キツネのフォスとうさぎのハース 森を救えのレビュー・感想・評価
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ビーバーの権力支配と森の仲間の対応
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ビーバーが突然ダムをつくることにより、森に住む他の動物たちの家が浸水で脅かされ、ビーバーのつくった楽園を訪問した動物たちのうち、きつねのフォスだけがしばらく残ったけれど、やはり帰ろうとして、戻ってきた仲間と一緒にビーバーに囚われ、脱走しようとして庇い合い、ビーバーの改心を得ることになる。
フォスは飽きっぽい。ハースは最初から、残るなら残っても良かったのではないか。昼に飛び回る梟、淡水で泳ぎ回る人魚、もぐらのように地中を掘り進む猪と、おかしな動物たちばかり。別の映像作品で、やはりビーバーのダム建設をあつかった作品を観た覚えがあるが、それほど深刻な内容ではなかったように思う。本作では、知恵と権力をもち合わせた大きな存在として登場している。私の身近な権力者も、同じように改心してくれることを期待したいものである。
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