「禁煙団体からのクレームを受けそうなオカルト・アクション」コンスタンティン Gustav (グスタフ)さんの映画レビュー(感想・評価)
禁煙団体からのクレームを受けそうなオカルト・アクション
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悪魔祓いの私立探偵コンスタンティンが魔界の陰謀と対決するオカルト・アクション。人間の罪に耐えかねた天使とサタンの息子が組んで、人間の自律復活を企むという、いかにもキリスト教の人達が発想しそうなお話。ラスト、コンスタンティンの自己犠牲に気付くサタンの台詞に、ある意味楽屋落ちの可笑しさが出ている。地獄落ちが決まっていたコンスタンティンが天国に導かれることに怒るサタンによって復活を遂げる皮肉。しかも肺がんの腫瘍もきれいに取り除いてもらうのだから、お話が出来すぎている。禁煙団体からクレームがきそう。キアヌ・リーヴスは役にピタッと嵌り、「マトリックス」三作品の成果が表れている。
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