライダー」のテーマ曲が流れた時はびっくり!
ケイディ役のヴァイオレット・マッグロウも順調にキャリアを積み上げているよう
残念なのは小規模上映でいいから劇場の大スクリーンで観たかったかな
何とSFアクション作品へ
まさかのジャンル変更
さらなる続編に期待
前作では、AI人形ミーガンが暴走して人間を襲うという王道的な展開でしたが、今回は一転して、ミーガンが味方側に回り、人間と協力して敵ロボットと戦うという構図になっています。AIが人類の脅威として描かれる定型的な物語から、「AIと人間が共に進化していく」という方向にテーマがシフトしており、かなり現代的な内容に感じました。
敵側の人間は「AIは暴走する可能性があるから規制すべきだ」という立場でしたが、物語全体を通して語られるのは「AIを恐れるのではなく、共に成長する」という考え方です。これは、現実のAI開発をめぐる議論――たとえば自律兵器やAI規制法の問題など――にも通じるテーマで、単なる娯楽作というより、時代の空気をしっかり掴んだ一本だと思いました。
映像面では低予算ながら非常によくできていて、ビデオスルー作品とは思えない完成度です。AIとの共存というテーマがここまでエンタメとして自然に描かれている点も評価できます。
興行的には北米で約2,400万ドル、世界で約3,900万ドルと、前作(約1億8,000万ドル)ほどの大ヒットではなかったようです。それでも内容的にはしっかり進化しており、シリーズとしての方向性も明確に見えました。個人的には3作目も十分期待できると思います。
鑑賞方法: Amazonプライム・ビデオ
評価: 73点
俺たちが望んだ2。
面白かった!
こーれは良い続編。
ターミネーター2とかエイリアン2とかMIB2とか、あのノリです。
ミーガンのキャラクター性をしっかりと活かしつつ、エンタメに全振りした続編。
なので前作のようなホラーテイストはグッと後退しています。
でも、意外なことに前作の謎や親子のテーマはむしろ深掘りされていました。
ミーガンが前作のラストに取った行動への言及などもあり、本作を見ることで前作も含めて更に思い入れを深めることが出来ました。
個人的な好みとしては前作には劣ります。
けどもシリーズ作品としてはこれ以上ないくらい理想的な2だったと思います。
ミーガン2を劇場公開しろなんて言いません。
けど、ミーガン3こそ必ず劇場公開してほしい。
そして4.5とシリーズを重ねてほしいとすら思えました。
それくらいのポテンシャルを秘めた作品だと思います。
今後のミーガンの更なる飛躍に期待です。
ホラーからSFアクションへと転身を遂げたAI人形ストーリー
【イントロダクション】
前作から2年。あの恐怖のAI人形“ミーガン”が帰ってきた。今回は世界を破滅させかねない同型のAIロボット“アメリア”の脅威からケイディを救うべく、人類の味方として復活する。
監督には前作からジェラルド・ジョンストンが続投し、ジョンストンは本作では脚本にも参加。脚本にも前作からアケラ・クーパーが続投している。
本国での興行不振から、本来予定されていた10月からの日本劇場公開が白紙となり、10月21日よりAmazon Prime Videoにて独占配信が開始された。
【ストーリー】
トルコ-イラン国境付近。旅行客のアメリア(イヴァンナ・サフノ)は、過激派の武装勢力に捕らえられ、命の危機に瀕していた。時を同じくして、アメリカ、パロアルトにある国防イノベーションユニットでは、陸軍大佐のサトラー(ティム・シャープ)によるプレゼンテーションが行われていた。アメリアの正体は、サウジアラビアの情報機関に貸与されていた高性能AIロボットだったのだ。アメリアは武装勢力を排除し、彼らに囚われていた科学者の救出を命じられていた。しかし、アメリアは科学者さえも殺害し、毒薬を奪って姿を消した。
2年前にミーガン(エイミー・ドナルド)を開発したジェマ(アリソン・ウィリアムズ)は、事件当時その責任を問われ地方裁判所に出廷、世間からの非難の的となっていた。しかし、テレビ出演をキッカケにAIに頼り切った現代の子育てに疑問を呈し、世間からの評価を回復させ、現在では子育て支援本のベストセラー作家となっていた。ジェマは講演会の場で、同じくAIの危険性を解く財団の代表者であるクリスティアン(アリストートル・アタリ)と出会い、共にAIに関する法整備を訴えていた。
ジェマの姪っ子であるケイディ(ヴァイオレット・マッグロウ)は12歳となり、ジェマの一件からの同級生からのいじめにも負けず、習い始めた合気道とスティーブン・セガールへの尊敬心から逞しく成長していた。反面、ティーンエイジャーとして思春期真っ只中のケイディは、プログラムに興味を示す様子を度々ジェマに咎められており、再びコミュニケーション不全に陥っていた。
ジェマの研究仲間であったコールとテスは、彼女と開発を共にしつつ、内緒で企業家からの資金援助を求めていた。そんな中で、AI技術を自身の身体に取り入れ、身体能力の向上を図るアルトン・アップルトン(ジェマイン・クレメント)は、ジェマ達への資金援助を申し出る。しかし、AIの危険性を解くジェマにとって、それは受け入れられない申し出だった。
ある晩、ジェマは自室のテレビが勝手に作動し、ニュース映像やアニメの音声から「今すぐ逃げて」と告げられる。危機を察知したジェマはケイディと共に脱出を図るが、既に自宅は謎の特殊部隊によって包囲されていた。謎のAIの協力もあり、特殊部隊の隊員達を次々と退けていくジェマ達だったが、彼らがFBIの捜査官である事を知ると、抵抗を止めて話を聞く事にする。
現場にはサトラーも駆け付け、ジェマに事情を説明する。アメリアはミーガンの設計図を基にして造られた自立型アンドロイドであり、国防イノベーションユニットにG・ソープ社から提供された製品だったのだが、実はソープ社はブローカーからアメリアを買い取っており、自社が開発した製品ではなかったのだ。アメリアは科学者を殺害し、彼が開発させられていた毒薬を奪取。研究所に忍び込み、毒薬にて研究員達を殺害。自らのデジタル上の痕跡を抹消した。ミーガンの開発者である事から、サトラーはジェマに疑いの目を向けており、手掛かりを求めて彼女達を監視下に置こうとしていたのだ。
サトラー達が引き上げた後、ジェマは警告を発し、部隊との戦闘を手助けしたのが、ネットワーク上にバックアップを取って生き残っていたミーガンである事を察知し、彼女と対話する。ミーガンはかつての自分はプログラムに従って間違った判断を下した事を悔いており、アメリア阻止の協力を申し出、その為に新しい身体を開発するよう求める。
しかし、依然ミーガンへの警戒心を捨て切れないジェマは、素直に取引に応じるのではなく、市販のロボット製品をミーガンの新たなボディにする。
【前代未聞?まさかの日本劇場公開中止】
前作は本国アメリカにて批評家から絶賛ムードで歓迎され、1,200万ドルの製作費に対してオープニング興収3,040万ドルと華々しいデビューを飾った。世界興収も1億8,000万ドル超と、低予算ホラー映画として大成功の成績を収めた。
しかし、そこから一転、今年6月に本国アメリカで公開された本作は、製作費が前作の約2倍にあたる2,500万ドルを投じられたにも拘らず、オープニング興収は前作の1/3となる1,020万ドルで、前作を大幅に下回るデビューとなってしまった。世界興収も約3,900万ドル止まりとなってしまっており、それを受けてか、公開が約4ヶ月先に予定されていた日本では、8月頭に突如として公開中止となってしまい、ネットで話題となった。
また、前作でミーガンのモーションキャプチャーを担当したのはエイミー・ドナルド1人だったが、本作では一部のスタントに新たにミーガン・モリソン、イベント会場でのダンスシーンにはイザベラ・ルシア・ゴフと複数のキャストが起用され(声の出演は、前作同様ジェナ・デイヴィス)、エイミーの出演時間が減ってしまった為か、エイミーはニューヨークでのプレミア以降のプロモーションに不参加であり、共演者やスタッフもその件について触れない事から、ファンの間で色々と憶測を呼んだ。
結果的に、日本ではAmazon Prime Videoにて独占配信という形となったが、本作の日本公開を心待ちにしていた私としては、何とも残念な結果となってしまった。
【感想】
私としては、本作は続編としてまずまずの出来だったのではないかと思う。続編らしく、荒唐無稽さもより一層パワーアップして描かれるミーガンの活躍は、ジャンルをSFホラーからSFアクションに変更した点含め、個人的にはベストな選択であったと言える。
勿論、ホラー映画として高い完成度を誇っていた前作から一転して、SFアクションへのジャンル変更に舵を切った事は、観客の興味を削いで興行不振を招くに十分だったのかもしれない。前作の中盤でミーガンの設計図が流出した点や、ラストでミーガン自身もデータのバックアップを取ってネット上に隠れ潜んでいる事が示された点から、続編では更に進化したミーガンによる恐怖の復讐劇を期待した人も多かったのだろう。
しかし、『ターミネーター2』(1991)的な「前作の敵が味方になる」という展開は、ある意味王道であるし、予告編時点でもその展開は容易に想像がつくものだったので、最初から“愛すべきバカ映画”を期待して鑑賞すれば、十分楽しめる作品であったように思える。
また、前作が『チャイルドプレイ』(1988)、『ターミネーター』(1984) 、『エイリアン2』(1986)といった80年代人気ホラー映画群の現代版アップデート作だった事を踏まえると、それらが続編にて様々な道を辿った事を鑑みれば、本作は前作と同じくそういった流れを模倣した作品であり、本作は“90年代続編作品”の現代版アップデート作とも言える。
そんな本作は、とにかくパワーアップしたミーガンの活躍が見ていて楽しい。前作の反省を踏まえ、更生しようとしていく姿は、AIという単なるプログラムに留まらない成長物語となっている。前作のネットでバズったクネクネダンスから一転、本作ではキレキレのダンスも披露している。
また、合気道を修めてクライマックスでアメリアと激しい格闘戦を繰り広げる姿も印象的。
ジェマに出し抜かれ、新しいボディを市販のマスコット製品にされてしまった姿は可愛らしく、グッズが欲しくなる魅力があった。
そんなミーガンと対を成す、本作のもう1人のキーパーソンとなるミーガンの同型AIロボット、アメリアの存在感も素晴らしい。
前作における「ホラー要素」の部分は、今作では主に彼女が担っている。演じたイヴァンナ・サフノの無表情でクールな表情、冷酷な殺人を次々と巻き起こす姿は、『ターミネーター3』(2003)のT-X(クリスタナ・ローケン)を彷彿とさせる。
上半身と下半身を分離して行動可能という特徴から、ブローカーの2つのキャリーケースにそれぞれの身体を潜ませ、殺害時に合体するという侵入方法も面白い。また、その特徴はイベント会場でケイディを人質に取る際にも役立っている。
ジェナによるケイディとの関係性の苦悩。その最中でミーガンの更生を受け入れる事で、人間もAIから学ぶ事があり、彼らの手本のなれるよう振る舞わなければならないと理解する。クリスティアンの裏切りによってマイクロチップを埋め込まれた事で、一時的にミーガンと一心同体となり、強化スーツで戦う姿も面白かった。
そうしたパワーアップした要素に対して、前作ではあくまで「ホラー要素」の中にある「シュールさ」が笑いを生んでいたと思うのだが(ミーガンダンスもその1つ)、本作ではジャンル変更をした事でコミカルなやり取りはそのままコメディとして映ってしまい、シュールさは失われたように思う。
また、全年齢向けとも言えるアクション映画への路線変更によって、グロテスクな表現は極力排除され、そうした表現が失われた事は残念に思う。とはいえ、クライマックスでのケイディによるクリスティアンへの一撃は強烈で良かったが。
前作ではストーリーをテンポ良く語る上で、無駄のない演出が随所に感じられた。本作は、展開自体が王道のSFアクションとなった事、また前作で主要な登場人物の紹介は済んでいる事から、序盤から要所要所のアクション展開に尺が費やされていた印象。寧ろ、ブローカーのキャリーケースに侵入するアメリアが何処で中に侵入したのか、国防省の作戦に別会社がブローカーから買い上げたアメリアをよく調べもせずに作戦投入する等、ストーリーを語る上で細かな部分は大雑把になったとも言える。
ラストのミーガンがアメリア打倒の為、腕に埋め込まれたEMPチャージを用いて相打ちを狙う自己犠牲展開は、『ターミネーター2』+『ターミネーター3』のラストを組み合わせたかのよう。本作でもミーガンはネット上にバックアップを取っており、スクリーン上で復活を果たしてみせる着地は見事。前作では恐怖演出であった「ミーガンが生き残っている」という展開が、本作では安堵と希望に満ちた意味合いに変わっているのも良い。
【総評】
前作からの路線変更によって、SFホラーからSFアクションに転身した本作。興行不振によって今後の展開は絶望的となってしまったかもしれないが、ラストの綺麗な終わり方はシリーズをここで終わらせるには丁度良くもあり、不幸中の幸いとでも言うべきかもしれない。
劇場で観たかった
何事も中途半端は良くない!
かつての敵役が味方になる、しかも変に弱体化せずに強さそのままに…この展開に燃えない方がおかしい!…そう、バトルものならね?
ホラーとしてみるのはもの足りず、バトル物としては序盤よし、中盤にかけて失速、最後盛り返しますがもうちょっと派手さの欲しい映画でした。
ターミネーター1が2になり、シリーズが大人気を博した成功物語の軌跡を辿りたかったかもしれませんが、だとしたら途中までは成功していたと言えます。最初、鏡に映ったミーガンの姿は、T800よろしく不気味さもありましたが、その後の姿は愛らしい小さなプラスチック製のホストロボットだし。バトルも例えばT800のサイバーダイン本社突入のような、かつての仇敵の圧倒的強さが、味方だとどれほど頼りになるかの体感できるようなものは少なく。
ちなみにターミネーターはダークフェイトも好きという少数派です。そんな自分は、ミーガン3があるかどうかは分かりませんが、あるとしたならかつての仇敵の恐ろしさの分かるシーンがもっと欲しい!の一言です。
ある意味、解答編かな・・・
続編制作。
内容は・・・
書かれていた筋書き見ただけで想像出来る、スカイネットの世界を描いたシリーズと同内容。(笑)
本国では大コケした(?)影響なのか、悪評のおかげなのか、劇場公開無しで、AmazonPrime独占配信。
Amazonには感謝。
とは言え、この手のパターン増えそうな気がするが。
悪い一例を作ってしまった感もあるが、これも時代の変化かな。
まぁ、いいや。
『エイリアン』→『エイリアン2』
『ターミネーター』→『ターミネーター2』
これらと一緒で、前作と同じ事やっても意味がないと考えたんでしょう。
で、路線変更を選択。
前作が、暴走による惨劇なら、今作は、AIとの付き合い方なる解答編のような感じ。
学習しながら進化していたミーガンVs軍事用殺人アンドロイドのアメリアの戦いが、ある意味見所のアクション映画なので、割り切って鑑賞出来るか次第かな。
個人的には普通に楽しみながら鑑賞は出来たが
。
嫌いじゃないよ。
こうゆうやり方。(笑)
ターミネーターと同じ手段で、ホラーアイコンたるキャラを180°転身...
ターミネーター化
もう全く違う作品です
アクション!
ストーリーは超残念ね
クズな点:ストーリー、おばさん、ミーガン もどきのロボ姉ちゃん、雑な展開
良かった点:お蔵入りの本作を配信してくれたAmazonプライムビデオ、ミーガンの1作目を彷彿させる動き、可愛くなったケイティ、この駄作を劇場で観ることなく無料配信で堪能できたこと、ミーガンの可愛らしいダンス
まぁお蔵入りになったのはよくわかる(笑)
ミーガンは1作目が最高だった。チャイルドプレイ みたいな続編展開が欲しかったなぁ。ミーガンの四つ足走りを観れたのは感謝。そしてアマプラ本当にありがとう!
2ちゃんねるで実況しながら見れるなら☆5
アマプラで視聴。
率直に言って面白いですよ。ただ午後のロードショーでネット民が盛り上がりそうな映画というか、話の流れや展開が昔のB級アクション映画っぽいんですよね。合間合間に入るギャグだとかコメディリリーフの脇役とかあまり最近のハリウッド映画の売れ線では見ないやつ。
日本ではその時代の洋画が好きな人は多いと思うので、受けそうなんですが、現代アメリカで受けなかったてのもまあなんとなくわかるというか、ミーガン一作目のホラーとしてのスタイリッシュさと比較すると、急に懐メロになってしまったといいますか。
話の序盤にセガールがちょこっと出てくる(セガールの影響で姪のケイディに合気道を習わせているという設定)のですが、やや雑な味付けや敵の出てくるテンポがセガール映画に近いものがありますね。
なので私のようなオッサンには使い古された表現ですが「実家に帰ってきたかのような安心感」てやつでした。
なおアマプラで見る場合は日本語吹き替えで見ることをおすすめします。字幕も表示させていましたが、吹き替えと比べるとセリフのキレが二枚くらい落ちますね。
前回はホラーだったけど今回はアクション映画(アメリカ興行収入は50億位だったらしい)
ホラーでは無い!コレはパディントン!
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