「黒人のブルースとは酒と煙草と女と吸血鬼?」罪人たち マ王さんの映画レビュー(感想・評価)
黒人のブルースとは酒と煙草と女と吸血鬼?
本作はマ王の住処である和歌山では公開されなかった😑
映画館で一度だけ予告編が流れた記憶があったが、そこの映画館での公開は無かった🌀
別に今更、和歌山の映画公開事情に文句を吐くつもりはない😐
こうしてU-NEXTで鑑賞出来る時代になったので少しの我慢が出来れば殆どの映画を観る事が可能だ😁
でもマ王、本作に関しては映画館で観たかったのね😫
アメリカで話題になってたのを知ってたもんで尚更だった😬
だからどれだけ身体が疲労困憊だろうと夜中に鑑賞に至る行為を、誰が咎める事が出来ようか‼️←ワガママで我慢が出来ないマ王
舞台は禁酒法の末期のミシシッピ州の田舎町✨
ジム・クロウ法によって差別意識が色濃く残る中、双子の青年がマフィアから奪った酒で酒場を開いた当日の話だ😶
コレはネタバレとかでは無く鑑賞に向けての基礎知識として覚えておいてほしいのよ✋
禁酒法やジム・クロウ法、双子の青年の立ち振る舞いや車、恋愛関係やブルースみたいな細かいディテールが本作には散りばめられている😳
マ王は映画の内容をザックリとしか知らなかったので、この部分を鑑賞しながら「あぁ、和歌山じゃコノ映画は理解出来んわ」と感じたのね🤣
そもそも和歌山県に限らず、田舎という存在は少なからずの差別意識が残っている。
ソレを助長する本作の内容では無いが、田舎の爺さん婆さんが本作の細部に組み込まれた要素に気付くとはとても思えない。
アメリカでは多くの国民がアメリカ史を勉強してると思われるので(意外とアメリカ史は知らないとも聞いたが)その土壌が無いと単純な吸血鬼映画にしかならないのよ。
黒人に対するジム・クロウ法による差別や労働環境。
禁酒法の裏で蔓延るマフィア。
そこに流れるブルース。
少なくとも鑑賞する前に、この辺りを押さえておかないと『罪人たち』は駄作へと忽ち転落する。
当然、和歌山では誰も観に来ない映画になるわな😑
マ王でも鑑賞しながらGoogleを頼りにしたくらいなので、ナメてかかると普通の吸血鬼映画としての感想しか残らない🌀
アメリカ史に詳しい方には刺さる映画だと思われるが、そうでない方はちょいと勉強してからの鑑賞を勧めます✌️
まぁアメリカで高評価だったのは何となく理解出来ましたねぃ(映画『インディペンデンス・デイ』と一緒)
ん?奇しくも邦画の『国宝』が同じ臭いのする映画じゃないのか?
映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
黒人社会の勉強必須度★★★★★
日本じゃウケにくい吸血鬼映画度★★☆☆☆