「この作品の意義はわかるが、共感とまではいかない」KNEECAP ニーキャップ いなかびとさんの映画レビュー(感想・評価)
この作品の意義はわかるが、共感とまではいかない
イギリス政府に北アイルランドが抑圧されていたことは知っていたが、最近までアイルランド語が公用語として認めていなかったとは、意外だった。けれど、これは他人事ではない。80年前、朝鮮が日本統治下にあった時代、私たちの祖先は朝鮮の方々に日本語を強制させた。
反イギリス運動が北アイルランド人に支持されるのはよく分かるし、アイルランド人にとって、アイルランド語は自らのアイデンティティの証明だから。アイルランド語でのヒップホップの歌詞は北アイルランドの共感を呼ぶのは理解できる。が、私の共感を揺さぶりはしなかった。
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