「捏造=作者の想い」ベートーヴェン捏造 翔さんの映画レビュー(感想・評価)
捏造=作者の想い
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全体を通して、もっと殺伐とするような話をちょうど良く見やすい作品にしているところが、さすがバカリズム脚本という感じだった。
前半はベートーヴェンとシンドラーの関係をイジリも入れながら語っており、どう捏造していくのか楽しみにしていた。
後半からは各々がベートーヴェンについての書籍を書く中で、元々はベートーヴェンの狂信的な信者だったシンドラーが少しでもベートーヴェンを偉大な人物として描きたい理由が前半があったからこそより際立っていた!
色々な人の伝記があって、そこに書かれていることは全てが事実とは限らないとは大人になると分かってくるが、この作品を通して結局は誰かの目を通して書かれているということは、その人の考えが入ってしまうことがあることを、伝えたかったのではと自分自身も"勝手に"想像してしまった。(先生が最後に面白い方に話を予想していたように)
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