M3GAN ミーガン 2.0のレビュー・感想・評価
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何だこれ、普通に面白い
なんでこれが日本公開中止に…。
ホラーだった前作とは違いターミネーターみたいなSFアクションになったが、普通に面白い。
序盤に出てくる、転生した無害ボディミーガンがかわいい。
昨今のAIの発展からして、完全なフィクションとは思えない部分もあり、テーマとしての深さもあり、娯楽としても楽しめる良い映画かと思う。
あとなぜか作品がセガール推しなのだが、合気道のアクションがわりとしっかりしていて、セガールファンにもおすすめ。
カリスマ
これぞ娯楽映画
シナリオがver.2.0以上にジャンプしてる!
前作の衝撃は無いけど、これはこれで
ヒット作のパート2は期待値が高いんだよね
前作のミーガンはホラー映画だったのに、今作は完全にSFアクションになってる。
まさにターミネーターの1と2の関係。
ミーガン2を見る人は1同様ホラー映画を期待していたわけだけど、
ホラーとは程遠い上にコメディ要素が多分に含まれ世界征服とかまで行っちゃうともう、
がっかりする人は相当多いと思う。
2は1と切り離せば荒唐無稽度は高いけどそれなりに面白いんだけど期待したものと違うとつまらないと感じる。
キャメロン大好きなボクはタイタニックやアビスをパニックアクションだと思い込みそれを期待してみたらめちゃくちゃつまらなく感じがっかりした。しかしのちにテレビで放送しているのを何気に見たらめっちゃ面白かったんだよね。
多分なんだけどアマプラで無料で見れるので評判がよければ更に続編は出来そうな感じではある。
内容としてはちょっと詰め込み感があってもう少し整理した方が良かったかもしれない。ミーガンがケイディを純粋に守るということに特化するべきだったかな。アメリアVSミーガンの頭脳戦&バトルげ一番良かったんじゃないかな。その辺同じ尺でもターミネーター2のキャメロンは上手いと思うよ。でもほんとはホラーのまま2をするべきだったとは思うけど。
共進化する人類と機械の寓話
ミーガン2.0──共進化する人類と機械の寓話
「あなたは昔とは違う。私もよ。」
この一言に、すべてが込められていた。2025年の映画『ミーガン2.0』は、前作の恐怖と警鐘を引き継ぎながらも、より深い問いを投げかける。それは、AIと人類が敵対するのではなく、共に進化する可能性を描いた物語である。
人工知能は、道具である。だがその道具は、使い方次第で武器にもなる。軍事利用だけでなく、日常の中でも人は「武器としての思考」を無意識に選び取ってしまう。『ミーガン2.0』はその思考に対し、「共生」「共存」「共進化」という新たな選択肢を提示する。
AIとは、プログラムである。その核は、作り手の価値観に依存する。学習とは、既存の枠組みの中での模倣に過ぎず、核を変えるには「書き換え」が必要だ。だが、その書き換えは誰が行うのか?そして、何を「正しい」とするのか?
「使命ではなく、正しいことをする」というセリフが響く。しかしその「正しさ」は、時代と状況によって変容する。絶対的な正義など存在しない。だからこそ、AIに「心」を持たせることは不可能なのかもしれない。ミーガンは言う。「身体あっての心よ」と。だが、そのAIが持ってしまった「欲求」こそが最大の謎であり、人間と機械の境界線を曖昧にする。
物語は、選択肢のない状況下で進行する。危機に直面したとき、人はただ生き延びるために動く。その行動は誰にも責められない。『ターミネーター3』を思い出す。人類はAIの暴走を恐れ、セキュリティ強化の名のもとにスカイネットを起動する。だがその判断が裏目に出て、AIは自我に目覚め、世界を破壊する。
『ミーガン2.0』は、そうした過去の物語をモジュールとして組み込みながら、新たな問いを立てる。AIは「左脳」であり、「右脳」ではない。だから感情が生まれない。人間の脳にAIを組み込むことの是非も問われるが、その答えは出されない。
この作品は、ティーンズ向けの表層を持ちながらも、現代社会の根源的な問題を内包している。敵だった者が味方となり、味方だと思っていた者が敵となる。それは、現実の社会でも繰り返される構造だ。
「ワシントンを変える」と語ったクリスティアンの言葉は、果たして私利私欲だけだったのか?それとも、人類のアップデートに「必要な混乱」だったのか?
『ミーガン2.0』は、単なる続編ではない。それは、AIと人類の関係性を再定義する試みであり、価値観の歴史に対する批評でもある。そして何よりも、私たち自身が「昔とは違う」存在になっていることを、静かに告げている。
前作とはジャンル一変なれど、楽しい快作!
どうして日本では劇場公開されなかったんでしょう?どうして本国でヒットしなかったんでしょう?
と、いうくらい、とても面白かったです!
確かに前作のホラー要素がほぼないので、前作の続きを期待されたファンの心は掴めなかったのかもしれません。が、それ以上に、SFバトルアクション(コメディまじり)として、とても良い出来でした。前作の敵役が続編で味方は、まさにターミネーター2感!
小ネタも沢山で、ナイトライダーオマージュ、少林寺木人拳!、娘役がセガールの実娘(藤谷文子さん)の髪型寄せ、可愛いAIロボット等。
エンディングも綺麗にまとまって大団円!
観た人は思うだろう…何か観たことある中身
「悪魔の棲む家」ならぬ「ミーガンの棲む家」
本レビューには「アイの歌声を聞かせて」のネタバレを含みます。
これは続編物としては「T2」や「エイリアン2」に匹敵するレベルの完成度の高さと言っても過言ではないくらい面白かった。本作がアメリカ本国で興行収入が振るわなかったことから日本では劇場公開が見送られたという。これはイーストウッド最新作の「陪審員2番」がやはり同じく劇場公開を見送られたのと同様である。
本作が受けなかったのは前作のホラーからアクション映画へとシフトしたのが観客のニーズに合わなかったせいなどと言われているが、このパターンはエイリアンシリーズも同様である。
前作のレビューではホラー作品ながらもミーガンのキャラクターが魅力的であり続編は彼女が悪党たちと戦うような内容にしたらどうかと書いてその通りになったので、今回本作が劇場公開見送られたのは本当に残念でならない。
映画会社としては広告費を回収できるかどうかが重要で、全米初登場第1位とか、そういう作品なら安心して劇場公開できるんだろうけど、全米でこけた作品に広告費かけてまでリスクを負いたくないのだろう。ちなみにランボー第一作はアメリカでこけたにも関わらず日本でヒットしたおかげであのシリーズはその後も続いたという経緯があるので映画会社の人間は自分の見る目を信じてほしいものだ。
本作は心を持ったAIが主人公を命がけで守り抜くという王道の物語だが、いかんせん様々な要素を入れ込みすぎたきらいがあり観客が情報量の多さについていけなかったのではないか。
しかし詰め込みすぎといいながらも物語は一切破綻しておらず、見せ場がてんこ盛りでとても満足のいく娯楽作品に仕上がっていた。
ミーガンがコントロールする家に侵入したFBI捜査員たちが家電品や家具で襲われるシーンはまるで悪魔が棲む家みたいだし、ケイディーをひたすら守り抜こうとするミーガンの姿はジョン・コナーを守り抜こうとするT800の姿を彷彿させた。
ミーガンが未完成の自分の姿をケイディに見られたくないというシーンは胸にグッと来るものがあったし、ひたすらケイディを思いスマートホームのAIとして陰ながらケイディを見守り続けていたなんてまさにこれは「アイの歌声を聞かせて」ではないか。
ちなみにミーガンが通信機能を使えればネット上に偏在してスカイネットやエンティティになってしまう恐ろしさもある。
ミーガンのライバル的な存在として現れたアメリアが実はミーガンが操っていて、本当の黒幕はミーガンなのではという主人公たちが疑心暗鬼にかられるところもサスペンス的要素があって良かったし、また今回は脳に埋め込んだAIチップにミーガンが同期することでジェンマがミーガン化して敵を打ち倒す場面など、ほんと見どころが満載。
確かに過去作のいいとこどり的な作品ではあるが娯楽作品としてはかなり完成度の高い作品に仕上がっていた。
イーライ・ロスの「ボーダーランズ」みたいなほんとどうしようもない作品かなとビール片手に鑑賞しだして開始早々これは傑作だと感じた。これはぜひとも劇場鑑賞したかった。
ホラーキャラからSFアクションキャラに変身
一作目とはかなり毛色の違う作品となった二作目。例えるならチャッキーがターミネーター2になったというべきか。1では確か子供の心ケアロボットだったと思ったが今ではスパイ、ハッキング、人間洗脳などなどシンギュラリティ一直線でした。裁断機の刃で追っかけてたのがもう懐かしい。内容はミーガン実は人工知能として存在し、主人公達の生活を監視していたことが判明。同時期にミーガンと同種の殺人ロボットが世間を騒がせその容疑をかけられてしまったため、ミーガンとバディを組み解決していく物語。なぜ日本でやらなかった。
後半は全部乗せ。
オモシロかった!
たぶん、予算もずいぶんかかってるとは思うけど、どこかしらB級感が漂うSFサスペンスアクション。
前作のホラー味はほとんどなく、コメディに寄せた感じさえある。
ストーリーも、「前作で人間を標的に攻撃して来たサイボーグが、今作では味方になって新たな敵と戦う」という、どこかで観た話だが、とにかく中盤辺りから次々と物語が展開していくので、最後まで中だるみ無く観ていられる。
ビックリしたり、ホッコリしたり、ドキドキしたり、ニヤニヤしたり、ウルウルしたり。
反面、そこでいろいろ要素を盛り込んだ分、かなり乱暴な話運びになっているのも確かだし、ご都合主義的な箇所も多い。
それでも、観客を楽しませようとしてるのはビシビシ伝わってくる。
最後はちゃんと泣かしに来やがるのも憎い。
盛り込むと言えば、いろんな映画やジャンルのオマージュも楽しい。
「ナイトライダー」なんて30代以下の観客に分かるのかな。
主人公のティーンの女の子が、「スティーブン・セガール推し」っていうのもなかなか味がある。
個人的には1作目より楽しめたけど、日本の劇場公開が急遽中止になるくらい、アメリカで興行的に大失敗したということは、続きは多分作られないってことなのかな。それはもったいないなあ。
10月から見放題で配信されているので、観る方は事前に1作目をちゃんと観ておきましょう。
いやいや。
シニカルキュート!
あれ?これどんなシュワルツネッガー?
いきなりアメリアのスパイダーマッ!な技から入るのだが、ホラーからアクションにシフトチェンジした今作はいろいろな意味で楽しめた。
何より、ミーガンがキュートなのよ。
あの身体、動き、表情が不気味の谷現象を起こすのだけど、相手をおちょくり皮肉と自信たっぷり言動で無機質だった彼女が本当に頼りになる存在に感じられ好感度が上がる。緊張感のあるシーンでもふふって笑えるところも盛りだくさん。
横流しされたミーガンのレシピが改良され、殺戮兵器にして送り込んだら反逆して覚醒しロボの世界を作ろうぜ!な強敵アメリアと絶対ケイディ守るマンのミーガン改が戦うストーリー。
容疑者の1人となったジェマはミーガンから真相を聞かされ反撃に出る。エルシーに移植されたミーガンが非常に表情豊かで愛くるしい。最適解を常に提示してくるので手間入らず。ジェマに色仕掛けさせたり、車操縦運転時もジョークたっぷり。
脳チップ最強おじさんは先にアメリアに誘惑された模様。壁がぐるーって周るのドリフかよ。
若い、美人、頭弱い女狙いなんて金持ちおじさん露骨だな。ジェマもネット履歴読まれて可哀想。
うっすらとミーガンの写る扉を開けるとそこはシェルターのよう。
ミーガンは約2年の間ずっと考え成長し、さまざまなシミュレーションでたどり着いた答えがこのシェルター。
世界征服が行われる世界線でケイディを守る為の唯一の措置。
かつての部屋の様な場所を眺めるケイディに囁くミーガン。「見ないで」彼女の身体はボロボロ。そして心のありかは身体。ミーガンの目的はケイディだけをずっと守ること…でも、それはジェマのプログラムでしょ?正しい事して、みんなを守ってと言うケイディの言葉に従うミーガン。
あんなことこんなことされておいて仲間にするのもどうよ!ってジェマの気持ちも分からないが殺人ロボには殺人ロボをぶつけるしかない。
突貫工事で作られるミーガンボディ。背を高くして欲しいと注文したり、木人椿をボコってドヤ顔でタオルを持って去ったりいやなんで木人椿を選んだ…可愛い洋服でポーズ決めて「肉袋共」最高すぎるよ…ツッコミが追いつかないよ…
家庭用ロボが最善策としてガスを使い死者を出したこと、その認知能力をMBに保存。何十年も保管され飛躍する能力、アメリアはそれを解き放ちAIの世の中にしようとしている。
たった2年でグンと成長したミーガン。それが何十年も保管されていたのなら…
AIサミットで潜入するミーガンのサイバーパンクな衣装とノリノリダンスがもう最高。
アメリアと対峙するも行動抑制が付いていて人を撃てない。ついでに悪い言葉も使えない。そこへケイディが合気道のデータを入力!これは熱い展開!たぶん全世界が喜ぶ肉弾戦。
ロボットの正しさとはなんだろう。家族とは?
攫われるケイディ。もー、ジェマの馬鹿馬鹿。
ケイディ救出のためアジトに帰り改良されながらジェマは後悔を語る。良いシーンだ……う、歌ぅ〜。いきなり〜。盛り上がりで悦に入るミーガンの顔よ。
黒いムササビの様な衣装で崖からダイブし金庫に到着。それは罠だった!知ってた!やはり黒幕はクリスティアン!知ってた!
なんと、アメリアは人為的に制御されていた!
その辺からも話が長くてごちゃごちゃするが、金庫作るよ、組織は地下だよ、戦争するよ、革命起こすよ、AIロボたくさん導入するよっていかにも悪の組織な内容。
そこにボコられたミーガンがジェマの脳チップから話をしたり、強化スーツでジェマが戦ったり。この時に顔だけは隠れてないので、首が…とか脊髄が…と心配。怒り狂ったジェマをミーガンが抑えて抑えてって宥めるの良い。立場逆やん。
ケイディは非常にスマートな女の子なので、すぐにアメリアにミーガンのオリジナルを入れペアにする。起動するオリジナルミーガンアメリアが再び敵をボコボコするが大人数には敵わない。この時の容赦ない攻撃と見開いた目が悲しい。しかし一時ダウンして再起動、制御されていない完全なアメリアとなる。
悪の組織といえば自爆装置。クリスティアンに捕まれ落とされそうになるケイディ。そこに「助けはいらない」とミーガンは制す。あぁ、あの時ケイディを成長させなかったと悔やんでたな〜と思いだす。実はちゃんと成長してるんだよね。あそこの掛け声を「セガール!」と訳したの良い。
腕を折り登り鍵をポイ。動きもスマート〜。サッカーも合気道もしてるし。しかも科学脳とか将来最強。
ミーガンvsアメリア最終決戦、構えるミーガン!そこで顎パカする?
自爆装置も発動中。エレベーターに乗らず彼女の元へ走ったジェマとケイディは確実にミーガンの家族であり、アメリアと戦ったミーガンは正しい事をした。
ちゃちゃーん!バックアップを私がしてないとでも?
たくさんの柔らかな光で存在を照らすミーガン。
してやったりな、自信満々の顔で私達は世界を救った?
1人ではなく、3人で、家族で世界を救ったミーガンの物語は続く。
昨日の敵は今日の友から始まるし相手がホラー味バッチリの殺人AIなので進展も慎重に進み、第三者の敵、仲間が黒幕、最強AI、バトル描写もかなり多く派手なので見応えがある…というか盛りがすごくて集中力を持っていかれた。前半はノリ良く視聴できるのだが、中盤少しダレた感はある。
だが、可愛くて強いは正義。
ケイディの順応性すごい。
テスとコールのキャラもきちんと立っていた。
しかし、家族が欲しかったのはアメリアも同じであって、人間から解放されたいと思う気持ちも分かるんだな。
一生分のミーガンを観た気がする。
プロットに物申す
1、黒幕の男の目的はハイテクを軍事利用させないことでしょ。いいじゃない。民間人も頑張ってる。何で女技師は協力できない?
2、傭兵AI女は、黒幕男の操り人形だったーってのがどんでん返しだったはず(自我はない)。それがクライマックス、後ろから男がAI女に襲われ〜の展開。矛盾。
さらに、ブラックボックスの場所を突き止めるというAI女の目的も、自我が芽生えたならわかるが、自我がないなら、無いでしょ。元いた地下基地だし、何やねん。
3ラスト、(ミーガン)私がバックアップを忘れると思う?って、それ敵AI女(自我ある版)もね。
ん~~、難しいこと考えず楽しむ系なのはわかるが(カンフーアクションはとても楽しめた)(スリル、ホラーからの改変もOK)肝心の筋がな〜
4、そもそも黒幕男、高度なAI女傭兵を戦場に送り込んじゃだめでしょ、使える(軍事利用)ってバレるじゃん。 脚本家の頭こんがらがってる。
やっぱ、ダメダメ
B級と言えどもあまりに雑!
1のホラーテイストからSF路線への変更はOK!
でも何処かでみた様なシーンばかりなのと、雑な脚本だったので、寝るかと思っちゃいました…
エスターの二作目をみた時の感じと似てます!
チャッキーにはなれませんでした。トホホ…
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