「生徒の言葉が的確!」ベートーヴェン捏造 くろくるりんさんの映画レビュー(感想・評価)
生徒の言葉が的確!
山田裕貴さんが出演されるとのことで鑑賞しました!
耳が聞こえないという難病に打ち克ち、歴史に刻まれる数多くの名曲を遺した、聖なる孤高の天才・ベートーヴェン。
しかし、実際の彼は――下品で小汚いおじさんだった...!?
世の中に伝わる崇高なイメージを“捏造”したのは、彼の忠実なる秘書・シンドラー。
彼の死後、見事“下品で小汚いおじさん”から“聖なる天才音楽家”に仕立て上げていく。
しかし、そんなシンドラーの姿は周囲に波紋を呼び、「我こそが真実のベートーヴェンを知っている」、という男たちの熾烈な情報戦が勃発!
さらにはシンドラーの嘘に気づき始めた若きジャーナリスト・セイヤーも現れ、真実を追求しようとする。
シンドラーはどうやって真実を嘘で塗り替えたのか? 果たしてその嘘はバレるのかバレないのか―― ?
というのがあらすじ!
現代の日本から話がはじまり教師が生徒にベートーヴェンの物語について語り出します
ベートーヴェンについては正直に言うとあんまり知らないです…笑
耳が聞こえなかったぐらいしか…笑
シンドラーははじめはベートーヴェンが好きだっただけですが秘書になったことでどんどん重たい愛に変わっていくのが面白い!
最初のベートーヴェンを見た第一印象が笑えました!
下品で小汚いおじさんは容赦なかった😂
そしてパパゲーノと言われはじめたのは面白かった笑
でもそれを全然悪口と捉えてない…
感覚が少し?ズレてる笑
ずっと秘書をしてるのかと思ったら途中で一回辞めてたのが意外😳
カールの自殺未遂で戻ってきてそこから亡くなるまでまた秘書をしていたなんて知らなかったです
その後ホルツが伝記を出すと聞きます
実際の姿が書かれてしまうと偉大なベートーヴェンが崩れてしまう…
そこで一線を超えることを決意し会話帳を改竄して都合のいいベートーヴェンを創り上げて伝記を完成させました
ここまでするのは正直すごい笑
しかも新聞でホルツと戦うし…笑
周りの人たちがみんな亡くなりセイヤーが再びやって来て語り合うところで終わりかと思ったらそこからまたセイヤー視点!
知ってたのかと思ったら生徒の捏造を知らなかったのでは?という生徒の問い…
ここでこれは先生から語られた物語なのかと思いました!
その後の先生みたいな人が過去を歴史を捏造してきたんでしょうねと言った生徒の言葉が的確すぎた!笑
最後の顛末は先生の捏造かもしれないという可能性があるのは考えさせられた…
人から語られるのもそうですしいろいろ信じてはいけないですね〜
今は特にいろんな情報が多すぎるし…
人は自分の理想や信じたい方を信じるし面白い方にいってしまう
物語を信じるのかどうかは気をつけないといけないですね
やっぱりバカリズムさんの脚本は面白い!
会話が絶妙で思わず笑ってしまいますね
海外の人を日本人が演じてるし変なカツラとか被らずにそのままで演じてるので内容が入ってきやすいし観やすかったです!
あとイノッチが出てたのは驚き!!
サプライズ出演だったのかな!?
面白い映画をありがとうございました😊
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