劇場公開日 2025年9月12日

ベートーヴェン捏造のレビュー・感想・評価

全176件中、21~40件目を表示

3.5配信でも良かったかも…

2025年9月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

前半はテンポも良く出演時間が少なくとも見覚えのある俳優さんやミセスの方等が次々出てきてある程度は楽しめました。
しかし山田裕貴さん(シンドラー)の語りが多く淡々と進むので後半になるにつれ少し飽きがでて来ました。そこにベートーヴェンの聞き覚えのあるメロディが流れてきてウトウトしてしまった場面もありました。
バカリズムさん脚本という事もあり期待し過ぎたのかもしれませんが、皆さんの演技力で何とか纏まっている感じでした。
「怪物」の柊木陽太君も成長した演技でした。清塚さんのピアノは素晴らしくエンドロールでは聴き入ってしまいました。
配信を待っても良かったかな〜って思いました。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
yama

3.0笑い不足

2025年9月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

退屈だったわけではないのですが、バカリズムが関わっているということで笑いを期待して観るとハズレになるかと思います。

どこまで史実に基づいているか分かりませんが、ベートーヴェンを美化するために奔走するコメディタッチな作品。
クスりとはしますが、笑えるシーンはありませんでした。

役者の演技〇、テンポ〇なので暇つぶしにはなりました。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
つーじー

3.0清塚信也さんのピアノを楽しむ映画

2025年9月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

バカリズムさんの脚本、古田新太さんのベートーヴェン、これは見ておかねばで鑑賞。
狂信的なファンだと、ああなってしまうのか、美化しすぎにも程があるというお話。
バカリズムさんの作ではない、あくまで脚本だから
「クスッ」はあるけど、昨今のテレビドラマを期待していくと、物足りないかもしれません。
ベートーヴェンを掘り下げるなら、変態じみた曲もあるのだから、そういう曲を「こんな曲作ってるんですよ。本当はこんなに変な人なんですよ」って出してくれば、もっと分かりやすいのに。
あと、ベートーヴェン=第九はほんと勘弁して欲しい。
個人的には清塚信也さんにリース役(井ノ原快彦さんがやっていた)やって欲しかったな。
絶対、饒舌に語りそうだもの(笑)
とにかく、清塚信也さんのピアノが心地よい映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
早川 歩

4.0入れ子構造の面白さ

2025年9月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

驚く

ベートーヴェンについて教え子に語る音楽教師
ベートーヴェンを敬愛する秘書シンドラー

どちらも山田裕貴氏が演じるのに仕掛けがあって、それが最後にわかる、
が、面白い。
バカリズム氏はいつも、状況を俯瞰的に分析しつつみているような脚本が多い気がするのだけど。
物語の世界に入り込めそうで、入り込めない感じが私は好きです。

配役も良かった。ベートーヴェンのふざけた感じ、これこそシンドラーからみたベートーヴェンであって真実の有無というより、シンドラーの主観が反映された演出のようにも思えた
誰かと一緒に観て、観賞後にアレコレと語りあうと楽しい映画だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
ちびくろ

3.5ベートーヴェンを知らなくても楽しめる

2025年9月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

動きがあまりないなかでの、心の動き。
バカリズム得意の独り言の展開が軽妙。
ベートーヴェンをこんな角度から知って、
エンディングでの清塚さんのピアノがより素晴しくきこえた。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
meromero

3.5コミカルな味付けだけど至って真面目です

2025年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ベートーヴェンを詳しく知りませんが、だいぶ前にテレビで観た映画(タイトル覚えてません)では、晩年の彼の弟との確執や甥への執着の話で、気難しく嫉妬深い人物のように描かれていたと記憶しています。

本作ですが、日本の中学校のある日の放課後、一人の生徒が音楽室で先生からベートーヴェンの話を聞くことになります。
知ってるか?「運命」のジャジャジャジャーンは、運命が扉を叩く音なんだよ…

ベートーヴェンの神聖なイメージは、熱烈な崇拝者である秘書のシンドラー(山田裕貴)によって作り上げられたものである、という後の研究報告書がベースです。
古田新太さんが、下品で小汚いオッサンとしてベートーヴェンを演じましたが、初対面こそ上着にゴミくずがくっついてだらしない感じを出してましたが、後はそんなに汚い印象は無かったです。

意外だったのは、てっきり師弟の固い絆みたいな話かと思っていたのに、シンドラーの思いは一方通行で、ひたすら奉仕する彼をベートーヴェンは何とも思っていなかったことです。
偉大な天才を、自分の理想の人物としてプロデュースしたい欲望で突き進み、見事に成功した彼の笑顔が印象的でした。
でもシンドラーの眉毛はもっと貧相にした方が良かったと思います。

中学校の先生たちと当時の人物を一人二役で演じるところが「大河への道」と似ていますが、キャスティングは良かったです。

<おまけ>
私は普段クラシックを聴きませんが、数年前に関ジャムという番組でベートーヴェンを取り上げていて、「運命」のジャジャジャジャーンは休符から始まる、つまりンジャジャジャジャーンなのだと知りました。途中の部分を聴くと確かにそうでした。(高校で音楽を選んだ人には常識かもしれません)
休符から始まる(拍の裏から始まる)曲はリズミカルな効果があります。”lemon”がそうですね。
これをベートーヴェンが編み出したのかどうかは忘れましたが、その他にも、現代音楽の基礎を作った天才なんですね。

コメントする 4件)
共感した! 14件)
ゆり。

5.0ベートーヴェンが悪く描かれてなくて安心しました

2025年9月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

ベートーヴェンピアノソナタのファンとしてはベートーヴェンが悪く描かれていたら嫌だなと思ってみていましたがそんなことはなく、ちょっとクセ強めで気難しいところはあるけど、お高く止まることもなく愛嬌のある気さくなおじさんとして描かれていて安心しました。
何が真実か、どこまで真実かは結局わかりませんが、ベートーヴェンという天才の人物伝と当時の時代背景のドキュメンタリーとしてはわりと楽しめます。ベートーヴェンの曲がたくさん出てきますが特に曲の解説などはないので知っている人だけがニヤけることができますが知らなくても楽しめます。
コメディタッチですがストーリー全体としてはわりと真面目な映画で、バカリズムっぽさを期待すると期待外れかもしれません。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
misa

3.0バカリイズム感じず…

2025年9月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

バカリズムの脚本感全くなかったが、事実と言うことが興味深い。最後の会話が全てを語ってました。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ムロン

3.5伝記モノとしては面白く見れる

2025年9月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

バカリズムだから絶対話題作と思ってたのに、旅行中見逃してる間にあっという間に1日1上映に。慌ててみにきたが、思ったよりしっかり伝記物、で確かに人は選ぶなと納得。

山田くん推しで楽しみにしてたのだが、この作品で表情の演技力を今まで以上に感じた。難しい心情の変化良く出てたと思うし、あの目力に狂信者の境地が見てとれた。でもあの特徴的な声と喋り方で山田くんはいつも山田くんだ。それがいい。

そして豪華キャストもまた。エンケンさんがエンケンさんのままドイツ人を演じてたのが妙にマッチして楽しかった。小手さんとか小澤さんとか野間口さんとか8番出口!の河内さんとかこれでもかというくらいに出てくるのが良い。古田新太は最早小汚いベートーベンにしか見えない。

前半結構笑えたのでもう少し後半も軽くてもよかったかなーというのと、シンドラーの話とはわかっているけどベートーベンの生前の物語もう少し長くてもいいのになー。いまいち、なぜそこまでして阻止しなければいけないのか感情移入はできなかった。女侍らせようが、ウェイターに食事ぶっかけようがさほどダメージはないような。。

ただ題材としては全く知らなかったし、むしろ実際?の出来事をこんなに楽しく見せてくれたことには感謝。あの厚みを見ると絶対読まないけど、実際の書籍にも興味をもった。せめて原作くらい見てみてもいいな。

ちなみに後日配信された時向けにメモとして、第九初演から2年後に呼び戻されるまでの一番大切な紆余曲折は寝てました、自殺未遂とかハテナだったので後で必ず見るように。。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
alvo

4.0利にならないことを暴く暇あったら天ぷらそば食べよ

2025年9月27日
Androidアプリから投稿

人は多面体なのだから見る角度により全く違うものに見える。ましてや見る方の人間が色眼鏡をかけていたり、視力が悪かったり、盲信していたり、執拗に観察していたりどんな見方をしているのかわかったもんじゃない。だから真実はひとつじゃない。
『羅生門』の映画『藪の中』の小説のように死人が語ることはできないのだから、真実は藪の中でいい。
利にならないことを暴いて真実を晒すのは野暮の極みだ。それもまた真実かどうかもわからない主観かもしれないのだから。
死んだヴェートーベンの気持ちなんて誰にもわからない。彼の残した崇拝するべき素晴らしい音楽だけが本人を物語ればよいのかもしれない。
ましてや歴史上の人物だったら?例えば織田信長捏造なら、本作のように関係者が亡くなるのを待って出版する必要もなくずっと前に亡くなった人物の捏造は容易い。大河ドラマでも映画でもコミックでも捏造しまくりだ。
それでは今を生きている有名人とその関係者だったら?永野芽郁捏造だって日々頭の中で勝手にやっている人もたくさんいるだろう。
その人に才能や輝きがあればそこだけを見ていればいいという人も少なくないだろう。
オール日本人キャストでヴェートーベンの時代の人物を演じるのは舞台ならまだしも実写映画では本来なら厳しい。ところが音楽室の教師と生徒の会話という二重構造になっているため、それを「アリ」な世界観とスイッチを入れてしまったらもうバカリズムの罠に喜んでかかりに行こう!
コメディ的な笑いではなく、面白さ。人というものの輪郭をデッサンするかのような興味深さがどんどん増していくことだろう。
特にラストシーンは山田裕貴の背後にヴェートーベン古田新太が見えるだけでなく、背後にバカリズムが見えた。山田裕貴のシンドラーの語るセリフはすべてバカリズムが語っているように感じた。
染谷将太のジャーナリストセイヤーの決断が、まあそういうことよな。正しいことを追求するのは実は視野が狭く、大きく物事を見ると正しくなかったりすることもあるんだなあ。
年末に脳裏をよぎる、♪天ぷらそば食べよう!だって大きな捏造だけど大目に見ようw
それが人類の平和かもね。ピース(*^^)v

コメントする (0件)
共感した! 8件)
momo

4.0楽しめた

2025年9月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

コメディ要素は少なく予想していたものと違っていたが楽しめた。むしろコメディ入れないで完全シリアスでよかったのではと感じた。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
しおん

4.0なかなか面白かった

2025年9月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

驚く

子供の頃からベートーヴェンの音楽が好きだったので、映画館で予告を観た時にこれは絶対に観たいと公開されるのを待っていました。
のだめカンタービレのようなコメディかな?と思いきや、前半にクスッと笑えるシーンがあるだけで、それ以降は真面目なストーリー展開、シンドラーの語りが大半を占めていたけど、だんだんミステリーになって退屈することなく面白く観れました。
日本人が演じることも特に違和感を感じることもありませんでした(のだめのミルヒーには笑ってしまいましたがw)
エンドロールの熱情も良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
大福

2.0基本的には淡々とした伝記的ストーリーなので、好みは分かれそうです!...

2025年9月26日
スマートフォンから投稿

笑える

楽しい

知的

基本的には淡々とした伝記的ストーリーなので、好みは分かれそうです!

セリフの端々にバカリズム節が満載でした!!

コメントする (0件)
共感した! 2件)
門倉カド(映画コーディネーター)

3.0絶妙に気持ち悪い演技がよい

2025年9月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

驚く

バカリズムさん脚本なのでコメディを期待してましたが、その要素が冒頭でしかあまり感じられなかったのはちょっと残念。
山田裕貴さん演じる秘書が、次第にベートーヴェンへ心酔していく過程が丁寧に描かれており、その様子は良い意味で不気味さを感じさせました。劇中でベートーヴェンが亡くなる場面もありますが、その死をきっかけに、秘書の中で「理想化されたベートーヴェン」と「実際に存在したベートーヴェン」が溶け合い、次第にその境界が曖昧になっていきます。やがてそれが彼にとっての“正史”となり、その像を否定する者や邪魔立てする者に対して敵意を剥き出しにする姿は、人間的でありながら深みのある描写でした。
結局のところ、人が誰かをどう受け取り、どのように印象を抱くかは千差万別であり、その人物が実際にどんな人であったかは、本人やごく近しい人にしかわからないのかもしれません。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
カカオ

4.5山田裕貴の狂愛演技が最高

2025年9月25日
スマートフォンから投稿

バカリズム脚本は映画の尺だとダレるんじゃ?と不安もあったけど、蓋を開けたらしっかりとストーリーがあって良かった
主演の山田裕貴の演技がとても良くて、序盤のベートーヴェンに対する厄介オタクっぽいのめちゃくちゃ可愛かったし、それでいて話が進むにつれてシリアスに闇堕ちしていく様子もゾクゾクした。
バカリズム脚本の良さもちゃんとあって、舞台は昔のヨーロッパなんだけど「いるよな、こういう人」みたいな「現代日本人あるある」が盛り込まれててめちゃくちゃ笑った
次から次へと出てくる豪華役者も笑った
正直めちゃくちゃ期待してた訳じゃなかったけど思ったよりだいぶ面白かった

コメントする (0件)
共感した! 7件)
パンケーキ

4.0古田新太さんヒロイン?

2025年9月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

山田裕貴さんやはりすごいな!
ドラマ「ホームルーム」のド変態ストーカー教師(公式が言ってる)似てますね。思わず検索。
あのドラマ自作自演とか捏造してるけど、愛があるから切なくて怖かった。この映画も通じます。愛が暴走。
てことはこのベートーヴェン、古田新太さん悲劇のヒロインのポジション?女性あまり出てこないし、古田新太さん悲劇のヒロインに見えなくもない。なんだかかわいかったし。
そんな気持ちで、この映画は観ると楽しいかも。捏造は現代の方が悪質なのは言わずもがな。
少しだけどミセスの方もいて嬉しかった。
綺麗なドレスの女の子とか見たかったかも。
音楽と清塚さんのピアノは美しい。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
桜

3.0想像に反し真面目な映画でした

2025年9月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

驚く

バカリズムさん脚本と聞いたので、あの軽妙なクスッとくる会話を期待して観ましたが残念ながら裏切られました。大真面目に作られた映画でしたが、盛り上がるのはベートーヴェン死後の伝記作りから。今のようなSNSによる爆発的な情報拡散のない時代の話ですから、バッシングも事実を知る人でないと不可。そうだったのかもと、虚実入り混じっての展開は今の時代にも当てはまると思います。
期待していたバカリズムさんらしい会話が無く、残念だったので、星一つ減の三ツ星までとしました。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
C.B.

4.5爽やかに気持ち悪い山田裕貴

2025年9月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

気持ち悪いのに爽やかな山田裕貴と画面に出ているだけで可笑しい古田新太のベートーヴェン、繰り出される気の利いた台詞の数々。
ビリー・ワイルダー、つかこうへい、そしてバカリズムかと思って楽しんでたら、後半真面目かっ!
後半、古田新太出てこなかったからなぁ。

お金なんかかけなくても(かかってるのかな)、見せ方次第で、日本人・日本語だけでも、あの時代のヨーロッパへ連れて行ってくれる。映画って面白い。

ぶつけられた卵が目に入っても、表情ひとつ変えずに演じ続ける山田裕貴の気持ち悪さ。気持ち悪いのに気持ち悪くない気持ち悪さ。この人、サイコパスだわ。

木の上の軍隊、そして今作。
爆弾が楽しみ。

コメントする 3件)
共感した! 12件)
大吉

2.5色眼鏡で見てしまったが故の評価

2025年9月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

本当にタイトルだけで見てればもう少し評価はよくつけられたと思う

バカリズムのファンという程ではないが、お笑いとしては非常に好ましく思ってる
そのバカリズムが監督をやってるのならあのじシュールな笑いをどう映画に吹き込むかという勝手な期待をしたが結果

思ったよりも淡々と話が進む
各々のキャラクターを非常によく表現してるし、へーほーなるほどね、といった求めてたものと違う反応が起こって期待の部分が萎んでいった

映画としては破綻してないし、最後のオチもこのタイプの話としては良いと思う

とはいえ、最初にかいた通りの理由で自分にはこの評価が妥当かなと思ってしまった

ある意味では変に色を出さない良さ、独りよがりで作品の根底を壊さなかったという点においては大人の作品だったのかなという感じ

コメントする (0件)
共感した! 1件)
みたむら