劇場公開日 2025年9月12日

ベートーヴェン捏造のレビュー・感想・評価

全221件中、81~100件目を表示

5.0客観的な歴史は無い。有るのは観察者が介入した解釈のみ。

2025年9月18日
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鑑賞方法:映画館

量子力学が、観察者の影響無しの客観性が無いと言う様に、歴史も同様。
実証主義史学とは、語彙矛盾、有りあえない。
誰かが、記録を読み、誰かが感じて、取捨選択し書いた。
関ケ原の戦い、明治維新、WW2、全部、本当であると同時に全部嘘。

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東條ひでき

4.5バカリズム

2025年9月18日
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悲しい

知的

難しい

ベートーヴェンの音楽は重くてキツイです。
ピアノだとシューベルトの方が好きですね。
オーケストラでヴァイオリンは第一ヴァイオリンしか無いが、ベートーヴェンは左右にヴァイオリンを設置して第一、第二を設置した。

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こえん

3.0クラッシック好きなら

2025年9月18日
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知的

難しい

ドキドキ

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テレビだいすき

3.0この映画は、黒田先生の残したいベートーヴェン&シンドラー像だったということなのだろう

2025年9月18日
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単純

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Dr.Hawk

3.5英雄をプロデュース

2025年9月18日
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わたしは広告屋なので、毎日のように企業や商品の美辞麗句をせっせと量産してきた身。企業や商品をあらゆる角度から観察し、関係者すべてにインタビューし、酸いも甘いも理解した上で、徹底的に惚れ込んで、良いことだけがより良く伝わるように。都合の悪いことは無かったことに。そんな毎日を送っているので「我こそが真実のベートーベンを知っている」と豪語するシンドラーのねじれた気持ちはよくわかります。

逆の立場で登場する真実を追求するジャーナリスト、セイヤーの熱意には、誰のための正義かわからんけど本当のことを伝えることが飯の種な文春味を感じたり。

つまりこれベートーベンの伝記を借りたメディア操作の内側の暴露話とも読めたりします。

にしてもキャストがありえん豪華だし、衣装にも小道具にもたっぷりお金かかってます。全部スタジオで撮るからロケモノとはお金の使い所が変わってくるのかもしれませんね。強いて言うなら全体に絵本的ファンタジーなのでLEDバックのウィーンの街並みは前半で挟んだイラストを使っても良かった気もしますが…。

とはいえたいした違和感もなく外国人を日本人が演じてることに日本映画の可能性を感じましたね。

嘘つきはコピーライターのはじまり。
嘘つきはプロデューサーの始まり。

小川で見かけたメダカの話をそのまま話すより、クジラを見た話に盛ってしまう方が楽しいと思ってしまうわたしには色々考えさせられる映画でした。

それではハバナイスムービー!

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きーろ

3.5偉人の私生活を詮索することは「利にならない」

2025年9月18日
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知的

斬新

 配役全員日本人で日本語で会話するということで、パロディかコメディを期待すると肩透かしを喰らいます。だからこそ低評価が散見されるのかもしれません。

 内容的にはNHKーBS辺りのドキュメンタリーに似ているかもしれませんが、「フィクションも散りばめられている」との断り書きもある通り、ドキュメンタリーとまでは言えないのでしょう。
 この手の偉人の裏話や私生活暴露系の書籍は昔から珍しいものではありませんが、せいぜいトリビア的な扱いに留まるものです。実際、偉人が残したものと較べたら「だからどうした」でしょう。仮に私生活がどんなにとんでもなく、ゲスであったとしても、なし得たことや残したものの偉大さは変わらないのですから。
 むしろ、どんなに今までの実績が大きくても、言動に問題があったとみなされると、全てが否定されてしまうような現在の方が恐ろしいかもしれません。

 しかも、残した作品も時代とともに変化するものです。実際、特に第九はじめとする管弦楽曲ですが、現在の私達がよく耳にするオーケストラのスタイルが確立されたのは19世紀末頃なので、ベートーヴェンが存命中に奏でられた管弦楽曲は小規模であっさりしたものだったと言えます。

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furu

4.5『シンドラーのリソウ』(笑)

2025年9月18日
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『ベートーヴェン捏造』観てきました。

よく、こんな発想の物語ができたナーと思ったら、ちゃんとノンフィクションの原作があったんですね……、納得。原作がまず、すごい。

そして、この原作を日本人キャストの映画に、よく創りあげたなぁ。さすが。

とても楽しめた。
劇伴で挿入されるクラッシック音楽も良かった。

(“イノッチ‘’や、遠藤憲一さん、坪倉さん、野間口さんなどなど……)音楽家に扮した俳優さん達が登場するたびに、“クスッ”と笑いがこぼれる連続だった。
‘’ギャグ路線の映画‘’かな、と、勝手に思っていたけれど…

「現実なんてどうだっていい。理想こそが真実だ!」と、シンドラーが叫ぶ。

話が進むにつれて、
「これって…、良質の“ミステリ”映画なんでしょ…!」と、思いを改めました。

『「真実」は人の数だけあるんです(「事実」はひとつ)』という(「ミステリと言う勿れ」の久能整君の言葉を思い出した。

“深い”映画でした。観てよかったです。

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night runner

3.5ベートヴェン

2025年9月18日
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Ruby

3.0お話は面白かったのだけど

2025年9月17日
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キャストも豪華、皆さんそれぞれ役の雰囲気にマッチしていてストーリーも面白いのだけど。なにか物足りない。独白に近い形で映画が進んでいくからかもしれない。バカリズム作品の面白さは、セリフの妙、会話の自然なリズムと絶妙な間と無意識のテンポが創り出す面白い空気感がポイント、とスクリーンを見ながらも考えた。独白の後ろでちょっと面白そうなやり取りがあるみたいだけど、あくまでシンドラーの説明がメインとされているので、面白さがなかなか広がらない。俳優同士の相乗効果で盛り上がる、のような感じが残念ながらない。まあ、シンドラーの思いや動機については本人ご説明するしかないのかもしれないが。ちょっと残念な感じがした。

染谷将太の怒り爆発の演技が凄かった。独白説明みたいなものがメインの進行にあって、このシーンだけ、互いに対峙する様子がしっかり描かれているので、感情の爆発が普通に引き立っていたように見えた。
普通にドラマと会話で紡いで行ったほうが面白かったのでは…と考えてしまった、ちょっと残念。

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まっちゃまる

3.5真実?そんなものはベートーヴェンの本質ではない

2025年9月17日
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笑える

楽しい

興奮

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てんぞー

3.5バカリさん好きならね

2025年9月17日
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笑える

楽しい

斬新

ベートーヴェンの秘書の話は本当にあった話。天才の伝記を皆んな書きたがって、裁判にまでなったんだろう。バカリさん好きなら楽しめる作品だと思います。ラジオで古田さんと山田さんが対談してましたが、背景は全てVFXみたいですね。でも海外で撮影するのと同じくらい予算がかかるって言ってました。

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アマッポ

3.0ギャグにしないほうがよかったのでは?

2025年9月17日
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バカリズムさんの脚本なので、笑いを求めて鑑賞しましたが、ほとんど笑いませんでした。

だからといって面白くないといっているわけではなく、考えさせられるところもあり、特に最後の音楽室でのやりとりは良かったです。

アマデウスのように、ベートーヴェンとシンドラーの対比や関係性をもっとじっくりと見せ、シンドラーによる捏造、そして懺悔という見せ方をしてくれたら、もっと引き込まれたろうに。

登場人物も半分に絞れたと思います。
よけいな人物はいらない。

劇伴はとっても合っていたと思いますし、いろいろもったいないと感じました。

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さくや

3.5脚色された偉人伝?

2025年9月17日
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驚く

原作未読。ノンフィクション作品をドラマ仕立てにして、分かり易く観せてくれた感じ。
オール日本人キャストですが、違和感ないのが凄い。
お笑いは思ったより控えめですが、「へ〜そ〜なんだ」の要素が多く、最後まで楽しめました。ただ、語りが多過ぎかなぁ。

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つもろう☆

3.5ベートーヴェンの偉業は決して色褪せない

2025年9月17日
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バカリズム脚本はどれも好き。
古田新太のベートーヴェンのキービジュアルがハマりすぎ。
と期待していた。序盤ベートーヴェンが死ねまでは、クスッと笑える所が多々あり、ちゃんと面白かった。
しかし中盤の中弛みがエグい。心の声ばかりで展開もそんなになく、退屈した。
バカリズムなので、コメディかと思いきや、そうでもない。
ただラストは良かった。変に主題歌をつけずにクラシック一本にしたのも良かった。

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ちくわ

5.0バカリズム脚本ということで期待すると少し違うかも。

Mさん
2025年9月17日
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古田さんも抑制の効いた演技で、予告から予想していた映画とはまるっきり違っていた。冒頭からベートーベンの曲が流れ続け、大音量で彼の曲(の一部)を聞きに行くつもりで行けば大満足かも。
途中、バカリズムさん、よく調べたなあ、と感心しながら見ていた。が・・・。でも、とても「利に叶った」映画だった。

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M

4.0音楽の伝道師のような中学の音楽教師に語らせるメタ構造が絶妙 ベートーヴェンの残した音楽へのリスペクトも忘れておらず なかなかの良作

2025年9月17日
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「ベートーヴェン」「捏造」という二つの単語を聞いて思い出したのは10年ちょっと前のある事件です。NHKのある番組で、耳が聞こえぬ作曲家、日本のベートーヴェンの奇跡の旋律、みたいな紹介をされた作曲家がいました。けっこうな反響を呼び、私もタワーレコードに彼のCDを試聴しに行ったぐらいです(でも、これだったら、ホンモノのベートーヴェンのほうがはるかにいいよな、といったレベルではありましたが)。で、その後、実は彼にはゴーストライターの作曲家がおり、多少の障がいはあるものの耳が聞こえないのも嘘だったことも判明して、彼の名声は一気に地に堕ちたわけです。これこそ、正真正銘の捏造です。

さて、この作品の原作「ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく」は未読ですが、作者の かげはら史帆さんがラジオ番組の特集でアントン•シンドラーについて語っているのを聴いたことがあります。ベートーヴェンに関する最新の研究で、シンドラーがこの大作曲家のイメージ作りに大きく貢献していることが分かってきた、ということでした。交響曲の出だしの🎵ジャジャジャジャーンの意味を尋ねられたベートーヴェンが「運命はこのようにして扉をたたくのだ」と答えたという逸話はシンドラーの捏造とのことです。でも、これってけっこう見事なキャッチコピーじゃないですか。この「捏造」によって、ルートヴィヒ•ヴァン•ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調 作品67は “交響曲「運命」” になったわけですから。英雄とかカリスマとか言われている人の人生にはこういった捏造エピソードがいろいろあると思います。まあでも、シンドラーさんの場合は、貴重な歴史的資料を改竄してまで計画的に捏造を実行した確信犯で、しかも本人に頼まれたわけでもなく個人的に熱狂的に崇拝してたからそうした、ということなので、後世の研究者からしてみれば興味津々のお話で、200年以上たってから、遠い東洋の異国で映画のネタにされるのもむべなるかな、といったところでしょうか。

さて、この作品はそのタイトルやポスター•ビジュアルからすると、え? といった感じで、ある中学校の教室風景からスタートします。で、生徒のうちのひとりの男の子が忘れ物に気がついて行った音楽室で音楽教師(山田裕貴)に呼び止められ、ベートーヴェン談義が始まります。そこから、200年ほど前のベートーヴェンの時代に入って、その音楽教師がベートーヴェンの秘書だったアントン•シンドラー、中学の校長先生(古田新太)がベートーヴェンに扮し、その他のキャストを中学の先生たちが演じるという設定にしてあって、なるほどこれなら200年ほど前の西洋人を日本人が演じてもよいかなと妙に納得してしまいました。クセ強めのキャストが出てきて19世紀の西洋人を大マジメに演じるのはなかなかの見ものでもあります。

この作品で脚本を担当したバカリズムに関してですが、TVドラマの『ブラッシュアップライフ』や『ホットスポット』を観て、その達者ぶりに感服することしきりだったのですが、この映画でも、さすがだと思いました。なんか、TV、映画というメディアのそれぞれの特性を理解した上でアプローチの仕方を使いわけてるのかなとも感じ、あらためて才能のある人だなと感じ入った次第です。

私は高校生の頃にロマン•ロランの「ベートーヴェンの生涯」を読みましたし、「不滅の恋人」とか呼ばれている ベートーヴェンの宛先不明のラヴレターにていての本も読んだこともあります。もしや、と思ってwiki の「不滅の恋人」の頁でチェックしてみたのですが、くだんの「明らかに送られなかった手紙」は彼の死後、持ち物の中から発見され、アントン•シンドラーが手元に置いていた…とのことで、ここでアントン•シンドラーの名前を見つけてドキリとしました。でも、この手紙はベートーヴェン本人の直筆だと思われているようで、今では宛先の女性もほぼ特定されているとのことです。シンドラーさん、捏造ばかりではなく、後世のベートーヴェン研究に貢献もされてるんですね。

まあシンドラーさんだけでなく、上に挙げたロマン•ロランさんなんかもベートーヴェンのイメージ作りには貢献しているわけで、日本人でこういった例はないかと考えていたら、坂本龍馬のことが頭に浮かびました。幕末を語る上で欠かせない人物なのですが、歴史の教科書にはほぼ登場しません。薩長同盟は龍馬がいなくても成立してたのではないかとも言われてますし、彼が起草したとされる「船中八策」も明治以降に彼の伝記を作るために創作されたとする説が有力だとのことです。でも、彼には、まずは彼についての小説を書き、彼がいかに魅力的な人物かを伝えてくれた作家の司馬遼太郎という、言わば名プロデューサーの存在があり、その後には、NHKの大河ドラマを始めとする数々のドラマがあって、歴史上、特に有名な人物になっていったわけです。ましてや音楽史に燦然と輝く業績を残した大作曲家の場合をや……

ベートーヴェンの場合は、この映画を観た後もサントラを聴いてみたりすると、やはりさすがだなと映画の余韻に浸れます。残したものが偉大過ぎてまあシンドラーの気持ちもわからんわけでもない、本人がたとえ手がにゅるっとした小汚いおやじでもその音楽を聴けば、ははーっ、参りました、となるもんな、といったところでしょうか。

ということで、この映画は、ベートーヴェンの音楽へのリスペクトは忘れてないと思うし、歴史研究の面白さも見せてくれる良作だと思います。

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Freddie3v

4.0昔はシントラーだったが

2025年9月17日
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知的

斬新

 ヨーロッパを舞台にした欧米人しか出ない映画。これを日本人ばかりで演じたのは画期的で面白かった。
 これを普通に白人俳優でやったらどうだったろう?たぶん、ありきたりな、退屈な、理屈っぽい伝記映画になったと思う。
 何が真実で、なにが虚か?ラストの問い掛けも、全俳優日本人という「虚」の描き方をすることで印象深い作品になった。
 欲を言えば、シューベルトとか、ワーグナーとか、現物に似た人でやってほしかった。

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H・H

4.0割り切ったわかりやすさ

2025年9月17日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

驚く

セットや衣装や会話のリアリティは投げ捨てて、わかりやすさに割り振ったのは個人的には良かったと思います。
「ふざけすぎてる」逆に「笑えない」という感想を抱いた人には、そういう映画じゃないんだよと言いたいですが、じゃあどういう映画と説明すればいいのかと考えると悩みどころですね。ゆる裏伝記?

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二茂

3.0シンドラー良いキャラです

2025年9月17日
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楽しい

予告を見てベートーヴェンがワガママ放題かと思っていたが意外にクール。どちらかといえばシンドラーの狂い方が良いですね。映画キャラの狂い具合はバカ映画好きにはたまりません。贅沢を言えばもう少しドタバタがあっても良かったかな。

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ショカタロウ

3.5あっ!おっさん!

2025年9月17日
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バカリズム脚本ドラマが好き

映画だとどーだろー。

笑いの要素は思っていたよりも控えめ。
面白いエピソードがあればその分興味も湧くし、印象も強くなる
逸話はホントかウソか分からないよね

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M U
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