「ファンであることが誇りに」JO1 THE MOVIE 「未完成」 Bon Voyage ikukoさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ファンであることが誇りに

2025年7月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

余計な演出や過剰な表現はひとつも出てきません
それでも自分たちの夢や願いにひたすらまっすぐにひたむきに
頑張る若者を見て感動をしない人はいないと思います。
デビューから彼らを見てきたからいろんな場面で自分の体験としても
重なりますが途中からファンの人も

ファンじゃなくて家族や友人と見た人も
壮大な夢を掲げながらも自分たちを俯瞰でとらえ
過小評価も過大評価もせずに仲間を信じ自分を信じグループに誇りをもって
現実的に建設的に歩みを進めている彼らをみたら
自分も何かに頑張りたいと思えると思います。

さらに過剰な演出は表現はないと言っても
時折差し込まれている何曲かのライブ映像は圧巻です
これを3時間みれる彼らのライブは是非見て頂きたいと思いますが
この数曲だけでも彼らのすごさがわかるものだと思います。

前作の未完成GototheTopではコロナ禍を乗り越えてきた
その道のりで専用の練習室ができたり初めての有観客のライブができたりが
描かれておりましたが、振り返ればスタートをやっときれたところまで
同時期の他のグループにもおそらく当てはまるものでした。
もちろんそれでもひたむきに耐え抜いた彼らが
待ちわびたファンとの間に今につながる絆を作り上げた感動作でしたが
今回の未完成VBonVoyageでは彼ら独自の
GototheTopとはグローバルボーイズグループとは彼らの強みとは
11人でいることの大切さなどに焦点をあてて描かれていました。
意見を言い合うところ言われたままでなく自分たちでステージをつくりあげるところ
モチベーションをあげるところ頑張った自分を認め足りないところを認め
グループの中での自分の役割やグループのためにできることをさらに強くしていこうとする姿が見れました。

5年前の映像や3年前の前作と比べても大人になったなと思いますが、
いつの間にか一般人があかぬけて芸能人になった、とかの話ではなく
生きざま考え方が彼らを成長させたのだと感じるものでした。

エンターテイナーとしての矜持をしっかりと持ち
自分たちをブランディングする力を持っていました。
でもそこには常に周りに感謝し謙虚さを忘れず仲間と助け合うという
人として大事な部分をごく当たり前に大切にしている彼らがいました。

そんな人として等身大でありながら夢に向かってまだまだ足りないと
貪欲につきすすむ姿にファンとして応援してきたことを誇りに思いました。

ikuko
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