劇場公開日 2025年6月27日

「ホワイティング/ハッセー版にして欲しかった」カーテンコールの灯 ひろちゃんのカレシさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5 ホワイティング/ハッセー版にして欲しかった

2025年7月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

おんぼろ劇団がシェイクスピアで大(?)成功、というと「恋に落ちたシェイクスピア」を思い出す。最後にリタが言う「次は喜劇で」は、うろ覚えだが、「恋に〜」でエリザベス1世がロミオとジュリエットを観終わったときと同じ台詞だったかも(あの頃のグィネス・パルトロウは美しかった…)。多少は意識したシナリオのような気がする。
それはともかく、心中未遂と劇を並列させるのはベタといえばベタだけどサスペンス風味を添えて、単なるおっさんの再生物語で済ませない事に貢献していると思った。
デイジーが例の「Two households〜」の前口上を誦じるのは、日本の高校生が「春はあけぼの〜」を暗記してるようなもんなのだろうか。こういう文化的背景を知っていればもっと楽しめたのだろうと、少し歯痒い。

ひろちゃんのカレシ
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