劇場公開日 2025年6月13日

「ヴァーニャを助けただけなのに」アメリカッチ コウノトリと幸せな食卓 コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ヴァーニャを助けただけなのに

2025年7月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

お互いカタコトな上に、ちょっとした発音の違いで全く意味が変わってくるからややこしい。

過酷であるはずの状況をユーモアを交えて描くというストーリーは、なんとなく『ライフ・イズ・ビューティフル』や『ジョジョ・ラビット』を彷彿とさせる。
戦後だからユダヤ人の迫害のような事は起こらないとはいえ、理不尽じゃないか。
ずっと、あの時ヴァーニャを助けてなければ...というのが心の片隅に残る。

しかしチャーリーの前向きで気丈なキャラクターと、ティグランへの想いが届かない「志村うしろうしろー」的なもどかしさが微笑ましく思えるのが救い。
と同時に、ドミトリーをぶん殴ってやりたいもどかしさもあり。

終盤のチャーリーの、なんとも言えない寂しげな表情がすごく印象的。
なんか幸せになってほしい。

コビトカバ
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