ベートーヴェン捏造のレビュー・感想・評価
全163件中、21~40件目を表示
絶妙に気持ち悪い演技がよい
バカリズムさん脚本なのでコメディを期待してましたが、その要素が冒頭でしかあまり感じられなかったのはちょっと残念。
山田裕貴さん演じる秘書が、次第にベートーヴェンへ心酔していく過程が丁寧に描かれており、その様子は良い意味で不気味さを感じさせました。劇中でベートーヴェンが亡くなる場面もありますが、その死をきっかけに、秘書の中で「理想化されたベートーヴェン」と「実際に存在したベートーヴェン」が溶け合い、次第にその境界が曖昧になっていきます。やがてそれが彼にとっての“正史”となり、その像を否定する者や邪魔立てする者に対して敵意を剥き出しにする姿は、人間的でありながら深みのある描写でした。
結局のところ、人が誰かをどう受け取り、どのように印象を抱くかは千差万別であり、その人物が実際にどんな人であったかは、本人やごく近しい人にしかわからないのかもしれません。
山田裕貴の狂愛演技が最高
古田新太さんヒロイン?
想像に反し真面目な映画でした
爽やかに気持ち悪い山田裕貴
色眼鏡で見てしまったが故の評価
本当にタイトルだけで見てればもう少し評価はよくつけられたと思う
バカリズムのファンという程ではないが、お笑いとしては非常に好ましく思ってる
そのバカリズムが監督をやってるのならあのじシュールな笑いをどう映画に吹き込むかという勝手な期待をしたが結果
思ったよりも淡々と話が進む
各々のキャラクターを非常によく表現してるし、へーほーなるほどね、といった求めてたものと違う反応が起こって期待の部分が萎んでいった
映画としては破綻してないし、最後のオチもこのタイプの話としては良いと思う
とはいえ、最初にかいた通りの理由で自分にはこの評価が妥当かなと思ってしまった
ある意味では変に色を出さない良さ、独りよがりで作品の根底を壊さなかったという点においては大人の作品だったのかなという感じ
バカリズムってことで期待しすぎた
原作は読んでません。
と、いうかエンドロール見るまで原作があるのは知らずてっきりバカリズムさんが作った創作なのかと思ってました。
に、してはバカリズムの世界観が今回は控えめすぎだろと思ってましたら、やはり別の方の原作があってバカリズムさん的にも原作の世界観を壊さないようにしたのかもしれません。
福田監督みたいに原作ぶっ壊して自分の色を出しすぎるのもたしかによくないですからね。
今作を見に行ったキッカケはやはりバカリズムさんが脚本てことで
元々、バカリズムさんの作るドラマが好きだったのでその感じなのかなと思って見に行きましたが内容的にはその感じではなく自分としては物足りないものでした。
なんというか、映画なのになんというか大どんでん返しとかあるわけでもなく見て心温まるとかスッキリするわけでもなく自分が映画館に映画を見に行く際に求めるポイントが何も詰まってなくて自分にはハマりませんでした。
唯一、良かったのは染谷さんがめっちゃブチ切れるとこはなかなか見れない彼の姿だなと思ってちょっと見てて釘付けなりました。
しかしなんというか今月やってる映画はどれもハマらないなー。好みの問題なんだろうけども。
休みを楽しく過ごしたい人に!
古田新太ベートーヴェン最高!
真実ってなんでしょうね?
歴史の定説は
時代と共に何度も覆ります。
私達が学んできた
歴史上の人物達の定説も
100年後200年後にはほとんど
覆っているかも知れません。
「今」の定説(常識)を
学んでいるだけなんだな~
と改めて実感いたしました。
人間には
少なからず必ず
バイアスがかかります。
私も自身の中にある
バイアスで落ち込む事があります。
シンドラーの
「ベートーヴェンこそ我が命!」
と言わんばかりの
迷いのない極端な
バイアスがある生き様は
何故か
羨ましくも思えました。
「嘘から出た誠」
とはまさに
この事なのかも
知れません。
「嘘」でも
迷い無く確信を持って言われると
多くの人々は信じてしまいます。
真実を見抜く目を
持ちたいですが
簡単ではありません。
確信を持って語られる
「嘘」の力
凄いと思いました。
しかしながら
私は
シンドラーが脚色した
ベートーヴェンよりも
欠点が沢山ある
ベートーヴェンの方が
血が通っている人間に見えて
とても親近感が湧き
大好きになりました!
(古田新太さん最高でした!)
長所も短所も全て
その人の個性なんですよね。
「真実に勝るものはなし!」
真実以上に説得力があるものは
ありません。
嘘は必ずいつかはバレます。
長所も短所もどちらも自分自身
不器用でも
自分の気持ちに嘘が無いように
正直に生きていきたいと
改めて思いました。
私は好きです
レビューの評価(☆)がパッとしないけど、私は好きですね
確かにちょっと安っぽさはあるけど、バカリさんの風味も出ていて、内容はとても良かったと思います
ちょい役でも俳優陣が豪華で、ウォーリーを探せみたいな感覚で楽しみ倍増!
ベートーヴェンのような歴史上の人物というのは、何が嘘で本当だったのか分からないところがまた面白い!
1977年国際ベートーヴェン学会なるものでシンドラーが記した内容は改ざんされたものであると明らかになったようですが(Wikipedia)、いつか会話帳の端切れが出てきて真実が解き明かされたら…と思うと胸がトキメキます
ベートーヴェンを神格化させ敬愛した人もいれば、それ故に嫉妬心メラメラだった人もいて、それでも誰もが「俺が!俺が!」とベートーヴェンを語りたくなってしまう…わかるような気がします
総じて言えば「ロマン」にあふれた映画かな
淡々とした作品
まあまあ
脚本家のイメージに引っ張られすぎた
良かったところ:ベートーヴェンの音楽が聴ける
バカリズム脚本だからコメディかと思ったら、思っていたテイストとは少し違った。原作つきの話だと難しいのかしら。興味深い話ではあるんだけど、盛り上がり箇所がない。
事実よりもそれっぽい捏造ストーリーが好きっていうのは耳の痛い話。
ビミョウかな、、、
原作は小説ではなく、ルポルタージュの体なので、映画を制作するにあたり、脚本家、監督の創作性が発揮された作品と解釈していいだろうと思います。
オール東洋人キャストで西洋の物語を映画にする、ってありそうでなかった発想。(他にもあるのかな?)舞台を見る人はそう違和感ないのかもしれないけど、なんか不思議な世界だと思う。考えてみれば、「三国志」などは、延々とそうやって映画にしてきたんだから、なんも倫理上、道徳上のもんだいはないわなぁ、、、。要は「慣れ」の問題ですかね。 こういう事はわかってみているのだから、批判ポイントではないけれど、、、。
バカリズムさんは、最近脚本家として頭角を表してきました。 ぼくは「ウェディング・ハイ」を観て、しっかりした構成と「小ネタ回収率」を高く評価していますが、今作に関しては、 音楽の効果的な挿入やテキパキとした構成は素晴らしいと思いましたが、現代日本人の軽い会話に、「果たしてこれでいいのかなぁ、、、」と、最後までモヤモヤが残りました。例えば、登場人物それぞれの個性に合わせて言葉を選んでいるのかな? みんながみんな、軽い口調で喋ってる、ってところが、どうにも違和感を拭えない。
美しい音楽(大部分は昔の音源の使い回しだけど)や、取っ替え引っ替え出てくる歴史上有名な音楽家達を眺めているだけで、十分楽しい時間を過ごせた事は告白します。
コメディかと思ったら
劇場シネマで◎
全163件中、21~40件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。