「笑う警官」アルケミスト 梨剥く侍さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0笑う警官

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

一言で言えばサイコパスの話だが、そこに甘々のラブ・ストーリーがからまってくる。主人公の医者にも過去に相当なトラウマがありつつ、武術まで身につけているとなって、インド映画的にてんこ盛りだ。主役の俳優の声はフランク永井さながらの低音で、かなり特徴的。あと、BGMが過剰だ。
タイトルの“錬金術師”とは誰のことを指しているのだろうか。もともとの原題はインドの女神の名前で、日本で言うところの弁天様らしい。そちらもよくわからない。スーリヤのことなのか(超絶美人ではあるが)。
ほかのインド映画同様、この作品にもインドの女性差別の暗部が垣間見られる。ダウリーなどの実態はジャミラ・ヴァルギーズの「焼かれる花嫁」などで告発されている。
男女の腕の刺青の意味がよくわからなかった。

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梨剥く侍