あの夏、僕たちが好きだったソナへのレビュー・感想・評価
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笑いあり涙あり、ちょこっとホラーあり?
恋愛だけでなく友情や夢もあったり、笑える部分もあったりと楽しく鑑賞できました。
ジヌ目線で物語が進んでいき、勉強のノートの字が綺麗だったからというあたりのきっかけから徐々にソナに惹かれていきます。大学が離れてしまい、それでも会いに行ったり来たりと交流を続けますが、ジヌは子供心を持ち続けソナは大人になっていくため2人の感覚のズレにより大きな喧嘩で離れてしまいます。台風が来た際に故郷にも影響があると心配したジヌがソナへ電話をして、その際に2人の恋愛感情が過去のものになっていく描写がすごく感傷的で心に残りました。
時がたちジヌは自分の夢を現実にし、2人の恋愛をマンガという形にし遠い過去として捉えています。そんな時にソナの結婚式に呼ばれ、心から祝福し、そしていつまでも自分は子供心を持つよとソナに伝えます。
ソナジヌだけでなく、友人たちや親たちのキャラクターも上手で、青春のあの頃を思い出せる良い作品です。
ちなみに途中でホラーシーンがちょこっとありますが、そちらも気合が入れられています(笑)
韓流エンタメの視点なら◯だが、映画となるとツッコミ多し
あの夏、僕たちが好きだったソナへを観た。韓国の若者の高校〜結婚までをしっかり描いていた。兵役、修能検査シーンも見事。ただ、ドラマかと思いきやラブコメの要素もあり絞ってもいい。B1A4のジニョン、TWICEのダヒョンはよく演じていた。ただ、あるシーンでジヌの父親が上半身裸エプロンをしていたが、あれはさすがにあり得ない。
タイトルなし
タイトルの意味が見てわかった。切ない。大人の映画だ。ありのままの自分を見てくれた彼をよく見ているソナ。普通はバカな青春は卒業するところだけど、好きなものの世界で仕事する時代なのかも。検事になった彼は嫌味感をそのまま持ち続ける。主人公は幼稚なままでいると宣言。リアリティがとてもあるので、自伝的原作があるのかと思うほど。結ばれないけれど、その今を認められてしまう、からこそのタイトルの輝き。ソナはやはり別の人生を選び、それ自体にも説得力はある。ソナは実はそこまで美人ではない。でもシュッとしていて頭が良さげで、いい女優さんだった。
韓国の学校、兵役、細部も描かれていたし、いま感があり、しかもユーモアがあった。裸にエプロンしているお父さんはサイコー。
もとは台湾の映画だったのか。
台湾の映画は見られなくて残念。日本の、ちらっと見たけど、この韓国のセンスの良さと力に比べて、妻なら過ぎて、冒頭で離脱。
力の入った翻案
高校の頃の女の子って神秘的な美しさがあるよね。
そしてポニーテールは最強の髪型だね。
そして、高校で良い感じになっても、大学行ったら別れるね。
なんでそこに気付かないかっていうと、みんな高校時代を一回しか経験しないからだね。
なんかところどころ「《あの頃、君を追いかけた》オマージュがあるなあ」と思ってたら、翻案なんだね。
主人公が大学へ行って、格闘サークル作るところで気付いた。
そこからはストーリー展開は把握してるから、興味もなくなりつつ観たんだよね。
原作の《あの頃、君を追いかけた》は2011年公開なんだね。
監督の自伝的作品だったから、エピソードは、さらに、その前。
本作は舞台を2002年に設定してるから、原作通りなのかな。
観てたときは「2002年で、この男女関係は、ちょっと保守的すぎでは」と思ってたんだけど、そんなことないのか。
原作だと、女の子がすごい可愛くて、男の子がそこまでではないから「確かに、その女の子がお前のことを好きだとは思えないよな」っていう共感があったの。
本作は男の子(ジニョン)カッコいいよね。そして女の子(ダヒョン)は好みが別れそうな気がする。男の子のほうが、モテそうなの。
だから男の子が『俺なんか……』となる気持ちに共感できないの。「お前のことが好きだよ。他に誰がいるんだ!」って思っちゃうね。
大学へ行って喧嘩別れするけど、ちょっと無理あるんだよね。原作がそうだから、しょうがないんだけど。
原作は実話ベースだから、実際にあったんだろうけど、物語的に突然喧嘩したようにみえるもんね。
そして喧嘩になる前に何が問題かと言うと、男の子がちゃんと告白してないことでしょ。
これも原作だと「まあ、告白したら振られると思うよな」という共感があるけど、本作は「告白しろよ。おかしいだろ、告白しないの」と思っちゃうね。
数年ぶりに男の子が女の子に電話するとき(原作だと地震で、本作は台風で電話)、
『パラレルワールドには付き合ってる俺とお前がいる』
『うらやましいわ』
ってやり取りが原作ではあんの。そしてここがすごい好きなの。
「だよね。女の子だって好きな男の子と付き合いたかったよね。客観的に釣り合い取れてなかったかも知れないけど」と思うね。
このパラレルワールドを新郎とキスしてる間の回想でやってきたね。
まあ、そのパラレルワールドが素晴らしいかというと、どうでしょう。
青春の思い出は、大切にしておいた方がいいという考えもあるね。
そんなこんなで、翻案と知らずに観たけど、シーンの作りは面白いし、気合い入れて翻案したなって感じだったよ。
ジニョンちゃん
僕もソナが好き
コリアン・グラフィティ‼️
韓国を舞台にした男5人女2人の甘酸っぱい青春グラフィティ‼️中心となるのは、将来の夢もない "幼稚" なジヌと、クラスのマドンナであるソナ‼️この二人のはっきりしない、焦ったいラブストーリーに、他の個性溢れる5人が絡み、終始楽しく鑑賞できました‼️ジヌの背中に滲む青いインクや、料理上手な専業主夫のジヌの父親など、思わずウマいなぁと思わされるポイントもあるのですが、やはりラストはジヌとソナに結ばれて欲しかった‼️物語の流れを見ると、ジヌとソナがお互い愛し合っている事は明白で、ソナが別の男性を結婚相手に選んだとして、ソナの心情の変化をキチンと描写すべきだと思います‼️チョット納得いかない‼️ジヌと新郎のキスシーンは笑えましたけど‼️
キラキラと切なさ
アイドル恋愛青春映画にキュンです
なんか納得いかん
将来の夢もなく、男友達と遊んでばかりいた高校生のジヌは、恋愛とは無縁の生活を送っていた。しかし、美しさと品格を兼ね備えたクラスの優等生・ソナが教科書を忘れて困ってたのを見て、とっさに自分の教科書を彼女に渡し、自分が罰で立たされることになった。それから、ジヌはみんなの憧れのソナと少しずつ心を通わせていった。特別な絆を築き始めた2人だったが、高校を卒業するとそれぞれの大学生活が始まり、やがてすれ違いが生まれるようになり・・・さてどうなる、という話。
台湾版も日本版も観てなくて、初めて観たのだが、え?って言う結末で、なんか納得いかなかった。
主人公ジヌ役のジニョンもカッコよかったし、ソナ役のダヒョンも可愛かった。
なのにあのラスト?なんか納得いかなかった。
結婚が運命共同体を作るための契約なら、恋愛がこのように進化しても驚けない
2025.8.13 字幕 イオンシネマ京都桂川
2024年の韓国映画(101分、PG12)
原作は2011年の台湾映画『那些年,我們一起追的女孩/You Are the Apple of My Eyes(監督:ギデンス・コー)』
クラスのマドンナに恋をした高校生の青春を描いたラブロマンス映画
監督はチョ・ヨンミン
脚本はクァク・ジェヨン&キム・ジンギョン
原題は『그 시절, 우리가 좋아했던 소녀』で「その頃、私たちが好きだった女の子」、英題『You Are the Apple of My Eyes』は「あなたは私の大切な人」という意味
物語の舞台は、2002年の韓国・春川
東春川高校に通う2年生のク・ジヌ(ジニョン)は、クラスメイトの優等生オ・ソナ(ダヒョン)に恋をしていた
それを悟られないように過ごしていたが、ソナはクラスの人気者で、ジヌの親友のテワン(イ・ミンゴ)、ヒョンジュ(イ・サンウン)、ドンヒョン(キム・ヨハン)からも好かれていて、ライバル心を燃やすソウルからの転校生ソンビン(ソン・ジュンヒョク)も同じ想いを共有していた
誰もが出し抜く訳もなく、ただ同じ空間にいられる幸せを享受していて、ソナの親友ジス(キム・ミンジュ)とともに爽やかな青春を過ごしていた
ある日のこと、技術・家庭の授業にて教科書を忘れたソナに気づいたジヌは、そっと自分の教科書を差し出し、自分が忘れたことにして罰を受けることになった
ソナはそのお礼のために授業をまとめたノートを渡し、ジヌは彼女の字の綺麗さからそれを最後まで読んでしまう
そして、勉強に興味を持ち始めたジヌは、ソナに教えてもらいながら、同じようにソウル大学を目指すようになっていくのである
映画は、卒業アルバムとジヌのモノローグから紡がれる回想録で、社会人になった彼がソナの結婚を機に青春時代を振り返るという構成になっていた
タイトルが「あの夏、僕たちが好きだったソナへ(原題日本語訳:その頃、私たちが好きだった女の子)」というタイトルになっていて、その恋愛が今は終わっていることを示している
それゆえに、この恋愛がどうして終わってしまったのかを紐解くように紡がれていて、結婚式での新郎(ソン・ウヒョン)へのキスシーンでの回想には「後悔」が入り混じっていた
あの雨の夜、もし自分が彼女の元に戻っていれば、という想いが残っていて、それをどのように消化したのかが描かれていた
ジヌは「ソナが好きだった頃の自分が好き」と紡ぎ、ソナは「ずっとジヌに好きでいて欲しかった」と思っていた
その想いはある意味では保護されるまま時間を過ごし、別々の未来へと向かっていく
ジヌは「好きな女が愛した男との結婚を祝福する」という持論を持っていて、そこには「自分が幸せにする」という概念はなかった
交際を始めることで変わってしまうものを恐れているのか、これ以上の珠玉の時間がないと感じているのかはわからないが、人を愛することに重きを置くジヌと、愛されることに重きを置くソナがいて、この2人の恋愛がうまくいかなかったのは不思議でならない
想いが成就することによって冷めてしまうかもしれないという怖さがあって、それが一歩を踏み出せない理由になっているのだが、そのことが分かりながら他の男性と結婚するソナの心理は理解し難いところがある
ただし、彼女の結婚が続くかどうかは新郎側の気持ちに依る部分があると思うので、どうなるのかはわからないかな、と感じた
いずれにせよ、日本でもリメイクされた青春映画で、個性的なキャラが満載の良作だったと思う
この恋愛感覚は一般受けしない印象があって、どうして別の男と結婚するのかは理解できない部分は多い
だが、彼らが本当に愛しているのは、恋愛をしている自分であり、それはある種の恋愛観のひとつであると思う
その一歩先に行くことで壊れるぐらいならと考えているのだが、この感覚が共有される世代が増えていくと、恋愛=結婚とはならない価値観が生まれてくるのだろう
かつて親が決めた相手と結婚するという時代から、自由恋愛結婚のムーブメントが来て、今度は恋愛と切り離された結婚観というものが生まれている
この結婚にどのように辿り着くのかはわからないが、昨今の婚活というのは運命共同体を選ぶ作業となっていて、それは相互理解の上で成り立つ契約となっている
そういった時代性を含めると、恋愛と結婚が切り離されているというのは理解できるので、そう言った価値観というものも浸透してきたのかな、と感じた
恋ってそんなんだっけ?
(冬ソナ+猟奇的な彼女)÷100
メインの俳優(アイドル?)に推しがいれば見てもいいのかもしれません。台湾映画のリメイクらしいですが、それを意識せずに見た私には、「冬ソナ」(舞台が春川とソウル)と「猟奇的な彼女」を足して100で割ってとても薄い水割りにしたように感じる映画でした。あるいは「ちょっと話題の若いコ+2000年代流行歌+青春ノスタルジー」が材料のファミレスピザと言うか。韓国映画好きとは言え50代男性が見たのが間違いだったかもしれません。
注)文字数に対して、言っていることは概ね弁解です。
使用期限が迫るバースデイクーポンの使い道に悩み、「敢えてどれかと言われたら」と消極的に選択した本作。ちなみに、オリジナルに当たる台湾版『あの頃、君を追いかけた(11)』、その後のリメイクである日本版『あの頃、君を追いかけた(18)』は配信で鑑賞記録がありますが、実際観たのは結構前のため正直ストーリーの詳細は忘却の彼方へ。。それでも、日本版を観ながら「どこかで観たことがあるような展開だな」と感じて、途中で「あ、リメイクだったのか」と気づく程度に根本的な構造については覚えているため、本作についても「大胆な改変」がない限りオチは判った上での鑑賞です。ついでに蛇足ではありますが、本作のマドンナ・ソナを演じるダヒョンと、彼女が所属するTWICEについてさえ殆ど知識がないオジサンの私(なお、日本版におけるマドンナ役だった齋藤飛鳥さん/乃木坂46についてほぼ知らない、という点で共通しています)。以上、諸々とネガティブな書き出しであいすみませんが、劇場鑑賞を決めたからには特別な感情移入抜きのフラットな気持ちで鑑賞です。
とまあ、前置きが長いのは私の悪い癖でもありますが、今回は兎に角「どう述べたらよいか」があまり思い当たらないほどに印象に薄い作品。。「韓国版」として期待通りのユーモアは流石です(パク・ソンウン最高w)し、リメイクでありつつもオリジナリティを出そうと言う頑張りは伝わりますが、如何せん綺麗にまとまり過ぎていて、ドラマと言うよりはイメージビデオの様な印象です。オリジナルはもっと若者ならではの「痛々しさ」が感じられ、自分にも確かにあった「く〇な自意識」と「往生際の悪さ」を思い出されて思わず目を覆いたくなるところこそ、むしろこの作品の良さだった気がするのですが、、、それは記憶の改ざん?或いは、そう感じる世代はターゲットにしていないのか、と思ってしまうほどスマートな彼らとストーリーは、残念ながらオジサンの琴線には触れませんでした。
いや、批判するほど悪くはないですし、最後の展開と編集は素敵だと思います。嫌いではありませんよ。とは言え、コスパを気にする今の若者へ向けて言うとしたら、「出演者が推しだ」とかでないのであれば配信待ちでいいんじゃないかな。
と言うことで、最近の平均値より短めのレビューですが、特に書くことも思いつかないので、今回はこの辺で失礼します。
日本と異なる点が面白かった。
韓国の「常識」が観たくて、鑑賞。
先生の態度は当時あれが常識的だったんだろう。教室には太極旗が掲げられてた。
韓国の家庭でも奥さんの方が強いのが常識らしい。
一番好きだった人と結ばれるとは限らないのは、日本と一緒だった。
若かりし日を少し思い出した。
ごめんなさい。私には駄目でした。オリジナルの単なるなぞりでしかありません。
平日の上映ながら八分くらいの入り。若い女性が多いのは主演女優か男優かどちらかがお目当てなんだろうね。
オリジナルは2011年の台湾映画「あの頃、君を追いかけた」。続いて2018年には同じタイトルで日本でリメイク、今回が三度目の制作となる。韓国語タイトルは分からないけど英語タイトルは「You are the Apple of my eye」と台湾版と同じ。これはリンゴを目に入れてしまえるくらいあり得なく愛しいっていう華語的強調表現で我々には感覚的に掴みにくい。韓国人もそうらしくてちょっと触れるだけにしている。(主題歌にはなっている)
ちなみにヒロインは台湾版ミシェル・チェン→日本版齋藤飛鳥→韓国版ダヒョン。
本作はレビューを読む限りではまずまず評価が高い。いわゆる青春群像もので、かつ、若い頃の苦しくでもどこか微笑ましい恋こころを描き出していて共感を覚えたという人が多い。でも水を差すようで申し訳ないんだけど2011年台湾版オリジナルは名作でして、そちらをみてしまうとかなりガッカリしてしまう。
まずは高校生のメンバーのキャラクターづくりでしょうね。ほぼ台湾版と同じなのだが、なぞり方が何か書き割り的というかキャラクターが地に足ついていない感じがする。そもそも、高校生らしさというか、もっとヒリヒリした感じ、不安定な感じが誰も表現できていない。そもそもダヒョンは27歳だし、ジニョンに至ってはもう30歳だからね。無理はあるんだけど。だから前半部分ではドタバタしているだけで、仲間たちの連帯感が十分に引き出せていないのです。このあたりは台湾版は本当に素晴らしいのでぜひ見てください。
後半はジヌとソナの二人芝居が増えてきて、やや見ごたえはあるのだけど、やっぱり申し訳ないけど、ヒロインが魅力不足です。確かに可愛いんだけど、表情も硬いし、身のこなしにも滑らかなところはない。言っちゃなんだけど(言っちゃった)アイドルのお芝居という感じは否めない。
台湾版のミシェル・チェンのミューズぶりは本当に素晴らしかったのでね。比べちゃあ気の毒かもしれないけど。
見終わってから改めて解説読んで、 『台湾のオリジナルも見たいな』な...
見終わってから改めて解説読んで、
『台湾のオリジナルも見たいな』なんて思っていたら、
日本版を見てあったことに今気づきました
それも良かった、これも良かった
ラストがとにかくいい、
好きなラストではないんだけど
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