劇場公開日 2025年6月13日

タンデム・ロードのレビュー・感想・評価

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5.0バイクで世界一周を目指したナメさんとアユミさんの視点で 描かれたド...

2025年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

バイクで世界一周を目指したナメさんとアユミさんの視点で
描かれたドキュメンタリーでした。

海外でのバイク旅、観る者にとって冒険心をくすぐられたり、
あまりの過酷さに不安にさせられり、
自分も一緒に旅をしているかのような体験ができました。

その土地に行かないと観る事のできない景色が映像におさめられており、
その映像がとても印象的でした。

そして、戦争や原発についても触れられていて
とても考えさせられました。

お二人がこの旅によって何を経験し、
旅をすることによって何を得たのか
是非、劇場で観ていただきたいです。

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zuka7

5.0苦手、不器用を払拭できる背中押しドキュメンタリー

2025年6月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

バイクでの世界一周って何が起こるのかなという興味から拝見させていただきました。
年配の方はご存じの電波少年的なハプニングや、人の優しさなど、2時間全編に渡り期待以上の疑似体験をさせていただくことができました。

しかし、鑑賞後に一番印象に残ったのは、ストレスを抱えやすいアユミさんの心の成長でした。
弱いところを包み隠さず、アユミさんの生の葛藤やチャレンジを拝見することができ、何度か涙が出ました。
私の周りにも、過去の経験や環境により自信を持てず将来の見通せないことに悩んでいる方がいます。
その方が次に踏み出せるよう、是非見てもらおうと思いました。

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元北京住人

5.0こんなリアルな映画は無い

2025年6月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

驚く

ドキドキ

今の時代、興行収入やスポンサーなど、映画も大人の忖度が多くなりつまらないが、タンデムロードにはそんな事は全く感じない映画です!
同じ星、同じ時代に生きてる人々との出会いの素晴らしさ!
これからを生きる無限の可能性しか無い日本人よ!
語学が出来なくでも、世界をこうやって周れるんだよ!飛び出して行こう!
ネガティブな話題しか無い日本から、同じ地球で自分の心臓が動いて居る素晴らしさや、本当に大切な事は何かを再確認させてくれるドキュメンタリー映画でした!
バイク乗り意外にも、自分の可能性を試したい、世界を広げたい、今の自分に物足りない人達に見て欲しい、令和版スタンドバイミーの様な映画です!

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yz125

5.0日本人カップル、アドベンチャーバイク1台で世界一周を目指した模様を...

2025年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

驚く

ドキドキ

日本人カップル、アドベンチャーバイク1台で世界一周を目指した模様を、自ら映像に収めた記録。
427日間、走行距離6万kmだとか。

日本の国内なら何とかなるとは思うのですが。
バイクに積めるものだけで、日本を飛び出して、道だか砂漠だか分からないような、果てしない旅路を続けられた模様。
お二人とも、日本語以外はからっきし。

感心したことは、
事前の不安と裏腹に、いざ旅立ったら、
出会った人とやり取りして、お二人それぞれの長所を生かして、欠点もさらして、なんだかんだ頑張っていたところ。

日本語しか喋れなくても、イラスト(女性側の特技)や、赤べこ(女性側の郷里の)で、意気投合できたり。
バイク仲間(男性側)は世界中で横のつながりがあったりも。故障メンテも自己解決したり。

また、移動中の模様を、動画で記録し続けていたことに拍手です。
記憶や思い出は、心の中で咲いたり枯れたりして、原形をとどめませんが、
残した映像は、当時のそのままですし。
実際の渡航は10年以上前だったとのこと。

いま2025年、もう運航が無くなった航路(稚内-サハリン) とか、
争いごとで、気軽に行き来できない国境もあるなど、切なさを感じます。
街の庶民レベルでは、どこでも大抵の人は、笑顔で親切なのですね。

また、一人旅だと、なんでも自らで決めて、行動して、責任を取りますが。
連れがいると、支えあい、なすりあい、どっちもありますよね。
感じ方次第で、諸刃の剣なのかもしれません。
時には単独行動したくなること、共感します。

わが家は海外旅行はよく夫婦2人で行きがちで、でも公共交通のみです。
憧れるところ(すっごい日数と距離)と、
耳が痛いところ(なすりあい 食い違い 等)と、
両方を強く感じてきました。

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woodstock

4.5バイクで旅する2人の物語

2025年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

バイクに乗って世界を旅した2人のドキュメンタリー。
世界一周のドキュメンタリーでもあり、狭い世界にいた人と付き合うことが苦手な女の子が旅を通じて成長する物語でもあった。
人間らしい感情、様々なトラブル、そして広い世界とそこで生活する人たちとの出会い、美しい景色と厳しい自然。約2時間の映画ですがとても濃い内容でした。

きっと映っていないところでも想像もできないような過酷なこともあったのだろうなと亜由美さんの感情が爆発するシーンで心臓がぎゅっとなり、たくさんの出会いで触れる人の優しさに気が付いたら涙を流しながら見ていました。
今ではもう見れなくなった景色もたくさん映っているのだろうと思います。

冒頭や間に挟むかわいいアニメーションとその時しか見ることのできないであろう臨場感あふれるリアルな映像で、バイクには触れてこなかった私でも楽しめた作品でした。自分の目で世界の景色を見てみたくなる映画です。
旅が好きな人、なにかに悩んでる人、行き詰まってる人にぜひ見てもらいたいです。

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ハラミ

4.5また旅に出たくなる作品

2025年6月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

この2人が誰かも知らず、公開直前にネットニュースで本作を知って見に行った。
大昔、海外ツーリングをしたのを思い出した。
たとえトラブル続きでも、過酷でも、ひたすら真っ直ぐ、単調な景色でも、それが恋しくなる。
でも2人旅は無理。
今でも、彼らのように、世界一周ツーリングするのを夢見てる。

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みっく

5.0ライダーで良かったと思える映画

2025年6月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

6万キロの二人の旅の記録。
冒頭のふたりのタンデムの影のシーンで既に目頭が熱くなってしまいました。あらゆる事を乗り越えて今があるんだなと。
ライダーはバイクに乗ってて良かった。と心から思える、ライダーでは無い人はバイクって。。ときっと興味をもってもらえると思います。
劇場に足をお運びくださいませ。旅に出たくなります。

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ハヤシカオリ

4.0行動力とトラブルを何とかする力が素晴らしい

2025年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

ドキドキ

バイクで世界一周を目指す日本人男女の旅を記録したドキュメンタリー。多くの映画に助監督として関わってきた滑川将人(ナメさん)とパートナーの長谷川亜由美(アユミ)が、2013年6月福島を出発し、BMWのGSで世界一周を目指し、稚内からサハリンへ渡り、ロシア・モンゴル・北欧・ヨーロッパ・南米と、30ヵ国・427日間・走行距離約6万キロにおよぶ道程を自ら撮影し、アニメを交えて映画として完成させた。
入国トラブル、バイクの故障、大ゲンカ、別行動、各国の社会情勢への対応、資金難、など数々の困難に見舞われ、あまりの過酷さに旅に出たことを後悔するアユミだったが、道中で出会った人々との交流や想像を超える絶景、命を預けあうナメさんとの絆が、人と関わることが苦手な彼女の心を成長させていった、という話。

昔はナナハンライダーで、バイクで北海道を始め全国旅していた経験から、凄く興味を持って鑑賞した。
ロシアがウクライナ侵攻前だろうな、安倍首相のテレビとか映ってたから最近じゃないな、と思ってたら2013年から14年にかけての話だった。今はロシア横断とか難しいんだろうけど。
BMWを選んだのがメンテ保証が大きな理由みたいだが、ホンダとかヤマハの日本車じゃ故障した時にメンテが難しいのかな?
あと、やはり道がなくて川を渡らないと行けない所があり、オフロードバイクで最低地上高が高くマフラーも高い位置じゃないといけないのだろう。
やってみたい気は有るけど、やはり勇気がないなぁ。
日本を軽バンの車中泊仕様で回るのが精一杯かも。
とにかく、英語さえ殆ど話せない状態で出発した行動力とトラブルが起きた時の何とかする力が素晴らしい。当初の目的地のアラスカまでは行けなかったが、ボリビアまででもよくやったなぁ、と思った。
あの2人その後結婚されたみたいですね。良かった。

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りあの

4.0人生に悩んでいる方は見たほうがいい

2025年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

癒される

よくあるバイクで世界旅!みたいな映画だと思っていました。
実は、他人や自然との交流を通じて成長していく女性の物語です。
バイクで旅すると、珍しいので、同じような考えを持った人たちがたくさん周囲に集まってきます。
旅先の人たちとの交流を通じて自分を見つめなおし、新たな生き方を見つけていく。
日本の狭い世界にとどまらず、海外を冒険し、成長していく。
その行動力に驚嘆するとともに、自分も若いころにたくさん旅をしておけばよかったと後悔してしまいます。
そして、企画も撮影も監督も編集もやっているナメさん、素晴らしいですね。

人生に悩んで息苦しさを感じている方は、ぜひ見たほうがいいと思います。

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ぜちかみ