「「信頼出来ない語り手」の映画を続けて観てしまいました。」ベートーヴェン捏造 まーぱさんの映画レビュー(感想・評価)
「信頼出来ない語り手」の映画を続けて観てしまいました。
映画の中の世界は現実世界とは別の世界で虚構。映画のリアリティとは現実に見えるかではなくて、映画の中で表された世界感のなかで一貫性があって自然に感じられること。極論を言えばドキュメンタリー以外はみんなマルチバース映画と言える。
劇中、日本人音楽教師が語る19世紀ヨーロッパの出来事が描かれていて、日本人俳優がヨーロッパ人を演じている。目の前の虚構世界に入り込めるか観客が試される。
コメディ色が思ってたより低くて、テーマはシリアス。新解釈シリーズっぽいのかなと思って観たら、歴史ミステリーでした。そして「信頼のおけない語り手」の話にまで。そこは原作小説の色なのだろうと想像。
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