それでも私は Though I'm His Daughter

劇場公開日:

それでも私は Though I'm His Daughter

解説・あらすじ

オウム真理教教祖・麻原彰晃の娘が、加害者家族として社会で批判の目にさらされながらも生きる姿を捉えたドキュメンタリー。

1995年3月、日本を震撼させた地下鉄サリン事件。首謀者の麻原彰晃こと松本智津夫の三女として生まれた松本麗華は、父親が逮捕された当時12歳だった。以来、どこに行っても父の名や事件の記憶、そして「お前はどう償うのか?」という問いがつきまとってきた。「虫も殺すな」と説いていたはずの教団の信徒たちが起こした凶行に衝撃を受け、また、麻原が裁判の途中で言動に異常をきたすようになったため、父が犯行を指示したという事実さえ受け止めきれなかった麗華。父に適切な治療を施して事実を話させてほしいと願い続けていたが、ある時、死刑は突然執行される。麗華は社会が父の死を望んだと感じ、悲しみと絶望のうちに生きることになる。

「望むのは死刑ですか オウム“大執行”と私」などの作品でオウム真理教の事件と向き合ってきた長塚洋監督が、6年間にわたる取材を経て完成させた作品で、加害者家族が背負い続ける葛藤を記録した。

2025年製作/119分/日本
配給:Yo-Pro
劇場公開日:2025年6月14日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
プロデューサー
長塚洋
撮影
長塚洋
木村浩之
編集
竹内由貴
整音
西島拓哉
音楽
上畑正和
チェロ演奏
大町剛
アニメーション
竹原結
全てのスタッフ・キャストを見る

フォトギャラリー

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く